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2022年4月27日水曜日

秀岳館が一番気になる

 恐らくほかの人もそうではないかと思いますが、この1週間は気になるニュースがやたら盛沢山な気がします。主だったものを挙げると、

・知床半島観光船沈没事故
・秀岳館高校サッカー部暴行事件
・新潟県道志村人骨発見
・白井球審の詰め寄り事件

 これらのニュースの影響か、先週と比べるとウクライナ関連ニュースの報道割合が目に見えて少なくなってきているようにも見えます。もちろんそれが悪いことではないし、私自身も実際に上記4つのニュース関連報道を見るとついつい見てしまいます。

 ただこの中でも群を抜いて注目しているのは、見出しにも掲げた秀岳館高校の暴行事件です。

 経緯については詳述しませんが、学校側の対応はまるで絵にかいたようなクズっぷりで呆れます。この前話題になってるからと「アラサーOLハマーン様」という漫画を買いましたが、あの漫画的に言えば「オールドタイプの俗物」ばかりな学校に見え、おおよそまともな教育現場とは思えない体たらくです。

 何が一番すごいかって、録画されて暴行が発覚したのに、サッカー部監督はその当事者に対し脅迫をかけ、案の定録音されてるっていう点です。オールドタイプもここに極まるのかと思うと同時に、少なくともあの監督は自宅謹慎になったと発表されていない点からして、生徒と監督がまだ接触できる環境を学校側が放置しているという事実に戦慄を感じます。
 言っては何ですが、被害に遭った子供の親御さんたちがこの学校の責任者をどこかに拉致しても自分はなにも驚かないし、悪いことだとも思えません。

 それでこの問題、一応文部科学大臣も教育者の暴力はダメ、絶対とか言っていますが、そういうこと言う暇あったらすぐに関係者を派遣して、これ以上生徒が暴行や脅迫を受けないよう保護するべきじゃないかと思います。それこそサッカー部の寮に誰か常駐させたり、生徒らに直接ヒアリングしたりするなど、学校側に期待できないだけに文部科学省側が率先して行わないといけないと思うのですが、あんまそうした動きがみられないのが逆に不思議です。対応がいくらなんでも鈍すぎる。

 この辺今度記事にしようか考えていますがなんかこういう教育問題って発生した時にみんなしてけしからんと大騒ぎして、ああした方がいいとかこうした方がいいとあれこれ対策を口にしますが、のど元過ぎればまたすぐに忘れ、「人は、過ちを繰り返す、全く……」になることが多いです。白井球審といい、昭和なオールドタイプをすべて排除すればいいかというとそうでもないし、もうちょっと腰を据えた対策でも取ったらどうかなどとよく思います。

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