・新機動戦記ガンダムW ENDLESS DUEL(ゲームカタログ)
さてたまには懐ゲーについて書こうかなと上のカタログで見ていた際に目についたのがこのタイトルです。仮に、これまで遊んだ格ゲーの中で一本挙げろと言われたら、多分一番プレイ時間がないのはカプコンの「ヴァンパイアハンター」(続編の「セイヴァー」はなんかコンボ決まり辛くて嫌いだった)ですが、一番楽しかったとなるとこの「新機動戦記ガンダムW ENDLESS DUEL」で間違いないです。
このゲーム、見ての通りガンダムWの版権キャラゲーですが、キャラゲーの皮を被ったガチな格闘ゲームで、一人プレイであんなに盛り上がったのは他にないです。発売当時としては既に次世代機も出ている中でスーパーファミコンで出たゲームでしたが、グラフィックなどはそこそこきれいで、また使用するキャラの動きもよく、今思い返してもよくあのスペックであれだけ動かしたと思える出来でした。
それ以上に特筆すべきは、ゲームのスピーディさでした。
とにもかくにも戦闘開始から決着に至るまでのスピードが速く、戦闘中の駆け引きも文字通り一瞬の判断が大きく左右しました。その駆け引きにおいては「ガードダッシュ」というコマンドが非常に効いてて、これにより安易な飛び道具による牽制をしていたら一気に差し込まれてコンボ叩きこまれるという緊張感があり、「いかに早く相手を叩きのめすか」という戦術が重要でした。
ちなみに自分はこのゲームで割と特徴のはっきりしている「ヴァイエイト」と「メリクリウス」をよく使ってました。この二つの機体のプラモは現在転売が激しく行われており、「テンヴァイエイト」、「メルカリウス」とも呼ばれているそうです。
マジな話、このエンドレスデュエルはグラだけ差し替えて再発売されたら絶対に買います。それだけポテンシャルの高い2D格闘ゲームだったと思え、今のちびっこたちにも遊んでもらいたいとすら思います。
なお原作の「ガンダムW」に関しては、中学生くらいの頃は機体ビジュアルなどに惹かれ一番好きなガンダムシリーズでしたが、途中でスタッフが変わったことによる前半と後半の話のちぐはぐさなどから、今はそれほど評価しなくなっています。もっとも脚本がちぐはぐなのは最初からで、この作品でヒロインを演じた野原しんのすけ役でお馴染みの矢島晶子氏は「あまりにも意味が分からなくて収録に行くのが億劫だった」と話しています。
ついでに書くと、地味に機体ではエンドレスワルツ版ではない、テレビアニメ版のウィングガンダムゼロのが好きだったりします。ゼロカスタムまで行くとちょっとごてごてし過ぎな感じするし。
4 件のコメント:
ヴァイエイトとメリクリウスは番組後半でモビルドール化しています。
モビルドールの特徴として、無人機なので有人機ではできないような
急加速ができる、エネルギーが続く限り休むことなく戦闘を継続できる
、帰還を前提としない特攻や作戦行動を行えるというというメリットが
あります。 番組放映当時はSFであった無人兵器も、現代ではドローン
等実用化されています。悪い意味でSFが現実化しましたね
割とこの二機って用途がはっきりしていて、敵役ながら結構お気に入りの機体です。最近のガンダムシリーズはガンダム系機体ばかりで、悲ガンダム系の敵機がパッとしない中、まだ輝いていた存在だったなと思えてきます。
このゲーム、ネットで評価が高いので気になって大学生くらいの頃に中古で買ってプレイした記憶があります。
リアルタイムで友達とやったら楽しめたかもなーと思えるいい出来でしたね。
当時はどっちかというとドラゴンボールの超武闘伝シリーズにハマってました。
TV版ゼロはメインキャラがみんな乗ったり、まともに操縦できなかったりで後継機として斬新な扱いなのが好きでした。5体のガンダムのベースなのにほぼウイングなのは未だに納得いってないですが。
スーパー武闘伝は2を一番やり込みましたね。3はストーリーモード削られてガッカリしました。
ウイングゼロの設定はあれ明らかに無理があったと自分も思います。もっともスパロボαでは、強力な機体となるエンドレスワルツ版の機体がさらにその原型だったと、だったら初めから出せよそれといいたくなるような出し方をしてましたが。
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