先日に宗教学者である島田裕巳氏の著書「無宗教こそ日本人の宗教である」を読んだのですが、読んでて自分とは異なる意見もいくつか見られたものの、日本人の無宗教性を「特定の信仰を持たない状態」ではなく「意識的に信仰しようとしない」一つの思想として捉えた点が非常に面白く感じました。ただそうした島田氏の捉え方と共に、明治にキリスト教が知識人層に広まっていったことで日本人の宗教概念が変わったという、話に何故だかアンテナに引っかかり、今日はそのあたりを好きな風に書いてこうかなと思います。
まず結論から書いてしまうと、タイトルにも掲げている通りに仏教は宗教なのかという疑問を覚えました。たとえばキリスト教とイスラム教に対して仏教は一神教と多神教で異なるとよく言われますが、それ以前の信仰の形式というか形で大きく異なるのではないかと思うようになりました。まだ考えがまとまっていないので端的に書くと、キリスト教やイスラム教は人類全体を救済するという目的を持っているのに対して仏教はどちらかと言えば信仰する本人、個人が悟りを開けるかどうかに重点が置かれているような気がします。仏教にも衆生を救済するという概念はもちろんありますがやはりその本質は輪廻の輪っかから解脱することにあり、キリスト教やイスラム教の様に世界を破滅から救ったりとかそういう意識が極端に薄い気がします。
ここで先ほど出した島田氏の言葉ですが、明治以降に日本人の宗教という概念が大きく変わったという説です。宗教というと信仰する神様がいて、戒律によって生活の一部を制限して、自分の振興をほかの人にも勧めようとする、大体この三要素を持った思想を指すとみんな考えていると思いますが、仏教もこれらの要素を持ちながらもその程度はキリスト教やイスラム教と比べると極端に低く、浄土真宗に至っては結婚も生臭物の接種もOKというフリーダムぶりです。そのように考えると、仏教を西欧や中東における「宗教」という概念と一緒に並列していいものなのか、思想は思想でも「宗教」というカテゴリーにまとめずに敢えて別の言葉に置き換えて区別した方がいいのではないかと思ってきたわけです。
そのように考えていたらふと出てきたのが、「道」という言葉です。最近だとこの「道」という一文字を見たらリアルに「タオ」と読んでしまうのですがそれは置いといて、仏教と同義の「仏道」と日本古来の神話思想の「神道」という言葉にはこの「道」という言葉が使われますが、「キリスト道」とか「イスラム道」という言葉は一般的ではないというか普通はまず使いません。
個人的にここが両者を分けるポイントだと思うのですが「道」というのは分野というか専門といった意味を持つ言葉ですが、それと同時に訓練して獲得するような技能などにも使われる文字です。具体例だと「剣道」や「弓道」、マイナーなのだと「天狗道」とかありますが、私はやはり「仏道」や「神道」というのは究極的に、その個人が修行したり魂を磨くということに価値を置いているからこそ「道」という言葉が使われるのだと思います。
それに対してキリスト教やイスラム教は、確かに精神を鍛えるという面もありますがどちらかというと論理を追及するところにより価値が置かれているようにも思え、それがため「宗教」なんじゃないかと思います。なのでまとめると、仏教や神道は「道」であって「宗教」というか「教」とは一線を画すべきなのではというのが私のいいたいことです。
もっともここまで言いながらですが、じゃあ中国の「道教」はどっちなんだと言いたくなってきます。もう「タオ」でいいだろと言いたくなってきますが。
ここは日々のニュースや事件に対して、解説なり私の意見を紹介するブログです。主に扱うのは政治ニュースや社会問題などで、私の意見に対して思うことがあれば、コメント欄にそれを残していただければ幸いです。
2013年7月24日水曜日
2013年7月23日火曜日
韓国の近現代史~その二十、民主化宣言
前回までに全斗煥政権期における北朝鮮の国際テロ事件を取り上げました。こうしたテロ事件が頻発した中で全斗煥政権はソウル五輪の招致に成功するのですが、全斗煥本人は1988年に大統領任期が切れ、後任に士官学校で動機であった盧泰愚を指名し、院政を敷こうと考えていました。しかし彼が院政を敷く前に韓国では再び大規模な民主化運動が起こり、その結果として朴正煕政権以来(李承晩期も含んでいいが)続いていた軍事政権が崩壊することとなります。
