この前の水曜と木曜日は上海で開かれていた展示会に参加してきたのですが、その際にひと騒動がありました。この展示会は二日間に渡って開かれるものなので一日目にわざわざ昆山に帰るのもあれだし上海市内でホテルを予約して泊まったわけなのですが、このホテルでトラブルがあったわけです。
泊まったホテルは中国でも最大手のビジネスホテルチェーンである「MOTEL168」系列の「莫泰168(上海虹井路店)」でした。このホテルには去年開かれた同じ展示会の際にも泊まったホテルだったのですが、決していいホテルというわけではないものの展示会シーズンで他が空いてなかったこともあり、ビジネスホテルチェーンだから最低限は保証されているだろうと思って二年連続でこのホテルに泊まることとなりました。
まず最初に遭ったトラブルはWIFIがホテル内に飛んでない、っていうかネットワークを調べる限りだと明らかに飛んでますがパスワードを聞いたら、「ない」と否定されたためネットが使えませんでした。まぁこの程度なら中国においてフランクな対応だと軽く流せますが、問題となったのは見出しに掲げた騒音でした。
このホテル、ショッピングモールの6階と7階に位置しているのですが、恐らく同じモール内にカラオケボックスがあるのか宛がわれた部屋に入ったらかなり大きなサウンドで誰かが歌っている声が壁から聞こえてきました。中国ではどうも防音材を壁に入れるようなことはせず、それどころか中心部は空洞になっているのか隣室の音以上に別の階の音が極端に響くことが多く、宛がわれた部屋もその影響でカラオケでの騒音がダイレクトに響いていました。ちなみに特定の時間帯に日本語の唄も聞こえてきたので、「ファッキンジャップ」などと軽く呟いてもいました。
この時点でもかなり不愉快でしたがどうせ夜遅くになれば店も閉まって寝ることはできるだろうとパワプロをやり続けて自分が4番打者として君臨するヤクルトスワローズでV6を達成(シーズンオフに西武へ移籍)した後、十二時ごろに布団へ入りました。最初は穏やかに睡眠がとれていたのですが夜中二時ごろ、突然またカラオケの音が聞こえてきて、寝ていたところをほぼ強制的に起こされる羽目となりました。
この時聞こえた音量は大体、テレビを普通な感じで映している時に聞こえてくるくらいの音量で、マイクで謳っている声はおろか合いの声まではっきりと聞き取れるくらいで、寝ようたってかなり難しいくらいの音量でした。さすがに頭にきてフロントに言うと、「もう部屋空いてないから明日取り替えてやる」と回答され、「俺、明日にはチェックアウトするんだが」と言い返すと「じゃあ我慢して。多分2時半には終わるから」といつも通りのチャイナ式対応されて電話を切りました。
確かにカラオケは2時半には終わってまた静かにはなったものの、一旦寝付いたところを起こされたのでしばらくは再び寝付くことが出来ませんでした。そもそもこの日は展示会の出店準備のため早朝5時半に起きるなどただでさえ睡眠不足だったのに、二日連続で満足な睡眠がとれないまま翌日の展示会二日目に臨む羽目となり、何度も口の中でファッキンファッキンと悪態をつき続けることとなりました。そもそもカラオケ屋の音が反響する部屋を客に宛がうなんて何考えてるんだと言いたいところですが中国ではこれが日常ということもあり、チェックアウトの際にフロントデスクを思い切り蹴飛ばして、「俺が日本人だからあんな部屋宛がったのか」と一言文句を言おうかとすら思いましたが、行っても意味ないと思ってここは踏みとどまりました。
それにしてもこのところ断水にガス漏れに騒音にと、やたら運勢のない事案が続きます。来月日本に一時帰国するので軽いお祓いなりラッキーアイテムなりを仕入れてこようかとちょっと本気で検討しています。
なお参加した展示会についても少し触れると、開場時間が終わって撤収準備に取り掛かった際、配られたり勝手にブースへ置いてかれたりしたパンフレットの類を整理していると何故か日本にいる後輩が務めている会社のパンフレットが二冊も入ってて、ちょいいらっとしながら二冊ともごみ箱に捨ててから帰りました。帰り途中には上海三越に入っている「かつくら」というとんかつ屋のとんかつ食べていったので気分はよかったです。
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