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2023年3月26日日曜日

中国の日本人スパイに対する警戒感

拘束された男性はアステラス社員 中国で国内法違反か(共同通信)

 ゲームレビュー書こうと思ったけどせっかくなのでこっちの話題に触れることにします。
 共同の報道によると、アステラスの社員が北京市内で中国当局にスパイ容疑で逮捕されたとのことです。この件について中国国内の報道を漁ってみたところ、1件だけ日本の報道を引用する形で報じていたのを除き、全く以って報じられていません。報道規制の可能性もありますが、私個人としてはあんま中国国内で関心がないため報じられてないだけではないかと思います。

 その中国ですが、意外というか日本のスパイに対する警戒感が強いです。日本側に全く身に覚えがないわけではなく、特に日清戦争前後から二次大戦中までは実際に日本は自分も以前に取り上げた柴五郎をはじめ多くのスパイ要員を中国に送り、朝鮮族などとうそぶいては各地の拠点を視察させていました。
 また戦時中は上海をはじめ多くの主要都市で親日団体を組織したり、麻薬利権を奪ったりする形で甘粕正彦などの工作員が活躍しています。そうした歴史的経緯もあってか、「日本は隙あらば中国にスパイを送り込んでくる」といった意識が少なからず中国には見られます。

 では実際に現代において、日本は中国にスパイを送り込んでいるのか。この辺はそれこそ「スパイファミリー」じゃないですが表に出てこない面であるだけに、名ばかり松戸市民程度の私には実際のところどうなのかわかりかねます。そもそも日本の戦後の諜報活動は商社などの企業を介して使うことが多いと聞くため、いるとしたら半官半民的な人物がやってるのではないかと思います。

 ただ日本人からすると、「スパイを送り込んでいるのはむしろ中国だろう」という感情を覚える人も少なくないでしょう。日本に留学に来る中国人学生はスパイという人もいますが、これに関してはあながち嘘ではなく、事後的にスパイにすることは実際に見られます。
 具体的には、普通に日本語や日本文化を学ぶために留学に来た中国人学生に対し中国当局がスパイ活動を指示して、国の命令を受ける形で諜報活動に従事し、日本から追放の憂き目に遭う人は定期的に出ています。留学生を使う手段はどこの国でもあると聞きますが、だからと言って留学生全員がスパイというわけではないだけに、妙な偏見は持ってもらいたくないというのが本音です。

 もっともこうした留学生を使うというやり方は、中国側でも懸念されています。やはり中国のネットを見ていると、日本人留学生にはスパイが混ざっていると言って危機感をあおる言論も見られ、日本でも同じような意見がありますが、中国にある日本人学校などはこの際叩き潰せ問極端な主張も見られます。

 その日本人学校というと、以前に何か反日意識を盛り上げる事件が起きた際、「中国にある日本人小学校はスパイ養成学校だ!」という意見が出てきたことがあります。曰く、「あいつら小学生のくせに整然と列を作って並んだり、施設を自ら掃除したり、子供にしては異常に感じるほど規律が高い」というのが理由に挙げられてましたが、「きちんと列を作れない、お前ら中国人の基準で語るなよ(;゚Д゚)」と、中国にいる日本人はみんなして思いました。
 まぁ他人の会話を自然と盗み聞きする癖は、確かに学校とかで育成していると思うけど、これはスパイというより忍者教育の一環だと私は考えています

真夜中にこちらを見つめる視線


 上の画像はタオパオで自動車模型を検索していた時に見つけた商品ですが、絶対許可とか取ってないだろう。でも車種的にはとうふ屋らしさは増してる。

 話は本題ですが一昨日の朝、カーテン開けたらなんかやたら窓が汚れていました。最初なんやねんと思うくらいの汚れっぷりで、よく見てみたところどうやら鳥の糞がつけられたようなのですが、やたら広範囲にはり付いてて「これホンマに鳥の糞か(;´・ω・)」と疑うくらいでした。

 ひとまずその場はすぐ出勤して、夜に帰宅してから改めて濡れティッシュでふき取ることにしました。窓を開けて作業を開始したのですが、しばらく作業したところ、目線の端で何か動く影が目に入りました。そしてその影は2回にある自分の部屋へ近づくと、じっとこちらを見つめてきました。