まず韓国の民主化運動についてですが、はっきり言って非常に長い歴史があります。現代にも伝わる流れとしては朴正煕政権時代に民主化を求めて金泳三、金大中が活発に活動していたのでこの辺りから見るべきかなと考えるのですが、民主化運動というのは言い換えれば政府の政治弾圧の歴史と言ってもよく、光州事件など死傷者が多数出る事件にもしょっちゅう発展しています。しかし死傷者が多数出ながらも韓国ではなかなか民主化へと至らなかったのですが、全斗煥政権期に起きたいくつかの変化が大きく作用して軍事政権は倒れることとなりました。
その変化というのは主に二つあり、一つは中間層の拡大と、もう一つはソウル五輪です。全斗煥は国内で大衆政策と共に経済振興を実施したので生活に余裕のある中間層が韓国でも増えていきました。これら中間層はそれまで大学生が主体だった民主化運動に加わるようになり、なまじっか経済の担い手でもあるため政府としても対応に苦慮したと言われます。
次のソウル五輪ですが、度々政治デモが起こっていたことから当時、五輪開催は難しいのではと思われて場合によってはロサンゼルスで代理開催を行うことまで議論されたそうです。政権側としても国家のメンツのかかったイベントであるだけにデモの鎮静化が最優先課題となったわけなのですが、こうした中で妥協案として出てきたのが民主化宣言です。
朴正煕政権以来、韓国の大統領は軍部の息のかかった人間の投票によって決められる間接選挙制で選ばれていたのですが、盧泰愚はこれを国民の投票による直接選挙制に改めると宣言することで妥協を図りました。結果としては上手く作用してデモは鎮静化し、ソウル五輪も無事開催できたわけなのですが、問題なのは次の大統領選。案の定というか全斗煥の跡目を争う1987年の選挙では民主派の代表格である金泳三と金大中が出馬して来て盧泰愚とぶつかり合ったのですが、皮肉なことに民主派の票が金泳三と金大中の二人に別れてしまい、漁夫の利的に盧泰愚が当選しました。人間やってみるもんだね。
ただ議会選挙では民主派が保守派に勝利したことから盧泰愚は金泳三陣営と連立を組み、議会においては民主制が先に実現しました。そして1992年の大統領選挙で金泳三が今度は無事に当選し、32年間続いた韓国軍事政権は終わりを告げることとなったわけです。
私個人の歴史観で言えばここまでが韓国の近代史であって、金泳三政権以降が現代史になると考えております。というのも民主主義大統領が生まれて徐々に国の政策も開放的になり、行ってしまえば他の資本主義国に韓国が明確に近付いたのがこの時期だからではないかと思うからです。
そういうわけで次回は、退任後も変な不正疑惑が付きまとわない珍しい韓国大統領経験者の金泳三の時代を取り上げます。
まず韓国の民主化運動についてですが、はっきり言って非常に長い歴史があります。現代にも伝わる流れとしては朴正煕政権時代に民主化を求めて金泳三、金大中が活発に活動していたのでこの辺りから見るべきかなと考えるのですが、民主化運動というのは言い換えれば政府の政治弾圧の歴史と言ってもよく、光州事件など死傷者が多数出る事件にもしょっちゅう発展しています。しかし死傷者が多数出ながらも韓国ではなかなか民主化へと至らなかったのですが、全斗煥政権期に起きたいくつかの変化が大きく作用して軍事政権は倒れることとなりました。
その変化というのは主に二つあり、一つは中間層の拡大と、もう一つはソウル五輪です。全斗煥は国内で大衆政策と共に経済振興を実施したので生活に余裕のある中間層が韓国でも増えていきました。これら中間層はそれまで大学生が主体だった民主化運動に加わるようになり、なまじっか経済の担い手でもあるため政府としても対応に苦慮したと言われます。
次のソウル五輪ですが、度々政治デモが起こっていたことから当時、五輪開催は難しいのではと思われて場合によってはロサンゼルスで代理開催を行うことまで議論されたそうです。政権側としても国家のメンツのかかったイベントであるだけにデモの鎮静化が最優先課題となったわけなのですが、こうした中で妥協案として出てきたのが民主化宣言です。
朴正煕政権以来、韓国の大統領は軍部の息のかかった人間の投票によって決められる間接選挙制で選ばれていたのですが、盧泰愚はこれを国民の投票による直接選挙制に改めると宣言することで妥協を図りました。結果としては上手く作用してデモは鎮静化し、ソウル五輪も無事開催できたわけなのですが、問題なのは次の大統領選。案の定というか全斗煥の跡目を争う1987年の選挙では民主派の代表格である金泳三と金大中が出馬して来て盧泰愚とぶつかり合ったのですが、皮肉なことに民主派の票が金泳三と金大中の二人に別れてしまい、漁夫の利的に盧泰愚が当選しました。人間やってみるもんだね。
