話は本題ですが、最近ちょっと贅沢になったというか消費が増えてて、ちょくちょくお金を使う理由を探してはタオパオで商品検索しています。それもこれもタオパオをまともに使うようになったからで、つい1年半前までは一切使ったことがなかったのに、ゲーム用コントローラーが家の近くでどこにも売っていなかったために手を出して以降、明らかに買い物量が増えています。やはり手を出さなければ、余計なものを買わずに済んだのにと思う一方、これまでになかった中国の商品やECサイトの特徴などが掴めてきていて、痛しかゆしといったところです。
そんでまたこの前も「どうせ現金使わないし、小銭入れももう開かないしなぁ」と、現在使用している財布に対する疑念が持ち上がってきました。中国は電子決済が普及、っていうかもはやこれ一択並みに浸透しているため、自分も財布を開くのは月に1回、クリーニング屋にデポジットカードを出すときだけとなっています。そのせいか以前に開いたらリアルにカビが生えていたこともあるし、知らない間にクレジットカードが割れていたということまでありました。
そんな感じなので、クレジットカードなどが複数枚入り、100元札が数枚入る薄いコンパクトな財布に替えてみようかなと思い立ち、タオパオを眺めてみることとしました。
ただこのタオパオでの商品検索、何が面倒かって同じ商品がいくつも同時に商品候補として表示される点です。なぜこうなるのかというと、色や寸法などちょっとした仕様の違いでも別商品として扱われるのと、同じ商品を複数の業者が取り扱って販売しており、業者別にも商品が候補として表示されるためです。そのため一見すると商品点数が多いように見えて、実際にはダブり(価格差はあるが)が多くて実は数種類しかないとかいうケースも見られます。
話を戻すと、そんな感じで思ったより種類ねーなーと思いながら男性用財布を見ていたところ、ある特徴に気が付きました。
上の写真はタオパオで販売されているある財布の商品紹介用写真なのですが、見ての通りなんか、変な写真入れみたいな透明なポケットがあります。これがこの財布のみならまぁそんな財布も世の中あるよねで済みますが、検索して出てくるほぼすべての財布に、この透明ポケットが何故か入っていました。
自分には財布に好きなアイドルのプロマイドとか自分の写真を入れるような趣味はなく、このポケットもないに越したことがないので、ポケットのない財布をひたすら探したのですが、確率的に代替1/20くらいでしかそのような財布がなく、ただでさえ少ない選択肢が余計に狭められ、財布買ってる場合じゃねぇという感じになって結局新調を見送りました。元から使ってた財布に対して、なんか浮気してごめんみたいな気持ちを覚えました(m´・ω・`)m ゴメン…
それはそうと何故中国の財布には揃いも揃ってこんな透明ポケットがあるのか。最初は家族の写真でも入れる奴が多いのかと思いましたが、よくよく調べてみたところ、どうもこのポケットには身分証明書用の国民カードを入れるポケットであることがわかりました。
国民カードは言うなれば日本におけるマイナカードで、基本的にどの中国人も普段から携帯しています。このカードはもちろん顔写真入りで、たまに見せるよう求められることもあるため、こうして財布に専用ポケットも設けられているみたいです。
もっとも最近は番号さえ言えば警察はすぐに携帯端末から照会できるため、カードを見せなくてもいいんじゃないかって感じですが。
日本でもこれからマイナカードが配られていきますが、それ専用にこうした財布やパスケースなんかにもマイナカード用ポケットとか設けられるのかもしれません。まぁ設けられるとしても、財布開くたびに自分の写真見るのもそんな楽しくないので、自分はこれまでのような財布を使っていくと思いますが。
2 件のコメント:
子供の頃は財布の透明ポケットに カードダスのプリズムカード(ドラゴンボールやスラムダンクのもの)を入れていました。今はポイントカードやSUICAもスマホのアプリやICチップの中に内蔵できるようになりました。そのため財布の中に入れるカードは免許証や保険証ぐらいになります。なめ猫ブームの時には警察官に なめ猫免許証を提示して怒られた人がいたそうです。中国国内でも国民カードの代わりになめ猫免許証を警官に提示すれば怒られそうですね。
中国はさすがになめ猫を警察に提示する人はいないでしょうが、証明書用の写真は女性を中心に、ギリギリ認められるレベルにまできれいに加工した写真を使っている気がします。なんかこういう方面の努力はいつもすごい気がする(;´・ω・)
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