 正体は野良猫でした。

 多分、やたらでかい鳥の糞をふき取るために何度も濡れティッシュで窓を拭いていたのを、猫じゃらしを振られるみたいに感じたのか反応したんだと思います。ちょうど下の1階のベランダには物置用のすごくぼろい小屋(屋根はビニールシートを葺いている)があり、その物置小屋の上に乗ってこっちをじっと見つめていました。
 これも何かの縁だし、糞を拭き終えた後に冷蔵庫にあるウインナーでも細切れにしてあげようかなと思いましたが、冷蔵庫を確認して戻ってくるともういなくなってました。さすがワイルドキャット。

2023年3月25日土曜日

日本人野球選手は何故こうも強くなったのか?


  上の動画はWBC決勝戦でマイク・トラウト選手相手に戸郷選手(ずっと「とごう」と読むと思ってた)が三振に切って取った場面ですが、最後の投球は文字通り目を見張りました。投げられた後にピッチャー目線でやや左に動いたかと思いきや、トラウト選手のバットがボールに近づくや急に下に落ち、空振りにしてのけています。っていうかこんな球投げられたら、打てる打者なんているのかと思うほどのすごい一球で、戸郷選手は名前は知っていましたがこんなすごい投手であるというのは今回のWBCで初めて知りました。
 そのWBCですが、日本の優勝で幕を閉じてからすでに数日間経つのに、未だに日本のあらゆるニュースメディアの話題の中心となっています。スポーツメディアに至っては毎日飽きるくらいにインタビュー記事を出していますが、自分も何度も読んでるくせして未だに出てくるWBC関連ニュースをいちいち目を通しては「ほんまえええもんみたわ」などとホクホクした気持ちになっています。

 そのWBCで日本は見事優勝を飾ったわけですが、今回の日本チームは明らかに過去のチームより格段に強く、史上最強との呼び声も高いです。実際に、かつてのWBCの大会ではこちらも飽きるくらいに「スモールベースボール」という言葉が出てきて、単打と盗塁、走塁を絡めて点を取り、変化球主体のピッチングで抑えるという戦略が日本チームの代名詞でした。
 しかし今大会においては、余裕でメジャーのピッチャーからホームランは打つわ、二塁打などの長打も多く、ピッチャーも大谷選手や佐々木選手のように160㎞強のストレートを投げるなど、スモールとはもはや言えない戦い方をしていました。もちろん周東選手や山田選手のように足で活躍した選手もいたものの、もはやパワー面でも欧米人選手に負けないほどの実力を今大会で日本は見せています。

 では一体何故、日本人野球選手はこうもパワーがついたというか強くなったのか。いくつか理由を考えてみました。

1、育成登録制度
 今大会に捕手で出た甲斐選手ですが、彼はドラフト指名順位で最下位、それも二軍以外の試合には出られない育成契約からのスタートでした。牧原選手も同様で、さらにはソフトバンクで長らくエースであった千賀選手も育成上がりです。
 この育成選手制度によって、支配下登録上限を上回る選手を各チームは保有することができましたが、結果としてドラフトの指名に洩れていた「磨けば光る」選手の発掘を各チーム総出で行えるようになり、日本野球界全体の実力底上げにつながっていると思えます。年棒面でも育成契約選手はかなり抑えた金額で契約することが多く、金欠球団でも抱えるうえでは負担になっていないため、かなり有意義な制度になっている気がします。
 既にソフトバンクは3軍も作っていますが、ゆくゆくは育成契約選手+二軍選手のための別リーグもできるかもしれません。