ただ議会選挙では民主派が保守派に勝利したことから盧泰愚は金泳三陣営と連立を組み、議会においては民主制が先に実現しました。そして1992年の大統領選挙で金泳三が今度は無事に当選し、32年間続いた韓国軍事政権は終わりを告げることとなったわけです。
私個人の歴史観で言えばここまでが韓国の近代史であって、金泳三政権以降が現代史になると考えております。というのも民主主義大統領が生まれて徐々に国の政策も開放的になり、行ってしまえば他の資本主義国に韓国が明確に近付いたのがこの時期だからではないかと思うからです。
そういうわけで次回は、退任後も変な不正疑惑が付きまとわない珍しい韓国大統領経験者の金泳三の時代を取り上げます。
2013年7月22日月曜日
参院選の結果について
書く前からなんですが、全くやる気が起きません。というのも参院選の結果があまりにも予想通りというか予定調和というか、これほど結果の見えた選挙というのも私が見た限り今までありません。こういってはなんだけど、どう転ぶかわからない選挙の方が見ていて楽しいです。郵政選挙とかさ。
この見方は市場も同じだったようで、選挙の後は普通、ご祝儀で株価が上がるのに今日の日経平均は68円高でしょぼい結果に留まりました。朝一で180円高になったと報じるメディアもありましたが、もうチョイ落着けば良かったのに。あと「株価全然上がんない」と泣き言を言ってくる先輩もいました。朝9時半にメールだよ。
それで今後の展開ですが前にも少し書いていたのに補足すると、安倍政権はすぐに憲法改正に着手することはまず有り得ないと思います。というのも当面の課題はアベノミクスこと経済政策だし、改憲に着手しようったって自民党内ですらまだ一枚岩ではありません。そして何より国民の間に議論が起こっておらず、そういう空気にはなれないでしょう。そういう意味では中国や韓国のメディアが改憲が行われるのではないかと報じているのは見当違いも甚だしく、こういってはなんですが向こうの記者は日本の政界を読み切れていないとも言えるのでなんだか安心します。
ちなみにこういう政治がらみの海外メディアの報道ですが、私自身もそうだったという経験から言わせてもらうと、やはりその国の主要紙の意見をほぼなぞってしまう傾向にあります。やはり政治というのは長年見ていないとわかり辛くぽっと出の外信記者が的確に分析しようったって自分でやりながら無理だってとか思う作業です。となるとどうなるかですが、「日本の朝日新聞は~」という感じでその国の主要新聞の意見をそのまま取り入れて発信してしまうことが多いです。
私が見る限りやはり外国メディアは「なんか知識層が読んでそう」という具合で朝日新聞の意見をやたらなぞるというか朝日のスタンスで政治記事を書くことが多いように見えます。まぁその朝日ですが、このところの原発関連のスクープ記事は見事としか言いようがなく社会部は大したものだと心底思うのですが、政治部はもうちょっと勉強したらというか、安倍首相がそんなに嫌いならはっきり嫌いと書けよと言いたくなるほど見下げてます。
この見方は市場も同じだったようで、選挙の後は普通、ご祝儀で株価が上がるのに今日の日経平均は68円高でしょぼい結果に留まりました。朝一で180円高になったと報じるメディアもありましたが、もうチョイ落着けば良かったのに。あと「株価全然上がんない」と泣き言を言ってくる先輩もいました。朝9時半にメールだよ。
それで今後の展開ですが前にも少し書いていたのに補足すると、安倍政権はすぐに憲法改正に着手することはまず有り得ないと思います。というのも当面の課題はアベノミクスこと経済政策だし、改憲に着手しようったって自民党内ですらまだ一枚岩ではありません。そして何より国民の間に議論が起こっておらず、そういう空気にはなれないでしょう。そういう意味では中国や韓国のメディアが改憲が行われるのではないかと報じているのは見当違いも甚だしく、こういってはなんですが向こうの記者は日本の政界を読み切れていないとも言えるのでなんだか安心します。
ちなみにこういう政治がらみの海外メディアの報道ですが、私自身もそうだったという経験から言わせてもらうと、やはりその国の主要紙の意見をほぼなぞってしまう傾向にあります。やはり政治というのは長年見ていないとわかり辛くぽっと出の外信記者が的確に分析しようったって自分でやりながら無理だってとか思う作業です。となるとどうなるかですが、「日本の朝日新聞は~」という感じでその国の主要新聞の意見をそのまま取り入れて発信してしまうことが多いです。
