上の画像はネットで「社畜リムジン」と言われててさもありなんと思いました。実際はパノラマ撮影がいい感じになってできた写真らしいですが。
ちなみに「首都高最高のレーシングカー」と呼ばれるプロボックスですが、一回プラモ作ろうと思ったけどキットの値段高くて見送りました。割と思い入れある人多いから、いろんなバリエーションで出せばいいのに。
話は本題ですが、密かに「出羽守」という新語が大好きです。これは「海外では~」などとことあるごとに海外と日本を比較して日本をディスる発言をする海外帰りの人を揶揄する言葉で、自分も「中国では~」を連呼しているあたり、この出羽守に属すという自覚があります。
「では」という発音にかけていることと言い、なおかつ実際に世の中にたくさんいるけどこれまで個別名称がなかったのと、若干田舎大将っぽさを感じさせる「守(のかみ)」という言葉に仕上げたのは見事というよりほかなく、あんま使いどころないけど実は大好きな単語です。
逆に今嫌いな新語を挙げるとしたら、「ファーストペンギン」です。これは最初にペンギンが飛び込むとその後続々と後のペンギンが飛び込むことから、「勇気ある先駆け者」的な意味合いとされていますが、どちらかというと「正直不動産」で使われていたように、詐欺で相手をだます際に「さすがファーストペンギン」などと持ち上げる常套句として使われることが多い気がします。
そもそもこの単語の意味であれば「一番槍」でもよく、既存単語があるにもかかわらず横文字使うあたりマジ意味わかりません。まぁさすがに「一番搾り」は別の意味か。
なお上記例に当てはまるシーンが実は去年あり、契約の関係で所属先の法人を一昨年に切り替えた影響で、去年中ごろに確定申告を行わなくてはならなくなりました。日本でも大量の鬱症状者を確定申告は生み出していると聞きますが、それでもまだ日本国内なら超余裕じゃんと私は思います。確定申告を中国でやれって、ぶっちゃけハードル高いし自分もかなり鬱になりました。
そのため、会社からは「行っとけよ」と言って申告の仕方の案内とかも通達されていましたがなかなかやる気が起きず、一回トライしてみようと思ったら税務署になんか登録とかしなきゃいけないとか書かれてあって、「まぁいざとなれば追徴大目に払えばいいか(-_-;)」などと見て見ぬふりして放置していました。
そんなこんだで申告期限が近付く中、社内の日本人同僚が隣で「税務署への登録に行きたいんだけど」と中国人スタッフに相談していました。この時、「そうだ、こいつについていく形だったらすんなり処理できるかも(・∀・)」と閃き、背乗りする形で「おう、税務署行くんだな。俺もついでに行ってやるよ(´・ω・`)」などと偉そうな口ぶりで同僚に同行することに成功しました。
するとこの私と同僚のやり取りを見ていたほかの同僚たちも、「ちょうどいい、俺たちも連れてってくれよσ(゚∀゚ )オレ」などと次々と手を挙げ、さらには翌日に税務署行くから席空けるとチームメンバーにメールで伝えたら、「僕も連れてってください( ;∀;)」と、さらに追加メンバーが増えました。
まさに上記の状況における同僚がファーストペンギンともいうべきものでしたが、私自身はペンギンなんかより、誰もが恐怖して抵抗することすらあきらめた魔王(=税務署)に対し、敢然と立ち向かう者が現れ、その勇気に打たれて共に戦うため同行を願うものが相次ぐという場面が思い浮かび、「ああきっと、勇者っていうのはこういうことなんだな」などと勝手に納得していました。そういう意味では、ペンギンなんかよりも「勇者」って呼称の方がいいと思っています。
まぁその勇者となった同僚、毎回トラブルに巻き込まれるから「地雷原に入って全地雷を踏み抜く男」などと陰で呼んでたりするのですが。
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