2、同時代のトップ選手の存在
 野球に限らず、基本的に業界や集団の中で最も実力が高いトップ層の人間が、その業界や集団における実力のベンチマークとなります。逆を言えばこのトップの人間の実力が高ければ高いほど全体でも実力は向上し、低いと下がっていく傾向があります。
 現代における最高の野球選手と言えば言うまでもなく大谷選手で、とびぬけた実力を持つ彼の存在そのものが野球界全体が実力を高めているように見えます。しかも彼の場合、打者としても投手としてもメジャートップ級で、両分野で日本人選手の素晴らしいお手本となっているのがシャレにならないです。
 昨日見たニュースのコメントに書かれていましたが、去年に最年少三冠王、日本人最多本塁打記録を取った村上選手はある意味で日本の打者として頂点を極めたが、今回のWBCで大谷選手を横に見て、彼本人の意識に物凄くいい影響を与えたのではという意見がありました。至極その通りというか、ほかの選手らも井の中の蛙という言葉を大谷選手に対する印象に使っていますが、こんな感じで大谷選手がほかの選手に「まだまだ上がいる」と思わせているのはかなりでかいです。

3、指導の向上
 高校野球を中心に、かつてはそれこそ野球だけ行わせる指導が強かったですが、近年は「野球以外の人生のが長い」という言葉とともに、各選手にきちんと知識を授けたり、また体のケアを考えた指導が広がっています。また根性的な指導ではなくちゃんとした科学的な指導も取り込まれ、これらが特に身体の育成面でプラスに働いているように思えます。
 その代表格と言えるのが佐々木選手です。当時大いに話題になりましたが、地方大会決勝に体のことを考えて出場しませんでしたが、それが今回のWBC優勝につながったと考えるとあの指導はやはり正しかったと思えます。まぁ自分は昔から、甲子園そのものがなければいいという立場ですが。

4、巨人人気の低迷
 ちょっとうがった意見として巨人の人気が低迷したことが結果として、日本プロ野球界全体の実力向上につながったとも見ています。
 かつてはそれこそ巨人以外にファンはなく、あっても阪神ファンが一部シェアを持つくらいでした。それが巨人の人気一強がいろんな事件(主にナベツネ)によって崩れて以降、各球団が自らのファン層開拓に取り組んだのも大きいですが、90年代と比べると野球ファンのチーム別人気シェアはかなり平坦になっていると思えます。

 やはり人気が出てみられているとわかると、選手らもやる気出すというかより野球に力入れるようになっている気がします。またファン層がばらけたことでプロ野球志望者、FA宣言者も特定の球団にこだわらなくなり、パリーグで特に顕著ですが、戦力がかなり分散化してきています。実力が均衡化することによって競争も過熱するのはごく当たり前の流れであり、これによって日本プロ野球全体で実力が底上げされているように思うわけです。優勝から遠ざかっている横浜でさえ、近年は上位に入ってきているのだし。

2023年3月24日金曜日

しゃもじより有意義だと思うプレゼント

 なんか今日の上海の夜はやたら冷えます。この前電気カーペット壊れて買い替えたと書きましたが、寒いシーズン終わり間際ながらすぐ新調して正解でした。ただ昔と比べて贅沢になってしまって、もうちょい大きいサイズにすればよかったなどという邪念がこのところよぎります。

 話は本題ですがこの前ウクライナに訪問してきた岸田首相の贈り物が色々話題になっています。その送りもというのも必勝しゃもじで、平和を是とする日本が勝利を願ってどうするとか、そもそもこんなしゃもじなんてゼレンスキー大統領も困るだろうとか言われてて、まったくその通りです。ただロシア外務省が「これは日本からロシアに対する挑発だ」などとしゃもじごときにいちいち反応してきたのは笑えます。多分、しゃもじにキレたのは世界初じゃないかな。

 じゃあしゃもじじゃなければ日本は一体どんなものをウクライナに送るべきだったのか。自分が真っ先に浮かんだのは地雷探知機、地雷除去装置でした。ウクライナ各地ではロシア軍が埋めていった地雷がいまだに多いと言われるだけに、自衛隊の装備品にもあるのだし、武器としては全く使われない代物なのでこれが一番いいのではないかと思いました。
 次に浮かんできたのは携帯食料をはじめとするキャンプ用品などです。調理の手間がいらずにどこでも食べられる食料であれば前線の兵士のみならず、住居を失った人たちにもすぐ役立ちます、また合わせてキャンプ用品なども送れば、物資が困窮している人たちの助けになるのではないかという風に見ています。