私が見る限りやはり外国メディアは「なんか知識層が読んでそう」という具合で朝日新聞の意見をやたらなぞるというか朝日のスタンスで政治記事を書くことが多いように見えます。まぁその朝日ですが、このところの原発関連のスクープ記事は見事としか言いようがなく社会部は大したものだと心底思うのですが、政治部はもうちょっと勉強したらというか、安倍首相がそんなに嫌いならはっきり嫌いと書けよと言いたくなるほど見下げてます。
2013年7月21日日曜日
北京空港の爆破事件について
昨日午後六時過ぎ、中国北京市にある首都国際空港のターミナル3で爆発事件が起こりました。21日付の京華時報などによると、事件を起こしたのは下半身に障害を持つ車いすの34歳男性、名前は冀中星といい、過去に起きた地方警察による処遇への不満から自作の爆弾を爆破させたものだと書かれてあります。被害は冀中星と制止にかかった警官の2人だけで、ともに生死に別条はないそうです。
報道によると冀中星は広東省出身で、以前はバイクによるタクシー業を営んでいたものの地元警察から摘発を受けた際に暴行を受けたことから下半身麻痺の障害を負い、それに対する不満をミニブログ(微博)に書き込んでいたとのことです。なおその地元の東莞警察は違法な暴行があったかどうかについて現在は回答を濁しております。
事件の目撃者は当日、冀中星が手製の爆弾を空港内に持ち込み、何事かを主張した後に自ら爆破したと話しており、爆弾そのものについては、「爆発音は爆竹のような音だった」と述べています。爆発後の状況に関しては地面に血が飛び散っていたとの目撃証言が出ていますが、指などの人体パーツが飛んでいたとの話は私が見る限り見当たらず、爆発力は報道の通りにそれほど高くなかったのではないかと推測します。怪我を負った犯人と警官に関しては既に病院で処置が完了しており、犯人は爆弾を持っていたと思われる左手に重傷を負って切断手術が実施されたものの、やはり命に心配はないとのことです。
私は今回の報道を昨夜の時事通信の報道で見ましたが、その後に中国メディアを眺めたところ大体どこも報じていたので情報隠蔽をした素振りは見られません。まぁ隠蔽したらしたで批判が集まることもわかっているだろうからそんなことすることもなく、むしろ外国メディアに対しても新華社メールで事件一報を通知していたことでしょう。
ただそれ以上に今回の事件は一般市民が自前のミニブログで現場写真などをアップロードし、それをメディアが追っかけるという展開が顕著にみられました。日本でも最近そうなってきておりますが、世の中変わってきたなぁと思う次第です。
報道によると冀中星は広東省出身で、以前はバイクによるタクシー業を営んでいたものの地元警察から摘発を受けた際に暴行を受けたことから下半身麻痺の障害を負い、それに対する不満をミニブログ(微博)に書き込んでいたとのことです。なおその地元の東莞警察は違法な暴行があったかどうかについて現在は回答を濁しております。
事件の目撃者は当日、冀中星が手製の爆弾を空港内に持ち込み、何事かを主張した後に自ら爆破したと話しており、爆弾そのものについては、「爆発音は爆竹のような音だった」と述べています。爆発後の状況に関しては地面に血が飛び散っていたとの目撃証言が出ていますが、指などの人体パーツが飛んでいたとの話は私が見る限り見当たらず、爆発力は報道の通りにそれほど高くなかったのではないかと推測します。怪我を負った犯人と警官に関しては既に病院で処置が完了しており、犯人は爆弾を持っていたと思われる左手に重傷を負って切断手術が実施されたものの、やはり命に心配はないとのことです。
私は今回の報道を昨夜の時事通信の報道で見ましたが、その後に中国メディアを眺めたところ大体どこも報じていたので情報隠蔽をした素振りは見られません。まぁ隠蔽したらしたで批判が集まることもわかっているだろうからそんなことすることもなく、むしろ外国メディアに対しても新華社メールで事件一報を通知していたことでしょう。
ただそれ以上に今回の事件は一般市民が自前のミニブログで現場写真などをアップロードし、それをメディアが追っかけるという展開が顕著にみられました。日本でも最近そうなってきておりますが、世の中変わってきたなぁと思う次第です。
2013年7月20日土曜日
共産党キャラクターのインパクト
