先日買ったパソコン用の無線キーボードですが、購入から1ヶ月もしないうちにEnterキーが硬くなって押しづらくなりました。会社用に同時に買った同じメーカーの有線キーボードも会社でBackspaceキーが異音を出すようになり、いくらなんでも耐久性がなさ過ぎて驚いています。
レビューを見ると同じようにすぐ壊れたと書いている人が非常に多く、メーカー名は「双飛」ですが、最近この手の安かろう悪かろうな中国製品を見ることが少なくなっていただけに、まだこんなメーカーあったんだなと感慨に耽っています。
・談話捏造、記者を諭旨退職 編集局長ら処分、更迭―読売大阪(時事ドットコム)
話は本題ですが先日自分もこのブログで取り上げた読売新聞の小林製薬事件を巡る談話捏造問題について、捏造を行った記者を休職させ、記事捏造を暗に促した主任を解雇したとのことです。このほかの上長らも給与返上の処分が下されており、捏造自体は悪いことながら読売はこの問題についてきちんとけじめをつけたという印象を受けます。
以前の記事にも書きましたが、今回のよりもっと激しい捏造報道を行った中日新聞では担当記者にのみ短い謹慎だけさせており、処分の軽さにほとほと呆れることがありました。記者にとって捏造は自殺も同然であり、本人のみならず関係上長らに対しても処分を行い、また直接責任者を解雇した点は評価できると思います。
一方、まだやってんのかと呆れてくるのがこちらの日テレのセクシー田中さん問題です。原作者の自殺というショッキングな事件が起きた当初は「関係ないから」という態度を取り、世間の批判を受けて自殺に至った経緯などを調べる調査委員会を作りましたが、その時に5月初めには結論を出すと語っていたものの、このスケジュールだとやっぱ難しいと言い出したのがこちらの報道です。
かねてから5月に発表すると思って続報なきやと思って検索したら上の記事が出たわけですが、確か制作子会社は直接子会社で実質的に同じ社内であることを考えると、外部脚本家を除けば調査なんてすぐ終わるだろうし、どう長く見繕ったって3日もあれば十分じゃないかと思います。にもかかわらず数ヶ月の時間を敢えてかけたということは、問題の鎮静化を優先するあまり日テレは実態解明をわざと遅らせたていると断言してもいいでしょう。逆を言えば、ハナから原因を究明するつもりすらなかったのかもしれません。
それだけにこれだけ待たせたんだからさぞや立派な報告書が仕上がってことだろうと、私の中で日テレに対する期待感が膨らんでいます。っていうか厳格に関係者の処分を行えるんだし、読売新聞がこの件についてもっと日テレに対して取材、報道したってもいいんじゃないかと思います。
ただマジな話、もしこの調査が中途半端な結論に陥った場合、今後日テレのドラマ制作に対する原作提供に影響が出てくる気がします。これを機に漫画原作者らも声を上げるようになってきていますし、実際原作者の地位が日本だとまともな契約書も交わさないなどひどい状況なだけに、きちんと団体同士でガイドラインとかこの際作るべきだと思います。