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2022年11月2日水曜日

ある医学部留年生の意外なその後

 先日、医学部を出た友人と会った際に、近年における日本の医学部の留年率上昇について話が及びました。なんでも医師国家試験の合格率が大学別に公開されるようになり、各大学の医学部はこの合格率を高めることが評価につながるだけに、国家試験に受からなさそうな学生については早いうちに手を打てとばかりに留年させるようになったことが、留年率上昇の背景だそうです。
 しかし医学部というのは私立なんかは学費も非常に高いだけに、1度の留年が文字通り命取りになるというべきか、1発で身代が傾く可能性もあります。それだけに留年をきっかけに退学を選ぶ学生もいるだけでなく、鬱となり、普通の生活すら遅れなくなったという元医学部学生もいるといううわさもこのところ聞きます。

 話を戻すと、友人のいた大学はまだ国立系医学部ということもあってそこまで留年率は高くなく、友人の学年もほぼストレートでみんな卒業、国家試験合格に至れたとのことでしたが、一つ上の学年に留年した学生がいたそうです。友人によると、その留年した学生は1学年下の友人の学年にいた医学部に在籍する女子学生と交際していたそうです。

 ここまで話を聞いて「ははーん( ・´ー・`)」と思い、「なるほど、その女子学生に振られたのがきっかけで留年したとかだろ(σ・∀・)σゲッツ!!」と言ったら「違うよ、振られてないよ(´・ω・)」と友人は否定してきました。
 それならばとばかりに「わかった。順番は逆で、留年したのがきっかけとなって別れて、男のほうが鬱になったとかだろ(σ・∀・)σゲッツ!!」と再び推理を見せたところ、「違うよ、留年がきっかけで振られたわけじゃないよ(´・ω・)」とまたも否定してきました。

 じゃあ一体どうなったんだよと改めて聞いたところ、「留年したのがきっかけとなって、その人は医学の道をあきらめラーメン屋になったんだよ(´・ω・)」と、かなり想定外な展開を明かしてきました。でもって、ラーメン屋になったところで彼女に愛想突かれて、結局別れたそうです。
 友人曰く、「医学生からラーメン屋への転向はすごいよね(´・ω・)」だそうですが、すごいとは思うけど、なんとなく自分が聞きたかった話とは違ったような思いを感じました。まぁその友人はマジでどっかピントのずれた答え方ばっかする友人で、医学生時代も教授に「お前よく彼女に誤解とかされね?」と言われたそうですが、「いえ、彼女いません(´・ω・)」とまたずれた答え方してたそうです。

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