 このほかなんでも送っていいっていうんならもう一つ、トヨタ車なんかも選択肢に入る気がします。具体的な車種としてはランクルとハイエースで、前者はどんな悪路でも走ると言われる隠れたトヨタの最高級車と言われる車で、軍隊においても十分活用できるかと思えます。
 後者のハイエースはともかく積載量が桁違いでありながら、一定の走行性能も備えており、よく中東のテロリストが「トヨタさん、ありがとう!」というビデオレターを送るくらい好評でした。テロ活動に使われるのはもちろんよくありませんが、ウクライナ軍、またはウクライナ国内の救援活動などに従事している人にとっては非常に役立つ代物と思えるだけに、この際100台くらいまとめてウクライナに送るなどを日本政府、トヨタは検討してもらいたいです。

 なおトヨタと言えば新しくなったプリウスがデザインがいいと評判ですが、ソ連人民の敵であるうちの親父もなんか気に入ってトヨタのディーラーに行ったところ、予約受付は7月からで、予約しても納車まで1年半かかるとか言われて手のひら返すように「トヨタは商売する気が見えない( ゚д゚)、ペッ」などと急にトヨタの悪口を言い始めました。
 なおトヨタ車で言うと個人的にはカムリの日本国内販売をやめるというのが地味にショックでした。もし日本に住むことあれば現行カムリに乗ってみたいと思っていましたが、どうやら叶いそうもありません。ちなみに会社の若い同僚にこの前、ダイハツはカムリを「アルティス」という名前でOEMしてるから、仮にアルティスで人跳ねても、目撃証言で「車はカムリだった(;゚Д゚)」と言われ、運が良ければ逃げられるかもという妙な入れ知恵をしてきました。

2023年3月23日木曜日

溺れるプーチンは習近平をも掴む( `ー´)ノ

すがるプーチン、手を差し伸べる習近平、電撃訪ロで見せつけた圧倒的力の差(JBpress)

 上の近藤さんの記事を見て、浮かんできたのがこの見出しです。あながち間違えじゃないけど、掴む対象が結構ビッグだ。

 ただやはりこの記事にも書かれてある通り、中国とロシアの関係は今や完全に逆転しているように見えます。もともと経済面では中国は圧倒的にロシアを上回っていましたが、ヨーロッパ人だと自認するロシア人はアジア人をやや低く見る傾向があると言われており、実際にプーチンの態度とか見ていても中国との親近感をアピールしつつ、ドイツやフランスの要人などと比べると、中国相手だと露骨に自分の方が偉そうな態度を見せていたように感じました。
 それが今回の習近平への態度を見ると、表面上は対等なパートナーであるかのように見せかけようとしていますが、プーチンが年取ってきたのもありますが、やはりどこか弱弱しげに感じます。それこそ中国にお願いしてきてもらっているかのような態度で、それを以って習近平もやや得意げであり、力関係的に中国のが上だという風に自分にも見えます。この点、中国人からしたら見ていて気持ちのいいものがあるんじゃないかと思います。

 総じていえば今のプーチンには余裕さの欠片も感じません。ウクライナ占領地を訪問している写真を見ても、「ディズニー忍法影武者の術」ばりに影武者かもしれませんが、なんか緊張を隠せない風にも見えます。あまり侮ってみるのは判断を誤るので控えるべきなのですが、ウクライナ戦争開戦前夜の北京冬季五輪時の得意満々な表情と比べると、プーチン老いたりという感情を覚えずにはいません。

 それにしても2月あたりからはロシアが近々大攻勢をかけるという報道がずっと続いていましたが、3月には行って以降、ぴたりとその報道が止んでいます。バフムトでは長く激戦が続いてはいるもののロシアはこの年を未だに陥落させずにいますが、もしかしたらかつて報じられていた「大攻勢」は実行済みだった、というかそうとしか考えられません。
 恐らくロシア軍は2月後半に大攻勢をかけたつもりだったものの、結果的に目標の第一段階であったバフムトすら陥落させられず、途中で息切れして止まってしまったのが実情なのでしょう。ウクライナ軍でも損害が広がって入ると言われるものの、ロシア軍の戦略目標をくじき、大攻勢そのものが認知されなかった点を踏まえると、非常に善戦しているものと思われます。

