・セブンイレブン、税込100円の商品を3個買うと合計301円になるシステム導入(痛いニュース)
・セブン、ついに客数減サイクル突入か…セブンペイ中止事件が痛手、24時間営業見直しも(ビジネスジャーナル)
何も狙って探しているわけでもなく、上記のようなセブンイレブンに関するネガティブニュースを目にすることが多いです。セブンペイの問題は言わずもがな、フランチャイズ店との営業時間をめぐる論争なども世論的にはセブンを非難する声が多く、現在もコンビニ業界の実質的世界王者であるものの、その前途に関しては暗雲が垂れこめていると言っていいでしょう。
それにしても急激と言うか、こうしたセブンへの批判はここ二、三年内に噴出してきた感があります。背景としてはやはりセブンイレブンどころか近代コンビニの生みの親と言っていい鈴木敏文氏の引退があるようにしか思えず、前述の是文平問題に関しても、「鈴木敏文だったらどう対処していたのだろうか」と内心思いました。
実際にと言うか、ファミマやローソンと比べると近年のセブンは経営者の顔が見えないような気がします。セブンペイの問題でも会見を見る限りIT方面にあまり詳しくなさそうな人が上に立っており、このところの問題も経営者の質による面が大きいように見えます。
一方というか、多少贔屓があるもののファミマは今後伸びてくると思います。理由としては非常に単純で、以前に取材をしたときに広報の担当者が非常に優秀な人で、こんな人材がファミマにはいるのかと唸らされました。少なくとも企業防衛面に関しては、ファミマは何も懸念がないと私は断言できます。
ただこの前中国のコンビニ市場を調べた際、なんとなく日本のコンビニ市場はとうとう頭打ちしてきたなという実感を覚えました。これまで少子化で人口が減りながらもコンビニ市場規模が拡大していたのは、大学生と独身者が増え続けたことでコンビニ利用が増えていたからだと思います。ただこれらの動きももう頭打ちしたというか、独身者数も限界を迎えつつあり、業界全体で癲癇が求められてくる時代かもしれません。
2 件のコメント:
セブンイレブンはまだまだATMサービスに力を入れています。suica等交通系電子マネーを
チャージする機能を持ったATMを設置しています(私の知る限りローソンやファミリーマート
で電子マネーをチャージできるATMはないです) モバイルSUICAを持っていない私にとっては
近所でSUICAにチャージできるセブンイレブンATMは便利な存在です
セブンの場合、なまじっかセブン銀行でのATM成功事例があったせいで電子決済に乗り遅れたのかなと言うきもします。あれはたしかに利便性的には便利ですが、やはり今後の時代を考えると鮮度がもう落ちてきているというか、そろそろ別のサービスへの切り替え時期だという気がします。
コメントを投稿