今日は上海郊外にある余山というところに往復50㎞を自転車で走って行ってきました。改めて思うのは先月まで本当に運動不足だったということで、しっかり自転車で走る度に体が以前に比べ動くようになってくるのを感じます。
去年秋は夏場の激務からあんま動けず、1月は扁桃腺が腫れたせいでさらに動かなくなり、運動不足をはっきり自覚するとともに、ガチで疲れやすくなっているのを感じてました。そのためこの春節休暇の間はしっかり運動しようと思っており、昨日に油差したこともあって自転車がめちゃ早く動き、そこそこ楽しく走れてきました。
・中国が世界にずっと先駆けて「夫婦別姓」を実現した理由(プレジデント)
それで本題ですが昨日上の記事見てブックマークしておいたので、少しこの話題に触れます。記事にも書かれている通り、中国は結婚した夫婦はどの苗字も名乗れる、つまり相手側の名字でも、元からの名字でも男女それぞれが自由に選ぶことができ、一般的に男女ともに旧姓を名乗り続けることが大半です。なお子供は父親側の姓を名乗ります。
以前に馬鹿な日本の政治家が夫婦別姓になると家族の紐帯が途切れるなどとほざいていましたが、日本などよりもずっと家族関係が密な中国が夫婦別姓であることを考えると、あまりに妄想に満ちた発言に思えてなりません。その上で私自身は、やはり女性が結婚を機に苗字を変えるとなると、昔ながらいざ知らず現代においては携帯やクレジットカード番号を始め、あらゆる契約で修正が必要となることから、日本も早く選択的夫婦別姓を採用すべき立場を取ります。
そんな夫婦別姓もさることながら、女性の社会進出という点でも中国は日本より進んでいると感じます。出産などのイベントもあるとはいえ、日本と比べるとベビーシッターの雇用が一般的であり、またシッター代を払ってでも職場に復帰してキャリアを継続することが、企業側にもよしとされる文化があります。
やや偏見かもしれませんが、日系企業の場合は出産を機に単純労働力の女性を解雇し、もっと若く給与も安くで済む若者を入れようとする傾向があるのではと見ています。職種別採用じゃないことが大きな原因であるとともに、ハナから女性のキャリアアップを考慮していないのではないかとも見ています。
話を戻すと、実際に大手企業でも女性のマネージャー職は珍しくなく、夫婦においても嫁の側の方が収入がでかいというのもさほど珍しくありません。そのため上の記事でも書かれている通り、農村では未だに男尊女卑の意識が強いものの、大都市部においては女性の方が家庭内でパワーがでかいというのがあんま珍しくないです。そもそも中国の女性は気が強い人のが多いので、なんとなくですがDVも女性が加害者というパターンが多い気すらします。
それはさておき、あくまで自分が見て来た中で述べると、管理職となる女性は全体として単純に優秀な人が多いです。優秀だからこそ管理職になれると言えば聞こえは早いですが、日本においてはむしろそういうケースはあまり見てこず、社長や役員などとの距離感で管理職になる女性の方が多かったとすら思います。
では中国は何が違うのかというと、単純に競争原理が強く働いているからだと思います。具体的に仕事でどんな業務ができるのか、どれだけ売上上げているのかがシンプルに評価されるのと、よけにな足の引っ張り合いをしていたら第三者にあっという間に追い抜かれるという空気すらあるだけに、日本と比べると妙な妨害とかせず、自身の給与アップにつながるのであれば貪欲に仕事をするエリート女性が多い気がします。また会社側も、その辺で男性に対する妙なえこひいきとかせず、割と公平な目で見ます。
そういう意味で上の記事に書いている通り、日本でキャリアアップが閉ざされた女性が中国に来ると、かえって中国の方が働きやすいと感じるというのも道理です。実際に何人かの日本人女性がまさにそのようなことを話しており、女性に限るわけじゃないですが、こと仕事面においては中国の方が日本よりずっと環境がいいと私も思っています。何が環境を良くさせているのかというと、先にも書いた通り競争原理がシンプルに働いているからでしょう。
逆を言えば、日本は女性の社会進出を応援だとかどうこう言っていますが、ただ単に競争原理を最優先にするだけでこの手の問題はほぼすべて解決されると私は思います。しかしそうした競争原理の導入へ日本企業が踏み込まないのは、やはり一部の身内びいきを温存させたい一心じゃないかとも思います。
以前にも書きましたが、日本企業の経営者は利益に対して驚くほど貪欲さがないです。増益につながる手段が目の前にあっても、何故か見て見ぬふりするのが本当に自分は不思議です。