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2024年10月25日金曜日

ステルス公認で自民党の敗北はマジ濃厚

 中国で購入した外付けキーボードを使っているためキーボード配列は中国仕様に普段しているのですが、なんかWindowsのアップデート後は日本仕様に戻ったため今相当打ちづらいです。まぁ再起動すれば戻るけど。
 一方、ノーパソ本体のキーボードはスペースキーが反応しないままです。明らかにハードの故障だなこれ。


 それで本題ですが、正直自分は今回の総選挙は多少自民党が議席減らすとしても大敗することなく、公明との連立与党を維持すると踏んでいました。しかし今回の赤旗が報じたステルス公認の発覚を受け一気に情勢は逆転し、マジで政権陥落するのではないかという風にも思えてきました。

 今日も遅くまで残業していたので短く記事を切り上げるためステルス公認の詳細については省きますが、石破総理はあくまであれは自民党支部への支援金だとしていますが、選挙前で且つ金額が公認候補のいるところと同じであることを考えると、そのような言い訳が通じるはずはなく、裏金問題で公認から外れた現職議員らへの選挙資金提供とみて間違いないでしょう。少なくとも、そうじゃないと信じる根拠はまだ提示されていないと私は感じます。

 この一件で感じたこととしては、やはり小泉純一郎元総理の郵政選挙で刺客候補を立てたことは正解だったなということです。今回は公認除外候補に刺客は立てられませんでしたが、党内支持の維持のためには難しかったでしょうが、完全に決別して裏金問題に断固とした姿勢を見せる意味では、結果論となるものの刺客候補を立てておくべきだったでしょう。
 多分高市氏をはじめとする安倍派からは離党者が出たかもしれませんが、世論の支持はまず得られただろうし、新人議員によって自派閥を増やせたであろうことを考えると、もっと強い姿勢を出しておくべきだったでしょう。

 もはや今回の選挙の予想は「自民党がどれだけ負けるか」という論争となっており、石破総理も宇野宗佑と在任期間を争うことになるんじゃないかと考えています。っていうか与党陥落なら問答無用で降ろされることとなるな。

2024年10月22日火曜日

語られなくなった歴史

 大分前に江戸時代の農民の生活ぶりはあまりわかっていないという記事を書いていますが、この記事の中で慶安のお触書について触れています。これは知ってる人には早いですが、農民は酒を飲むな、米食うな、死ぬまで働けなどというブラック企業の社内規定未定な内容で満載な、幕府がその所領もしくは全国に出した通達とされていました。
 しかし実際に内容通り施行されていた形跡が見えないどころかこの文書の存在に触れる他の文書すらなく、現代においては偽書の類とされ、仮に実際に発行された文書であってもごく限られた地方でしか出回っていないものとほぼ確定されています。そのためかつては小学校の歴史の教科書などにも幕府の農民弾圧の根拠として教えられていたのですが、現在では教育現場で触れられることもなくなっていると聞きます。

 私が小学生だった頃はまだ現役だったため、この慶安のお触書についても覚えさせられました。ただ教える塾講師からは、「飲酒やたばこが禁止されていたはずはなく、偽物である可能性高いと現代では言われている」と補足してくれており、そうした背景もあるのかテスト問題に出てくることもありませんでした。
 前述の通りこの慶安のお触書は偽書または地域限定文書だった可能性が高いのですが、江戸時代が過ぎた後の時代に妙な形で見つかり、取り上げられたことで、全国的に出されていた布令と勘違いされて文書発行当時よりも無駄にメジャーとなった節があります。敢えて現代にたとえるなら、さだまさしの「関白宣言」の歌詞が数百年後に掘り起こされ、「20世紀末の日本において主婦は虐げられる生活を強制されていたのだ!」といわれるようなものでしょう。

 こうした慶安のお触書に限らず、かつては教育現場でも教えられながらその後の研究によって否定され、なかったことにされる歴史は他にもあります。今現在で一番ホットなのはやはり坂本龍馬で、彼の功績とされる薩長同盟も龍馬が仲介する以前に成立していたという説すらあります。また船中八策に関しても後年の創作説が強まっており、「幕末の功績をでっち上げていた胡散臭いコンサル」という評価すら出てきています。

