今日何気なく寄ったラーメン屋でスラムダンクのテーマソングに使われた「
あなただけ見つめてる」が流れてて、もしこの歌をヤクザが歌ったら歌詞の内容が全く異なるように聞こえることに気が付きました。「龍が如く」のカラオケとかに入れてくれないだろうか。
話は本題ですがJBpressで川島さんがいい記事書いているので紹介します。この記事の中でも少し触れられていますが中国は10月1~7日、自分も「龍が如く7」と「エースコンバット」をやり続けたように超大型連休がありました。ぶっちゃけこの期間、夏場の繁忙期の疲れがどっと出てきてめちゃくちゃ体調悪かったため、朝から2万歩くらい歩くなどウォーキングして健康向上に努めた結果、今めっちゃ元気です(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
話を戻すと、日本でも一部報じられていますが恐らく大半の人が把握してないと思うため今記事を書いていますが、ありえないくらい株価が乱高下を見せています。川島さん(自分で書いてて馴れ馴れしいが密かに尊敬している(´・ω・))の記事にも書かれてますが、チャートを見た方が早いので早速グーグルファイナンスから引用するとこうなります。
見てわかる通り、中国の代表的株価指数の上海総合指数では9/13に2704ポイントという安値にありましたが、その後政府が景気対策の内容を発表するや以上に急上昇し、連休明けの10/8には3400ポイントを突破しまた。しかし連休が終わって幾日か過ぎるやが再び急降下し、一昨日10/17には3169ポイントまで目減りし、昨日10/18には少し持ち直して3261ポイントに戻しています。
ただはっきり言えば、恐らく政府介入が行われていると思います。このところ日中の取引時間を見ていますがほぼ毎日取引時間中に3200ポイントを下回るのですが、終了間際に急激に戻して3200ポイント台に戻していました。恐らく現在は3200ポイントが死守ラインに設定されているのではないかと考えています。
以上のようにゲボ吐きそうになるような乱高下っぷりをみせており、こちらの
テレ朝の記事にもある通り、連休前の急上昇を見て取引に参加または買いました人なんかはかなり打撃を受けている可能性があります。実際に自分も連休前、普段は株の話なんか一切しない中国人の友人から「が一句人である君の代わりに何か買ってあげようか?」と言われていました。中国経済を楽観視していないとしてこの友人の申し出は断りましたが、こんな現況からかその後どうなったかは聞きづらく、触れないようにしています。
この乱高下に関しては引用した記事にもある通り中国政府が色々景気刺激策を打ち出して入るものの、その抱えている不良債権や先行き見通しの暗さから、かえって取引に精通している者ほど株価の先行きを悲観ししていることが原因だと私も考えています。そもそも実体経済が非常に不調であり、若者を中心に失業者が溢れていて今後消費市場が縮小することが確実である中、株価が上昇する要素なんて何もないという風に私は見ています。
川島さんの記事にある通り、今の中国は不良債権をどうにかしようにも金額が膨大過ぎてもはや手が付けられないという指摘もよくわかるのですが、それでもこのところ政府が打ち出している経済対策に不良債権処理が一切触れられないというのは私としては理解できず、これが市場の失望を招いている原因のように思えます。
実際に不良債権を処理するとなると、引き受け手になるであろう銀行は大量の資産を喪失し、また処理過程で企業の倒産が相次いで今以上に失業者があふれることになるでしょう。その結果として数年間は社会が大いに荒れてGDPも大きなマイナス成長を記録することとなるでしょうが、不良債権処理しなければ経済が再生することはなく、この厳しい道は避けられないというのが私の見方です。
以前にも書きましたが不良債権処理なしに景気対策として財政出動することは、穴の開いたバケツに水を入れるようなものです。ほかのすべてを投げうってでも、不良債権処理に手を付けるという意志こそが最大の景気対策だと私は考えます。
しかし中国政府はいまだそうした姿勢を打ち出さず、何とか今の経済成長ペースを維持しながら不良債権を処理しようとしているように見えます。これを敢えてたとえるなら、高速道路をトラックで走行しながらオイル漏れを直そうとしているようなもので、土台無理だしむしろ事故る可能性の方が高い対応です。運送時間には遅れるがきちんと路肩に駐車して、JAFでも呼んでちゃんと修理するという対応こそがいま求められているのですが、この事実に気づくまで中国はあと3年くらいは必要かもしれません。
景気に影響されにくい業界にいるからこういうこと書けるけど、そうじゃなかったら自分も中国から去っていただろうなもう。