2014年3月11日火曜日

STAP細胞論文の騒動について

 今日は311ですが妙な空気に飲まれたくないのでマイペースに記事を書くことにします。ちなみに三年前の311の日に自分は杭州におり、バカみたいな働かせ方させられた会社を辞める日だったのでちょっとテンション上がってました。もっともその日の終業後、夕方に家を引き払ってそのまま上海に予約していたホテルへと移動したので結構慌ただしかったです。次の日には宝山路へ中古ノートPCも買いにいったし。なおその時買った東芝製ノートPCは友人にプライスレスであげましたが、その友人は従弟にプライスレスでまたあげたそうです。

 話は本題に入りますが、今まで敢えて無視してきましたが万能細胞の一種であるSTAP細胞の論文に関する騒動が山場を迎えつつああります。論文の内容や使用されている画像、文章に関してこれまでにも数多くの指摘が挙がってきましたが、先週くらいから研究の核心部を示す、STAP細胞から作られた細胞の写真も以前に使われた写真が流用されているのではと報じられ始め、共同執筆者からも一旦論文を撤回するべきだなどという声まで上がってる状態です。
 先ほど私もその問題となっている核心部の写真をテレビニュースで見ましたが、筆頭執筆者の小保方氏が三年前に提出した博士号論文に、骨髄から採取したものとして使用していた写真と似ているどころか全く同じで、正直な感想を述べると流用したとしか思えない写真でした。これまでも一部の写真が説明している内容の写真と異なっていると指摘された際には取り違えの事実を認めた上で単純なミスだったなどと執筆者側は主張していましたが、この核心部の写真に関しては、こういう研究の世界のルールについて知らないまでもあくまで素人としての考えですが、もはや取り違えなんてレベルでは済まないように思えるだけに現段階で私はこの研究に真実性を感じることが出来ません。

 そもそも、この論文問題では当初から小保方氏、及び小保方氏が所属する理研の態度に一種の奇妙さが見えていました。その奇妙さというのも論文の不備に対する指摘にほぼ全くと言っていいほど反応がなく、むしろ共同執筆者のいるハーバード大学がこうした指摘に対して反論をする始末で、一体何故本来メインであるはずの小保方氏と理研が黙ったままなのか不思議を通り越してきな臭さを感じるほどでした。
 そして昨日、山梨大学にいる共同執筆者が論文の一時撤回を口にしてようやくというか理研も会見を行い、プレスリリースでは検証を進めるが「論文撤回も視野に入れている」という文言がはっきり加えられています。皮肉な言い方をしますが、この状況から逆転ホームランはなかなか難しいように思えるし、さらに皮肉を続けると何故理研が一ヶ月間もこの問題にだんまりを決め込んでいたのかというと、案外結論は早くに分かっていてどう着地させるかという対応をこれまで練っていたんじゃないのと勘ぐっております。どっちにしろ、まだ小保方氏本人が表に出てこないというのも切り札として持ってるつもりなのか、あまり悠長なこと言ってる場合じゃないと思うのですがね。

 厳しい言葉を続けますが、仮にこの論文の内容が捏造されたものであれば日本としても赤っ恥この上ない失態でしょう。それだけに疑惑がもたれるほど不備の多い論文を発表前に内部で精査できなかった理研の責任は重く、今後どっちに転ぼうが甘んじて批判を受け今後の改善に力を入れてもらいたいものです。

 それにしても今年は佐村河内の事件といい捏造・詐称問題が年初から頻繁に上がってくるものだという気がします。それと今回のSTAP細胞はあの天下のネイチャーが載せたのだから日本のマスコミが何の疑いもなくフィーバーして報じたのはまだ仕方なかったと思いますが、個人的に「リケジョ」って言葉を多用したことは強い憤りを感じます。なんで一人で勝手に怒っているのかというと、仮にこの発見が男の研究者だったらここまで取り上げたのかっていうことと、女性だから大きく取り上げるというのは別な意味での女性差別なのではと思うのと、耳障りのする余計な日本語単語を作るなって理由などからです。それこそ、自分だったら「文系男子」だから「ブンダン」とか言うのかよってとこです。

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