 以前にも書いたかもしれませんが、こうしたなかったことにされる歴史というのは大体後年の創作または恣意的解釈に起因しますが、その発生原因を追えば「こうであってほしい」という願望に端を発する気がします。慶安のお触書に関しては「幕府が農民を弾圧していてほしい」、龍馬に関しては「ロマンあるキャラがいてほしい」などがあり、私が以前にJBpressで書いた元寇の根拠史料とされた「八幡愚童訓」も、武士は情けなくて神仏の力で撃退できたというまじないが求められたのでしょう。

 その理論に乗っかると、地味に戦時中の日本海軍戦闘機であるゼロ戦も「神話」の一種ではないかと思う節があります。というのも米軍は開戦当初にゼロ戦と、陸軍戦闘機の一式こと「隼」を区別できておらず、同じ戦闘機とみていました。そのためゼロ戦の撃墜数には隼の分もカウントされている、というより実際は隼の方が活躍していたという意見すらあります。
 では何故隼よりゼロ戦がもてはやされたのかというと、それはやはり陸軍悪玉・海軍善玉論が影響しているように見えます。陸軍は弱いくせに偉そう、海軍は強くてまともだったけど陸軍に邪魔されていたという図式が戦後直後から当てはめられ、この流れでゼロ戦も持ち上げられてた節があるような気がします。

 そういう意味では「願望に都合のいい歴史解釈」というのは、やはり注意してみなければならないでしょう。ドラマチックな背景とか動機というのは案外なく、歴史というのは意外にシンプルかつシビアなものであり、無駄にロマンある内容ほど創作である可能性が高いからです。

 このほか今評価が変わりつあると思う人物を挙げるとしたら、足利尊氏かもなぁ。彼の場合も、彼を否定したいとする勢力が一時多かったことだし。

2024年10月20日日曜日

千葉のマッドシティ~ロイヤルホスト松戸駅前店

ロイヤルホスト松戸駅前店(公式)

 なんか無性に松戸について書きたくなったけどもはやネタを語りつくしたと思っていた矢先、急にこのロイホ松戸駅前店を思い出したので書きます。

 このロイホ松戸駅前店はその名の通り松戸駅前から徒歩で行けるいい距離にあり、価格帯は通常のファミレスに比べ一段高いものの、さすがはミドルハイで売り出すロイホとあってか品質は高く、地元住民らに長く愛されています。
 ってか、私の記憶の限り松戸駅前には常にこのロイホが存在し続けており、運営期間は確実に30年を超しています。いくらいロイホだからといって息長すぎないかと思うくらいこの地に根付いており、Dマート(ダイエー)を含むその他の商店などが移り変わる中、このロイホだけは柱石が如く長く続いています。

 そんなロイホ松戸駅前店ですが、この店の何がいいかって駐車場がついていることで、ガチでこの店最大のストロングポイントだとも考えています。松戸駅前は無駄に駅前がごちゃごちゃしているのに対し手ごろな駐車場は少なく、その上線路をくぐる陸橋周辺は渋滞しやすく、ちょっとした用事で駅前付近に行きづらくなっています。
 そこへきてこのロイホですが、中二階ともいうべき形状なのか、店舗は二階にあって地上部分は駐車場なため行きやすく停めやすく、松戸に用事があるときにここに車止めて食事して、軽く用事を済ませてからまた車に乗って帰るという一撃離脱戦法を行うことが可能となります。

 逆を言えば、松戸駅周辺で駐車場を備えた飲食店はほとんどなく、表通りに面していることもあってこのロイホのアクセス性が際立っています。

 そういう立地からうちのソ連人民の敵である親父も贔屓にしており、松戸に行く際によくこのロイホを経由して用事を済ませてたりします。私自身は車に乗らない、っていうか中国にいてガチでこの10年ハンドルを一切握らず、松戸行くときはチャリで行く(早けりゃ20分くらい)のでそこまでこのロイホを必要としていません。
 ただ松戸で知り合った人がこの店で働いていると聞き、それからは私もロイホを贔屓にするようになりました。その人にさりげなく聞いたことがありますが、ロイホは客層もいいらしく変なクレームをつけてくる人もいないそうです。

 などと適当なことをまた書き綴っていますが、前述の通りあのDマート(ダイエー)ですら閉店したこの時代、いつまでも変わらない松戸のシンボルとしてロイホはフォーエヴァーしてほしいです。