 そのウクライナ軍が反撃するとしたら、戦車隊の準備がある程度進む5月以降になると言われています。それに対しロシア側はどういう防御策を用意しているのかが気になりますが、今回の対候性失敗を見る限り、結構お粗末な状態なのではないかと密かに期待しています。

2023年3月21日火曜日

今日のWBC劇的勝利と間の悪い岸田総理のキーウ訪問

 日本は今日春分の日だったとのことですが、中国にいる自分は普通に繁忙期の中で出勤し、朝から盛り上がっていたWBCの日本対メキシコ戦を一球速報で見る羽目となりました。朝会社についた時点ではメキシコが3点先制していましたが、その後の目まぐるしい展開は仕事していても身が入らず、ちょくちょく経過を見てはいい加減に仕事していました。普段はまじめにやってるよ(^_-)-☆

 結果的に劇的なサヨナラ勝利で幕を閉じましたが、自分が生涯見てきた試合の中でも最も興奮する試合だった気がします。多分日本にいて試合中継を見ていたら、興奮して喉枯らすまで声上げてた気がします。
 それくらい今日の試合経過はスリリングなものがあり、フィクションであってもこれほど白熱する試合経過を作れるかと言ったら正直疑問です。またそもそも今回出場している選手たちが、

・現役唯一の二刀流ウルトラスーパースター
・史上最年少の三冠王
・小柄なのに全く三振せず打ちまくる四番
・前回優勝時メンバーのベテラン選手
・指骨折してるのに強行出場する内野手
・160㎞連発する若手期待のホープ
・史上唯一のトリプルスリー複数回達成者
・ドラフト最下位の育成契約上がりの捕手

 などと、仮にこんなメンツで野球漫画描いたら設定盛り込み過ぎだろうとか言われて人気でなさそうなくらい、現実離れしたメンツが揃っています。また全体の実力でも、今回の日本チームを超える日本チームが出てくるかとなるとなんか想像できないほど、異常に戦闘力が高いです。まだ決勝戦残っていますが、こんな素晴らしいチーム、もとい大谷選手というスーパースターをリアルタイムで見れたことは生涯の幸運というよりほかないでしょう。

 そんなWBCの試合で異常に盛り上がる中、こういっちゃなんですが冷や水を浴びせるかの如く急に岸田総理のキーウ訪問が発表されました。G7の前あたりにはいくだろうとは思っていました、何でよりによって日本国内が野球でめちゃ盛り上がっている今日このタイミングで行くのか、間の悪さはもとより日本人にとって最も大事な空気を読めない感じがしてなりません。
 もちろんキーウを訪問することは非常に重要だし行かないよりはできるだけ早くいくべきだとは思うものの、「どうして今、米国に応援しに行ってないんだ?」という気持ちが出てきてしまいます。っていうかニュース報道でも野球一色で今回のキーウ訪問はついでみたいな感じにしか報じられてないだけに、政治効果的には大失敗に入るでしょう。

 仮に岸田総理が日本チームみたく最終回でここから逆転しようってんなら、キーウの直後にいきなりロシアに行って、プーチンを説得してロシア軍のウクライナ撤退を実現させるくらいしかないでしょう。そんなの9回裏に9点差を逆転してサヨナラ決めるくらいあり得ないですが、習近平に負けじとここでプーチンにあって何らかの休戦、一部占領地域からの撤退に道筋つけさせたらマジ見直します。まぁ無理だからこそ言ってるんだけど。
 それにしても今に始まるわけじゃなく安倍政権から露骨になってきましたが、今の岸田政権もバラマキというか愚民政策ばかりやっていて、本当に日本大丈夫かといろいろ思えてきます。日本にいないから自分はこの手のバラマキを一切享受できずにいますが、実質的に今の日本政治っていかに現金バラまいて支持をつなぎとめるしか能がなく、産業振興とか見ても無為無策だし、外交もバラマキだけで、もう本当にカードがないんだなという気がしてなりません。カイジの限定じゃんけんで言えばパーだけでカード3枚しかないみたいな。