また本題とは関係ありませんが、このブログはGoogleアナリティクスであれこれ訪問者数とかいつも確認しており、毎日それを見るのが密かな楽しみとなっております。ちょっと手の内を明かすと一日の訪問者数は250~300人くらいでこのところ推移しており、かつて10人程度だった頃と比べると随分とパワーアップしたなと思います。
ただそうした読者数よりも気になるのは検索ワードの方で、最近気が付いたのですが「荒川静 セッション」で検索をかけると、私もセッションを受けたスピリアチュリストである荒川静さんのオフィシャルページを上回り検索順位の最上位に私の記事が表示されます。いくらなんでも、オフィシャルページを上回ったらまずいだろ……。
そんな余談は置いといて本題ですが、今朝の朝日新聞に今回の参院選で各党がそれぞれゆるきゃらならぬイメージキャラクターを出してきていることを特集する記事がありました。今時PRキャラクターなんて珍しくないし取り留めて気にするほどではないと思ったのですが、共産党のキャラクターがなんかやけに存在感を出していました。
そのキャラクターというのも上記の「雇用のヨーコ」で、「一体何を狙っているんだ?」と思いたくなるような風貌に何故か心が動きました。っていうか、ほかの党のキャラクターと比べて明らかに浮いてるし。一応はOL風になっていますが個人的には若い人にはわからないだろうけど「マルサの女」にしか見えず、つくづく日本共産党はそこがしれない組織だという気がします。
ただそうした読者数よりも気になるのは検索ワードの方で、最近気が付いたのですが「荒川静 セッション」で検索をかけると、私もセッションを受けたスピリアチュリストである荒川静さんのオフィシャルページを上回り検索順位の最上位に私の記事が表示されます。いくらなんでも、オフィシャルページを上回ったらまずいだろ……。
そんな余談は置いといて本題ですが、今朝の朝日新聞に今回の参院選で各党がそれぞれゆるきゃらならぬイメージキャラクターを出してきていることを特集する記事がありました。今時PRキャラクターなんて珍しくないし取り留めて気にするほどではないと思ったのですが、共産党のキャラクターがなんかやけに存在感を出していました。
そのキャラクターというのも上記の「雇用のヨーコ」で、「一体何を狙っているんだ?」と思いたくなるような風貌に何故か心が動きました。っていうか、ほかの党のキャラクターと比べて明らかに浮いてるし。一応はOL風になっていますが個人的には若い人にはわからないだろうけど「マルサの女」にしか見えず、つくづく日本共産党はそこがしれない組織だという気がします。
2013年7月19日金曜日
追い出し部屋議論
「パソナルーム」と聞いて何のことだがわかる人はこの先は読まなくても私の考えを理解してくれているものだと思います。リンク先のページに詳しいですがこれはゲーム大手のセガが90年代にやっていた、今風に言えば追い出し部屋という奴です。特定の職員に対し私物の持ち込みを一切禁止し、窓のない「パソナルーム」という部屋に就業時間中、ずっと仕事をさせずに監禁することで自己都合退職をするようにセガは促したのですが、この時に監禁させられた職員が裁判所に不当な処置だと訴えたことによって明るみに出ました。裁判ではもちろんセガが敗訴したのですが、呆れるのは判決で違法行為と断じられたにもかかわらず後でまた同じことをやっていたということです。たまにネットとか見ていると、「セガは商売が下手だがいいゲーム会社だ」という人をいますが、作るゲームの善し悪しはともかくとして、性根の腐った会社だと思うので私は嫌いです。サターン派ではあったけど。
ただ時代は変わるものでこの時のパソナルームは先ほど、今風に言えば追い出し部屋と書きましたが、このように名前を変えてほかの企業でも横行するようになってきました。代表格はシャープやパナに隠れて業績が悪い状態が続いているNECで、追い出し部屋を使ったリストラがよくメディアによって批判されます。ただこれらの批判を見ていて私はよく、「会社からいらない、使えないとはっきり言われているのに社員も社員でどうしてそんな会社に残ろうとするのか」、という疑問を持ちます。そりゃ家族抱えて生活もかかってるんだし辞めるに辞められないという状況はわかりますが、それにしたってそんな会社、こっちから願い下げだと言いたいし、斜陽の会社なんだから残ったところで倒産したら元も子もないのではなどと考えてしまいます。
