昨日の記事にも書いたように先週土曜の7/26に引っ越しを行いました。引っ越した理由は何度もこのブログに書いたように、前の部屋があるマンション内にフィットネスクラブがあって、夜に全力で壁を叩くくらいの低音ベース音が鳴り響くのが嫌だったからです。新しい住居ではそんなこともなく、しかも前より家賃が安いのに面積は広くなって大分快適なのですが、今回の引っ越しはなかなかにスピーディだったのにその顛末を書き残しておくことにします。
7/23(水)
この日に会社をちょっと早退させてもらって不動産屋を訪問。いくつか部屋を紹介してもらう。
7/24(木)
前日に紹介してもらった部屋の中から一つを決めて、仮契約をもう結んでしまおうとローカルスタッフと共に不動産屋へ行く途中、「もっといい部屋が見つかった」と、不動産屋の事務所目の前で電話が来る。とりあえず言われた通りにその部屋を案内してもらうと確かにいい部屋で、じゃあここにしようかな、来週の土曜辺りから入居でいいかと後からやってきた大家に伝えると、「今すぐ契約してよ」と言い返される。
不動産屋がすかさず間に入り、正式な契約書をまだ準備していないから最低でも次の7/26(土)からと説明し、じゃあその日に正式契約ということで話が落ち着く。
7/25(金)
とりあえず次の日から新居に入居できる事が確定したが、じゃあ今いる部屋をいつ退去しようかとやや思案に暮れる。というのも翌々日の7/27(日)は上海で人と合う約束が出来ていたため、実質土曜日しか引越しの作業に従事できない。土日二日間動けるのなら問題ないが一日だと心もとないし、また今いる部屋もそんなスムーズに退去できるのかとちょっと不安だったが、強行スケジュールでこの際一気に片付けようと決心。今いる部屋の大家にメールで、「土曜日引っ越すからその日の午後五時に退去でいい?いいならその時に前払いの家賃を返して」と伝える。
7/26(土)
運命の土曜日。昼過ぎに引っ越す先の部屋で大家と契約書を交わす。その後、ローカルスタッフと上司に手伝ってもらって元の部屋から荷物を運び出し、新居に突っこむ。更にその後、今度は自分一人で通信会社の事務所に行って、引っ越すことになったからとネットの開線工事を依頼して翌日の午前に来てくれと頼んだが、その時間はすでに埋まっているという回答を受ける。翌日午後からは上海に行くため仕方なく翌週の8/2(土)午前で予約を取る。
通信会社を出るとその足で列車チケットの外部販売所に20分くらい歩いて向かって上海行きチケットを購入。そしてその足でまた20分くらい歩いて最初の部屋に戻り、退去前の確認として大家を待つ。
ここで驚いたのですが、大家を待っていると最初の部屋、新しい部屋を共に紹介してくれた不動産屋が先に来て、自分が退去した後に入居を考えているという客も一緒に引き連れていました。自分は今回の引っ越しをわずか二日(実質一日)で決断してその二日後には引越し&退去を決めたというのに、もう新しい入居希望者を見つけて来たとはと舌を巻きました。
そうこうしているうちに大家がやってきたのですが、なんとその大家もまた別の不動産屋、そしてその不動産屋の客と共にやってきました。自分が退去するといったのはわずか一日前の金曜だというのにもう新しい入居希望者を見つけてくるこのハイスピードぶり。自分の慌ただしい引越しもさることながら中国の不動産市場の異常なまでのハイペースぶりをまざまざと見せつけられました。
その後は大家に確認してもらい、既に支払っていた家賃の一部を途中解約として返してもらい、無事滞りなく退去は終わりました。もっとも、慌ただしい環境の変化と夏の暑さにやられたのか翌日から夏風邪を引き、さらには引越しに伴う新居の掃除もあって先週一週間は地味に生きてて辛かったです。熱によるだるさはほとんどなかったものの鼻水が出るのと、たまに頭痛がするのとやる気がわかないのでしんどい限りでしたが、今日あたりからようやく回復して元気になってきました。掃除の顛末に関してはまた次の記事で詳しく書きます。