遊戯王については説明不要かもしれませんが、90年代に少年ジャンプで連載された人気漫画です。自分も連載当時はリアルタイムで最終回まで読んでおり、始まった当初は「なんか『魔太郎が来る』みたいだな」と思ったのをはっきり覚えています。まぁ作者もきっと意識してたんだろうけど。
この漫画は漫画ビジネスを変えた作品と言ってもいい作品で、マシリトことジャンプの鳥嶋氏によると、少子化で子供の数が減っていく中で部数減少は既定路線だったが、ならばとばかりにグッズ販売に力を入れ始めた矢先、遊戯王カードが大ヒット飛ばして、集英社の過去最高売上げを当時築いたと述懐していました。
その遊戯王カードですが中国でも人気で、自分も何度か見たことありますがテキストが中国語なため感じびっしりで、なんか読み辛そうだという印象を覚えました。ただ、中国はこの手の対戦系ゲームが大好きだし、またそれまで全国規模でのカードの流通なんてなかったと思うだけに、全盛期のヒットぶりなんかかなり凄かったのではないかと思います。
なお自分はちょっと世代がずれているため、遊戯王カードは遊んでいません。マジック・ザ・ギャザリングは少しやったけど、なんとなくいいように金を使わされているという感覚持ったので割とすぐやめました。
それにして、単体の漫画家としては世界最高の収入を得ていたと言われていただけに、多少下世話ですがその遺産、具体的には版権管理などは今後どうなるのか少し気になります。遊戯王カードを刷っているコナミの株価は今日は別に落ちていませんが、権利の行方によってはマジでこの会社の業績に影響しそうなくらい規模でかいだけに、いい方向に落ち着いてくれればとは思います。
2 件のコメント:
遊戯王カード印刷会社の人が「カードの印刷作業は紙幣を
刷っているような気分になる」と言ったそうです。この
発言が真実かどうかはわかりませんが、こういう逸話が
出来るほど全盛期の遊技王カードは売れたようですね。
原価1円もしないカードが数万円以上で取引されるのですから、実際には万札以上かもしれません(;´・ω・)
遊戯王カードでは遊ばなかったけど、最初に出た時の「闇魔界の覇王」のなんか変なポーズはまだ覚えてます。
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