話は本題ですが、かつて自分が子供だった頃、ゲームハードはファミコン、スーパーファミコン、サターン、プレステ2という具合にどんどん進化していきました。この間、ゲームのグラフィックは劇的に進化していき、技術が進化しているというの目の当たりにしたというかはっきりと感じることができました。
体感的にはやはり3D表現がゲームで使われたころが一番インパクトが大きく、多分最初はスーパーファミコンのスターフォックスだったと思いますがこれはそこまで大きなインパクトはありませんでした。その後に出たバーチャファイターがやはりインパクトが大きく、ファイナルファンタジー7でこの流れが決定づけられたような感じします。
こうした技術革新は当時、ゲームに限るものではありませんでした。音楽でも今は亡きミニディスクことMDが出たほか、パソコンなどでもそれ以前と比べ劇的に処理速度を増したマシンが出るようになり、具体的にはPentiamⅢが出たときなんかはクロック数にマジビビってました。今思うと、あれくらいでビビんなよと思いますが。
もっともパソコン方面ではハードよりもソフトこと、インターネットの勃興がインパクトとして大きかったです。検索一つであらゆる単語を調べることができるのと、ジャンプなどの漫画雑誌の公式サイト行っていつでも好きな漫画の絵を見られる点などで、大きな技術革新を感じていました。
そんな時代から月日のたった現在、90年代末とは比べ物にならないくらい現代の技術は発達しているものの、この5年間くらいで90年代末に感じたような技術革新のワクワク感は何一つありませんでした。
まだ十年くらい前だったら外付けストレージの容量が劇的に増えて、こんなに保存できるのかとかといった感動がありましたが、最近はストレージ容量あんま増えなくなってきていて、この手の感動をあまり感じません。またゲームに関しても割と表現が天井見えてきており、メーカーはそれでも技術出そうと無理くりキャラクターとか動かそうとして逆に不自然になってしまうという蛇足をやらかすようになってきています。
また端末でも、スマホの機能はこの5年くらいでほとんど進化がなく、そのせいか新型iPhoneも伸び悩むようになってきており、とにもかくにも技術革新がありません。また会ったとしても旧時代ほどの感動を感じられず、なんとなく技術革新について自分を含めみんな不感症となりつつあるなという気がします。
その逆というか、技術が進みすぎて逆に感動が薄れるパターンが最近多いです。具体的には写真で、最近はみんな、っていうか大半は女性ですが画像加工ツールで自分の写真をいじくり、実態以上にきれいに見せてくることが多いです。それだけに芸能人をはじめ生のお姿や動画で見ると「あれ、写真と違う(;´・ω・)」といったがっかり感をくらわされることが多く、技術が発展しすぎたせいで逆に感動がなくなるという妙な現象が起きています。
家電に関してもこれはという新規機能もなければイノベーションがなく、家電売場を見ていても心動かされることはありません。見えないところで技術革新はあるのかもしれませんが、少なくともそれを消費者レベルで実感することはあんまなく、そう考えると現代は技術に対する感動が本当にない時代になってきているように思えてきます。
最後に、本当に内容と関係ないですが、ゲームの「アイドルマネージャー」はマジむずい(;´・ω・)