2026年6月7日日曜日

突撃、松戸七不思議ツアー

 日本での業務を開始するにあたり、所属している会社から健康診断を受けるように言われていました。ちょうど自分も日本の病院で一回健康診断を受けたいと思っていたので渡りに船だと思い早速地元流山市の病院に予約を打診したところ、「8月まで予約いっぱいです」と断れてしまいました。
 仕方ないのでならば職業も松戸戦士だし松戸の病院で健康診断を受けようと適当にネットで検索して対応している病院を探したところ、ドクターランド松戸がいい具体に引っかかり、またネット予約も手軽にできたのでこちらで昨日6/6に健康診断を受けることとしました。ただ予約を決めた時点でこのドクターランド松戸がどこにあるのか全く把握しておらず、まぁ松戸ならどこでもチャリで行けるだろうという過信で予約したのですが、改めて調べてみたら北松戸駅に近い上本郷にあることがわかりました。そう、以前取り上げた松戸(上本郷)七不思議の舞台です。

  この時点で私は、「ああ、つまり俺に松戸七不思議を回ってこいという天の啓示か……」と悟りました。そんなわけで、松戸七不思議を実際に見て回ってきたので一挙紹介しようと思います。

上本郷の七不思議(松戸よみうり)

 松戸(上本郷)七不思議とは以前の記事でも紹介しましたが、JR北松戸駅近くの上本郷で伝えられている七つの伝承です。と言っても伝承の元となった木とか既になくなってたり、八尾比丘尼の話は伝承のみで特にランドマークもなかったりするのですが、それぞれゆかりのある地域を松戸市のHPでも地図にしてまとめられていたので、この地図をもとに健康診断を受けた後にチャリで回っていきました。
 関係ないけど昔にも書きましたが、やっぱり自転車でもロードバイクは本当に体に悪い気がします。日本でノーマルのチャリに乗ると「なんでこんなに進まないんだ(ヽ''ω`)」というぐらいに体を酷使する印象を覚えます。

1、風早神社の大杉

 そんなわけで一発目はこの風早神社です。七不思議によるとなんかでかい杉があったそうですが今はもうないとのことでいきなり出オチなのですが、割とキレイなところでした。


 境内回りは綺麗にされており、参拝者は自分以外いませんでしたが静かなところでした。このほかの七不思議ポイントもそうですが、車が侵入し辛い細い路地が入りくねっている丘の住宅街にあり、人知れず自転車乗るなら悪くない場所です。

風早神社参道

2、斬られ地蔵(本福寺)

 エピソード的に一番七不思議らしい斬られ地蔵があるというのがこの時宗のお寺の本福寺です。ここは吉田松陰が東北旅行した際に逗留したお寺でもあり、入り口にはその碑文もありました。


 でもって下の写真が件の斬られ地蔵です。自分もこの前にネットで写真見てましたが、生で見るのはこれが初めてでした。

右の車輪回したら小吉だった


 一見すると袈裟斬りまたは唐竹割りに切られているように見えるのですが、よくよく頭部を上からみると側面部にも傷があります(下の写真参照)。この側頭部の傷からみて、斬られたというよりかはなんか落として割っただけというのが本当のところなんじゃないかと思えました。

頭部側面部の傷


本福寺本堂


 こちらは七不思議じゃないですが上本郷に昔からあったカンスケ井戸の跡地です。本福寺脇の階段を下りたところにあり、今では小さな池となっています。

コイもいた

3、富士見の松(本覚寺)

 こちらも不思議エピソードはなんもなく、なんか日蓮宗本覚寺にでかくて富士がバックに見える松が昔あっただけという話です。しかもその松は昔に枯れ、切株もがけ整備で除去されたとのことなのでなんも残っていません。