2023年3月19日日曜日

透明ポケットがほぼある中国の財布

 一昨日の夜中に発注した電気カーペットが今日無事家に届きました。今シーズン使う日数はもう残り少ないけど来年以降もどうせ使うし、早く届いてほんとよかった(´;ω;`)ウッ…

 話は本題ですが、最近ちょっと贅沢になったというか消費が増えてて、ちょくちょくお金を使う理由を探してはタオパオで商品検索しています。それもこれもタオパオをまともに使うようになったからで、つい1年半前までは一切使ったことがなかったのに、ゲーム用コントローラーが家の近くでどこにも売っていなかったために手を出して以降、明らかに買い物量が増えています。やはり手を出さなければ、余計なものを買わずに済んだのにと思う一方、これまでになかった中国の商品やECサイトの特徴などが掴めてきていて、痛しかゆしといったところです。

 そんでまたこの前も「どうせ現金使わないし、小銭入れももう開かないしなぁ」と、現在使用している財布に対する疑念が持ち上がってきました。中国は電子決済が普及、っていうかもはやこれ一択並みに浸透しているため、自分も財布を開くのは月に1回、クリーニング屋にデポジットカードを出すときだけとなっています。そのせいか以前に開いたらリアルにカビが生えていたこともあるし、知らない間にクレジットカードが割れていたということまでありました。

 そんな感じなので、クレジットカードなどが複数枚入り、100元札が数枚入る薄いコンパクトな財布に替えてみようかなと思い立ち、タオパオを眺めてみることとしました。
 ただこのタオパオでの商品検索、何が面倒かって同じ商品がいくつも同時に商品候補として表示される点です。なぜこうなるのかというと、色や寸法などちょっとした仕様の違いでも別商品として扱われるのと、同じ商品を複数の業者が取り扱って販売しており、業者別にも商品が候補として表示されるためです。そのため一見すると商品点数が多いように見えて、実際にはダブり(価格差はあるが)が多くて実は数種類しかないとかいうケースも見られます。

 話を戻すと、そんな感じで思ったより種類ねーなーと思いながら男性用財布を見ていたところ、ある特徴に気が付きました。


 上の写真はタオパオで販売されているある財布の商品紹介用写真なのですが、見ての通りなんか、変な写真入れみたいな透明なポケットがあります。これがこの財布のみならまぁそんな財布も世の中あるよねで済みますが、検索して出てくるほぼすべての財布に、この透明ポケットが何故か入っていました。
 自分には財布に好きなアイドルのプロマイドとか自分の写真を入れるような趣味はなく、このポケットもないに越したことがないので、ポケットのない財布をひたすら探したのですが、確率的に代替1/20くらいでしかそのような財布がなく、ただでさえ少ない選択肢が余計に狭められ、財布買ってる場合じゃねぇという感じになって結局新調を見送りました。元から使ってた財布に対して、なんか浮気してごめんみたいな気持ちを覚えました(m´・ω・`)m ゴメン…

 それはそうと何故中国の財布には揃いも揃ってこんな透明ポケットがあるのか。最初は家族の写真でも入れる奴が多いのかと思いましたが、よくよく調べてみたところ、どうもこのポケットには身分証明書用の国民カードを入れるポケットであることがわかりました。
 国民カードは言うなれば日本におけるマイナカードで、基本的にどの中国人も普段から携帯しています。このカードはもちろん顔写真入りで、たまに見せるよう求められることもあるため、こうして財布に専用ポケットも設けられているみたいです。

 もっとも最近は番号さえ言えば警察はすぐに携帯端末から照会できるため、カードを見せなくてもいいんじゃないかって感じですが。

 日本でもこれからマイナカードが配られていきますが、それ専用にこうした財布やパスケースなんかにもマイナカード用ポケットとか設けられるのかもしれません。まぁ設けられるとしても、財布開くたびに自分の写真見るのもそんな楽しくないので、自分はこれまでのような財布を使っていくと思いますが。