ジョーカー2おもんなかった(´・ω・)


 婚活中の主人公が同僚に誰か紹介してと頼んだところ「コミュ障な子でよければ……」といわれ会ってみたら、すごい虚無僧が待っていたという漫画なのですが、無駄に勢いあって単行本買ってしまいました。1話当たりのページ数少ないからかえって勢いあっていい気がする。

 話は本題ですが昨日映画の「ジョーカー2」を見てきましたが、世間での評判通りおもんなかったです。恐らく監督としては「周囲が期待する自分」と「本来の(そうありたい)自分」とのギャップに悩むというのを描きたかったんだと思いますが、皮肉にも大ヒットした前作から高まる期待に対し、それに全く応えられない続編ということで身をもって期待と実体とのギャップを反映した作品でした。
 主演のホアキンの演技は相変わらずよく、法廷のシーンなんかやっぱり神懸っていたのですが。

 このほか今回見たのは言うまでもなく中国での上映ですが、性的だったり暴力的だったりするシーンはカットされていたのか不意にぶつ切りで場面が切り替わっていました。もっとも映画全体がクソで、マジで見ている最中あくびが止まらず、早く帰りたかったのでカットしてくれてマジ感謝な気持ちでいっぱいでした。朝一の上映を見に行ったけど、見ているのは自分を含め三人だけでちょい寂しかったです。

 ちなみにこの前には「トランスフォーマーONE」も見に行っていますが、こっちは普通に面白かったです。展開がはやっ子供でも飽きないであろう内容で、大人も十分見ごたえのある作品だったと思います。

 そのトランスフォーマーですが、日本で流行っていたのは自分が幼稚園にも通わない頃の幼児時代だったためあんまり作品内容とかも把握してないのですが、自分がデパートで迷子になったとき、デパートの店員が自分を慰めるためにトランスフォーマーの下敷きをくれたことを今でも覚えています。こういう人の好意というのはやっぱ忘れられないものです。

2024年10月19日土曜日

連休を挟んだ中国株価の乱高下

 今日何気なく寄ったラーメン屋でスラムダンクのテーマソングに使われた「あなただけ見つめてる」が流れてて、もしこの歌をヤクザが歌ったら歌詞の内容が全く異なるように聞こえることに気が付きました。「龍が如く」のカラオケとかに入れてくれないだろうか。


 話は本題ですがJBpressで川島さんがいい記事書いているので紹介します。この記事の中でも少し触れられていますが中国は10月1~7日、自分も「龍が如く7」と「エースコンバット」をやり続けたように超大型連休がありました。ぶっちゃけこの期間、夏場の繁忙期の疲れがどっと出てきてめちゃくちゃ体調悪かったため、朝から2万歩くらい歩くなどウォーキングして健康向上に努めた結果、今めっちゃ元気です(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾

 話を戻すと、日本でも一部報じられていますが恐らく大半の人が把握してないと思うため今記事を書いていますが、ありえないくらい株価が乱高下を見せています。川島さん(自分で書いてて馴れ馴れしいが密かに尊敬している(´・ω・))の記事にも書かれてますが、チャートを見た方が早いので早速グーグルファイナンスから引用するとこうなります。


 見てわかる通り、中国の代表的株価指数の上海総合指数では9/13に2704ポイントという安値にありましたが、その後政府が景気対策の内容を発表するや以上に急上昇し、連休明けの10/8には3400ポイントを突破しまた。しかし連休が終わって幾日か過ぎるやが再び急降下し、一昨日10/17には3169ポイントまで目減りし、昨日10/18には少し持ち直して3261ポイントに戻しています。
 ただはっきり言えば、恐らく政府介入が行われていると思います。このところ日中の取引時間を見ていますがほぼ毎日取引時間中に3200ポイントを下回るのですが、終了間際に急激に戻して3200ポイント台に戻していました。恐らく現在は3200ポイントが死守ラインに設定されているのではないかと考えています。

