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2023年1月2日月曜日

岸田政権は今年春まで?

 中途半端に伸びて鬱陶しかったので今日ショッピングモール内にある立ち食いソバ屋的な床屋で髪切ったら、料金は78元(約1500円)でした。10年くらい前は17元(約320円)、ちょっと前まで通ってたけど今回行ったらつぶれてた床屋は50元(950円)だったことを関上げると、かなり物価上がったなぁという気がします。

 さて本題ですが結論から言うと岸田政権は「お前はもう死んでいる」状態です。支持率は低いしこれから上がる要素ないし、政治的に周りも一切期待しなくなっているのか批判記事すら出なくなっています。支持率低下の原因はいろいろありますが直近でいえばウクライナ戦争にかこつけた軍事費増大、並びに増税発表で、事実上これがとどめを刺したと言っていいでしょう。
 でもってその中身ですが、最新のドローン兵器を導入するとかならまだ理解できるものの、さっきも何故か会社の上司と話してましたが米国の中古トマホークミサイルを大量に買うなどと、完全にハードオフ的な買取業務でしかありませんでした。恐らくは米国が兵装切り替えるためにハードオフを利用しようってことになり、日本に買わせることとなったのでしょうが、もうちょい抵抗しろよなと思わざるを得ません。

 とはいえ腐っても米国の要求。ロッキードの頃から要求されたノーと言えない立場もあってその点では岸田総理も少し可哀そうだとは思うものの、これを機に退陣になるというのが自分の予想です。恐らく、この米国からの買取執行に必要な予算と増税案を通したところが切り目になると思われ、予算通過後の春にも退陣になると思います。
 岸田総理自身も、増税前には信を問うなどと解散総選挙を匂わせており、米国に言われた役目を果たしたところで身を引く構えではないか、というかもう本人も、ことごとく閣僚がアホばっかで頭下げてばっかなだけに、もうあんま総理やっていたくないのかもしれません。

 となると次の総理候補ですが、単純に言えば河野太郎氏と高市早苗氏の一騎打ちになる可能性が高いのではないかという気がします。党内支持層でいえば高市氏にやや軍配が上がり、女性票獲得の上でも目算が経つことから長老連中も高市氏を応援する可能性が高いとみています。
 一方で河野氏は民間の人気が高いことから、党員投票で高い支持を得れば逆転が見込める可能性があります。ただその場合、河野氏本人よりも彼を引き立てる応援役が重要になると思われ、ここに誰を持ってくるかによるでしょう。

 最後に余計ないこと書くと、今回の軍事増強はどこをターゲットにしているのか。一応建前ではロシアやこのところミサイルを打っている北朝鮮ですが、実際には台湾有事が想定なんでしょう。

4 件のコメント:

潮風太子 さんのコメント...

新年あけましておめでとうございます
なかなかコメント送れず
ご無沙汰しておりますが
毎回ときにまとめ読みにて
拝読させていただいております

コロナ感染の後遺症など
大丈夫でしょうか?
くれぐれもお体ご自愛いただき
年末の政府批判ネタなどドキッと
するような内容には
さすがに「大丈夫なのか?」と
思いましたがこれからも
今まで通り読みごたえある
ネタを楽しみにしております

これからも
「今」の上海を現地目線で
お伝えいただきますよう
お願い申し上げ
本年もまた宜しくお付き合いのほど
m(__)m

上海熊 さんのコメント...

台湾有事が起こる可能性はどのくらいだと思われますか?

花園祐 さんのコメント...

 こちらもいつもそちらのブログ記事を拝見しており、まさに地べたからの目線に感心して読ませてもらっています。JBpressの中国政府批判記事は恐らく当局も読んでるでしょうが、今のところは嫌がらせもしてこないため、まだ許容範囲だったのだろうと勝手に安心してます。
 やはり以前と比べると中国現地に根差した情報が日系メディアの中で少なくなっており、自分も意識してそういう記事を出そうと努力しています。今年は去年と比べるとまだ活動しやすくなるので、今後も期待に添えるような記事を出すように努力してまいります。

花園祐 さんのコメント...

 正直に言って、中国とロシアは常識で考えると痛い目見る国なので、仮に「今年発生」で見るなら20%行くんじゃないかなと考えています。こう考える理由としては、ウクライナ戦争で米軍が今アジアにまで手を回せられず、中国としてはイニシアチブを握るチャンスタイムでもあるからです。
 記事にははっきり書きませんでしたが、今回の日本のトマホーク購入は日本が使うというより、有事に米軍または台湾に供与するために備蓄することが目的だとみています。仮にそうだとした場合、台湾有事も意外と早く来ると米軍も見ていることになります。