 方角的に富士見の松があったのはこの南側の崖付近だったのではないかと思います。見ての通り急峻な崖で下には住宅もあるので、土地整備があってしかるべきでしょう。

本覚寺本堂

 なお本福寺も本覚寺も墓地が併設されており、この後のゆるぎの松探しでも別の墓地を回らされており、なんか七不思議ツアーというより墓場ツアーやってるような気がしました。途中から自分も「おさかな天国」を「お墓場天国」と言い換えて、「墓場は僕らを待っている~♪」などと歌いながら回ってました。

4、宮女の化物(明治神社)


 この宮女の化物の伝承の舞台は雷神社となっているものの、雷神社がどこにあったのかというのはわかっておらず、この明治神社に雷神社と刻まれた石が奉納されているというだけです。一応行ってみましたがこの明治神社自体は普通の神社でこれというイベントはなく、自分も写真だけとって帰ってきました。

5、ゆるぎの松

 このゆるぎの松はなんか昔、ゆらゆら揺れるでかい松があっただけで、ほかのエピソード同様に「なんかでかい木があった」というだけの不思議でも何でもないエピソードです。場所はJA東葛からやや南に下ったところを左折した坂の途中にそんな松の木があったという句碑だけ残っていると書かれてありましたが、残念ながらそれらしい句碑は見つけることができませんでした。
 なお前述の通りこの付近にも墓地があり、上本郷という場所そのものが一体としての墓地なのではないかと思うくらい墓ばっかこの日見ていました。

6、二ツ井戸

 この二ツ井戸は昔そこに二つ井戸があり、常に片方は澄んでるけど片方は濁っていて、どちらか片方を埋めてはならないと言われていたというエピソードです。なお現代では二つとも埋められるという一休さん的オチに落ちついています。
 井戸そのものは既にないのですが、その跡地は北松戸駅東口から南東にまっすぐ伸びるメインストリートのとうかえで通り沿いにあり、下記写真のように碑文もしっかり残されています。


 前述の通り、7つ目の八尾比丘尼の話は具体的なランドマークがないため以上の6つで七不思議スポットを全部回ったこととなります。動いた時間は自転車移動で約30分と非常に近距離間に集中しており、この辺りの散歩で回るにはルートじゃないかという気がします。
 なお最後の二ツ井戸を探している際、気になる和菓子屋がありました。


 気になったのはこの竹和というお店で、店の正面にある「生クリーム入りコーヒー大福」という商品名でした。マジ気になったのでそのままお店入って「例のブツを頼む(´・ω・)」と言ってこのコーヒー大福(170円)を買って帰りました。
 ちなみに買う際に店員さんに「やけに攻めた商品名だけど売れ行きはどうか?」と聞いたら、まぁまぁ買っていく人はいると教えてくれました。あとブログに書いていいと聞いたら「いいよ(´・ω・)」とのことでした。


 こちらがそのコーヒー大福で、実際食べてみた感じとしてはチョコレート大福と言った方がむしろイメージしやすい味だったと思います。実際にはチョコレートよりはややビターな味ですが、同じカカオ系ということでチョコレート菓子っぽい印象でした。決してまずくはなく、むしろ何も言わず「大福です(´・ω・)」と言って差し出し、あんこをイメージさせつつ客に食べさせたら軽いサプライズを起こせる気がします。

 こんな具合で七不思議ツアーをしてきましたが、結論を書くと上記の通りに上本郷はやたら墓場が多いというのが最大の感想です。自分は墓場が近くでも気にならないけど気にする人なんかは敬遠する土地なのかもと思ったのですが、実際にはかなりの住宅街で、住んでる人もそんな気にしてない気がします。諸々含めてアピールすために、やっぱり北松戸はテーマソングを「お墓場天国」とするべきなのではないかと思いました。

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメント、ありがとうございます。今後とも陽月秘話をよろしくお願いします。

注:ブラウザが「Safari」ですとコメントを投稿してもエラーが起こり反映されない例が報告されています。コメントを残される際はなるべく別のブラウザを使うなどご注意ください。