 以上のようにゲボ吐きそうになるような乱高下っぷりをみせており、こちらのテレ朝の記事にもある通り、連休前の急上昇を見て取引に参加または買いました人なんかはかなり打撃を受けている可能性があります。実際に自分も連休前、普段は株の話なんか一切しない中国人の友人から「が一句人である君の代わりに何か買ってあげようか?」と言われていました。中国経済を楽観視していないとしてこの友人の申し出は断りましたが、こんな現況からかその後どうなったかは聞きづらく、触れないようにしています。

 この乱高下に関しては引用した記事にもある通り中国政府が色々景気刺激策を打ち出して入るものの、その抱えている不良債権や先行き見通しの暗さから、かえって取引に精通している者ほど株価の先行きを悲観ししていることが原因だと私も考えています。そもそも実体経済が非常に不調であり、若者を中心に失業者が溢れていて今後消費市場が縮小することが確実である中、株価が上昇する要素なんて何もないという風に私は見ています。
 川島さんの記事にある通り、今の中国は不良債権をどうにかしようにも金額が膨大過ぎてもはや手が付けられないという指摘もよくわかるのですが、それでもこのところ政府が打ち出している経済対策に不良債権処理が一切触れられないというのは私としては理解できず、これが市場の失望を招いている原因のように思えます。

 実際に不良債権を処理するとなると、引き受け手になるであろう銀行は大量の資産を喪失し、また処理過程で企業の倒産が相次いで今以上に失業者があふれることになるでしょう。その結果として数年間は社会が大いに荒れてGDPも大きなマイナス成長を記録することとなるでしょうが、不良債権処理しなければ経済が再生することはなく、この厳しい道は避けられないというのが私の見方です。
 以前にも書きましたが不良債権処理なしに景気対策として財政出動することは、穴の開いたバケツに水を入れるようなものです。ほかのすべてを投げうってでも、不良債権処理に手を付けるという意志こそが最大の景気対策だと私は考えます。

 しかし中国政府はいまだそうした姿勢を打ち出さず、何とか今の経済成長ペースを維持しながら不良債権を処理しようとしているように見えます。これを敢えてたとえるなら、高速道路をトラックで走行しながらオイル漏れを直そうとしているようなもので、土台無理だしむしろ事故る可能性の方が高い対応です。運送時間には遅れるがきちんと路肩に駐車して、JAFでも呼んでちゃんと修理するという対応こそがいま求められているのですが、この事実に気づくまで中国はあと3年くらいは必要かもしれません。
 景気に影響されにくい業界にいるからこういうこと書けるけど、そうじゃなかったら自分も中国から去っていただろうなもう。

2024年10月17日木曜日

最近のヤフコメの荒れ具合

 早くブログ切り上げてエースコンバット7をやりたいがために何書こうかうんうん悩んでたところ、ヤフコメが突然浮かんできました。

 さてこのヤフコメですが、ニュース記事におけるPV数を大きく引き上げているのかYahoo側も結構大事にしている節があります。ただこのヤフコメの内容、自分もJBpressで記事書いてた際に色々見ましたが、全く根拠のない憶測で批判する輩も少なくなく、自分なんかも「中国を持ち上げるこいつはきっと中国人に違いない」などという謎の認定を受けました。
 自分が描いたもの以外の記事を見ていても、記事本文の内容すらきちんと読み込まずに誤解しながら批判している者も見られるほか、差別的な内容も非常に多いです。そうした批判も受けてYahooも去年から投稿の際にはショートメッセージによる確認を必須にさせましたが、これによって国外でショートメッセージを受け取れない自分なんかは一切コメントを投稿できなくなりました。地味にこれ、海外現地にいる人間の意見が封殺されてえらいこっちゃじゃないのとか思ったりします。

 このほか最近のネット中傷問題を受けてか、確か去年の春くらいに差別的コメントが一定数越えたらコメントの投稿、閲覧をストップさせる措置を取っていましたが、現在このストップ措置が一切なされなくなっています。私が見る限り差別的投稿は決して減っておらず今も、特にこの前の深圳の事件のような記事にはたくさん投稿されているのですが、Yahoo側は一時採用した対策措置を何故かやらなくなってしまっています。
 また投稿、閲覧の禁止までと行かずとも、差別的コメントを個別に削除する措置も一時やっていましたが、これも何故か今や一切行われなくなりました。前は「このコメントは差別的なので削除しました」的な表示がコメント欄に出ていたのですがいつのまにかなくなり、もしかしたら見えないところでやっているのかもしれませんが、それにしては差別的コメントは今でもよく見ます。

