知ってる人には説明するまでもないですが、「ブルーデスティニー」とはガンダムに出てくるモビルスーツの一種で、最強ジムの一角(本当は陸戦型ガンダムがベース)に入る強機体です。この前ふとこいつの中国語は何なのかなと調べてみたら出てきたのが「藍色命運」で、さらに中国版Wikipediaこと百度百科を見てみたら上記のような説明が書かれてあって、最初見たときに「土星ってなんやねん(;´・ω・)」と思いました。
なお「世嘉」は「セガ」です。
ガンダムの中国語は「高達」で、フリーダムガンダムなど意味から漢字に置き換えられる奴は「自由高達」となりますが、意味で置き換えられない機体は「ザク→扎古」のように発音から漢字が割り振られます。登場人物も「シャア→夏亜」という風になんかトロピカルな観光地っぽい名前にされたりします。中華系キャラなんかはそのまんま漢字で「王留美」などと書かれるので便利でしょう。
そのガンダムですが前にも一回書いた気がしますが、せっかく大きな市場なんだから中国にフォーカスした機体もあっていいと思います。ってか既に「ドラゴンガンダム」とか「シェンロンガンダム」があるんですが、見る限りこれら中国っぽく作った機体はあんま人気じゃなく、羽のあるフリーダムガンダムとかウィングガンダム、あとストライクガンダムとかが人気になっている気がします。
多分古代中国っぽいから上記の機体は人気が出ないと思われ、もっと現代にフォーカスし、「コミュニズムガンダム」という名前で、全身真っ赤にしてハンマーと鎌持たせたらきっと人気が出るでしょう。もしくはティターンズが黒っぽい色(ティターンズカラー)で統一してたように、鈍い赤色で機体を統一した組織を作ればシンパシーを感じてくれるかもしれません。
2 件のコメント:
ガンダム00のアロウズが鈍い赤色でしたねー。
昔は赤と金色の機体が(中国人の親に)人気だったみたいですが、最近は作品が深く知られるようになって、必ずしも色だけで人気になってるわけではなさそうですね。
個人的には中国ファンの作品の理解がどんな感じなのか気になります。結構体制に逆らう話も多いし。
中国人に話を聞く限りだと、古来から中国国内の群雄が戦い合う歴史があるだけに、複雑な政治背景で勢力が凌ぎを削る話が好きである感じがします。中国国内だと、そういう複雑なシナリオかける人も少なそうだし。
あと地味に最近中国は模型ブームというか、いろんな映画に出てくる乗り物やオブジェの模型が限定生産、販売されることが多いです。ガンプラもこの流行に乗ってるようで、売り上げ伸ばしているようです。
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