 何となく、Yahooはこの辺の対策に一時動いたものの途中で放り投げてしまっているのではないかと疑っています。なんかの研究でSNSをやっている人は無駄に憎悪を滾らせ不要にストレスを高めているという結論が出されていますが、何となくわかるというか、ストレスをネットに吐き出すどころかより高めて憎悪に変えている節がある人を見ます。何が楽しくてSNSやってんだろうか。

 そういう意味ではこのブログなんかは一方的に且つ長文で書き続けられるものだから、ストレス解消にもってこいです。何気に前に見た記事で、巨人の阿部監督が試合中にしきりにメモとっていて研究熱心かと思ったら、「あの野郎」、「本当にプロか」、「ふざけやがって」などと、試合中でミスした選手の悪口を延々と書いているだけだったらしいです。
 なんでもこのように口に出さず紙に書くことで、相手を一切傷つけずに自分の怒りを収められるアンガーマネジメントの一つとしてやっているそうですが、実際こうして自分の考えを文字にすることはストレス解消に役立つと私も思います。この辺、日記を書いている人のメンタルヘルスはどうなっているのか研究したら面白いかもしれません。

2024年10月15日火曜日

れいわ・山本代表の入院報道を見て

れいわ・山本代表が一時入院 強いアレルギー反応疑い【24衆院選】(時事通信)

 上記リンクにある通り、れいわ新選組の山本代表が入院したという報道が出ました。この報道に対するヤフコメとかを見ていると体調が心配だとか、急に崩すこととかあるよねなどというコメントでほぼ埋められているのですが、私はこの報道を見た際にまず真っ先に、「誰と会ったのだろう?」と思いました。
 こっからは完全な憶測ですが、山本代表が今回入院したのは表で会って話せない人物と病院内で会って話すためではないかという風に疑いました。

 こう考える根拠としては大きく二つあり、一つはそもそも政治家というのは自身の健康不安を想起させることは一切明るみに出さず、治療を受けたとしても「健康診断に行った」などと濁すのが通常です。また実際に治療を受けるにしても入院などという手続きは取らずに治療を受けてすぐ帰るのが基本で、今回は遊説をキャンセルしたこともありますが、聞かれるまでもなく入院という事実を明かしている点は正直疑問に覚えました。

 次に、意外とこの入院作戦というのは情報秘匿の上でかなり有効な手段だからです。病院関係者には情報秘匿義務があるので面会に来た人間の情報を含め一切明かせず、また病院内にはみだりにマスコミ関係者も入れず、密談するには非常に都合のいい場所だったりします。はっきり言えば料亭なんかより機密性は格段に高いです。
 また密談が目的だとしても、今回のように治療目的で入院したと言えばいくらでも言い訳も立ちます。病院側も診断内容をいくらでもごまかすことができるし、今回はアナフィラキシーと言ってるようですが、単純に過労による脱水症状とかでも誰も疑わないでしょう。

 無論、以上の見方は私自身の完全な憶測でこのように信じる確固たる証拠もありません。ただ政治というのは基本、可能性というか選択肢をどれだけ頭に入れて状況をみるかが肝だと考えており、可能性がゼロでなければ「こういうシナリオもある」ということを踏まえておくと、後々の状況判断に役立つことが多いため、今回こうして記事化しています。
 若干、デマを広げているような節もあると自覚はありますが、あくまでこういう見方もあるよ的な物と捉えください……という風に、ここまで書いておけば後ろ指さされないだろう。

 しかし仮に実際に密談してたとしたら、一体誰とどんな内容を話していたかになってきます。話す内容としては間違いなく時期的に間違いなく選挙絡みで、何かしらの工作や協力の打診、検討と見るべきでしょう。
 相手に関してはやはり表で会って話せない人物ということから、表向きでは対立しあっている相手である可能性が高く、その場合は話す内容的にも自民党を含む他党の関係者ということになります。また政治家以外では、宗教関係者、海外政府関係者、特別なジャーナリスト辺りが候補になってきます。実際に会っていたとしたら今後の行動で何かしらその兆候が見えてくるので、そういう意味ではちょっと注視しておこうかなという気になります。