同時に会社に対しても、どうしてバシッと辞めさせずにこうした陰湿な手法を取ろうとするのか疑問です。あれこれ批判はありますが経営状況が悪化しているというのなら会社都合で退職させることも不可能じゃないのだし、退職金を多少上積みして面倒な議論なんかせずに戦力外通告を出せばそれまでです。そういう事をせずにこういう事を思いついて実行する当たり、つくづく性根が腐った連中だという気がします。
あとこの手の議論でよく疑問に感じるのは、「会社側がクビを切りたくても日本の労働法だと自由に解雇が出来ない」という意見が出るのですが、果たして本当なのかといつも思います。というのも例のゴーンさんなんかかなりクビ切ってたし、利益を確実に生んでいない社員であれば別に問題はないんじゃないかとほんとよく思います。というより、会社がクビ切って批判される方が追い出し部屋で批判されるよりはずっとマシな気がしてなりません。
とまぁそんなこったで、日本人って本当に言葉遊びと無駄なことが好きなんだねと皮肉っぽく感じます。日本に帰国してから何度も思いますが、表面的な議論ばかりで誰も核心的な議論をしないというのは見ていてイライラします。切り出したら切りだしたで怒り出すしもぅ。
ただ時代は変わるものでこの時のパソナルームは先ほど、今風に言えば追い出し部屋と書きましたが、このように名前を変えてほかの企業でも横行するようになってきました。代表格はシャープやパナに隠れて業績が悪い状態が続いているNECで、追い出し部屋を使ったリストラがよくメディアによって批判されます。ただこれらの批判を見ていて私はよく、「会社からいらない、使えないとはっきり言われているのに社員も社員でどうしてそんな会社に残ろうとするのか」、という疑問を持ちます。そりゃ家族抱えて生活もかかってるんだし辞めるに辞められないという状況はわかりますが、それにしたってそんな会社、こっちから願い下げだと言いたいし、斜陽の会社なんだから残ったところで倒産したら元も子もないのではなどと考えてしまいます。
同時に会社に対しても、どうしてバシッと辞めさせずにこうした陰湿な手法を取ろうとするのか疑問です。あれこれ批判はありますが経営状況が悪化しているというのなら会社都合で退職させることも不可能じゃないのだし、退職金を多少上積みして面倒な議論なんかせずに戦力外通告を出せばそれまでです。そういう事をせずにこういう事を思いついて実行する当たり、つくづく性根が腐った連中だという気がします。
あとこの手の議論でよく疑問に感じるのは、「会社側がクビを切りたくても日本の労働法だと自由に解雇が出来ない」という意見が出るのですが、果たして本当なのかといつも思います。というのも例のゴーンさんなんかかなりクビ切ってたし、利益を確実に生んでいない社員であれば別に問題はないんじゃないかとほんとよく思います。というより、会社がクビ切って批判される方が追い出し部屋で批判されるよりはずっとマシな気がしてなりません。
とまぁそんなこったで、日本人って本当に言葉遊びと無駄なことが好きなんだねと皮肉っぽく感じます。日本に帰国してから何度も思いますが、表面的な議論ばかりで誰も核心的な議論をしないというのは見ていてイライラします。切り出したら切りだしたで怒り出すしもぅ。
2013年7月17日水曜日
スノーデン氏の暴露時期と背後関係について
アメリカ国家安全保障局(NSA)の元局員であるエドワード・スノーデン氏が先日、NSAが国内のアメリカ人をも対象に無制限に盗聴などデータ監視を行っていると暴露したことは皆さんの記憶にも新しいかと思います。そこそこ日が経って置きながらなんで今日取り上げようと思ったのかというと、自分の考えていることをほかの人があんまり言わないので後年の自分に対して記録を残す意味合いで書いてこうと思ったからです。
私がこの事件でまず最初に注目したのは他でもなく、スノーデン氏の暴露時期です。具体的な日時までは書きませんでしたが彼が香港でメディアに一連の事実を明かしたその日はちょうど、ワシントンで米中首脳会談が行われている日でした。この米中首脳会談でアメリカのオバマ大統領は中国の習近平酒席に対し中国が行っているサイバー攻撃を控えるよう釘をさすつもりであることが前日に報じられていましたが、スノーデン氏の暴露によってアメリカ政府も似たようなことをやっていることがわかり、とうとう強気な姿勢は示せずに「懸念している」などと日本みたいな曖昧な言い方でしか伝えることが出来ませんでした。
私が何を言いたのかわかるかと思いますが、偶然にしてはあまりにもタイミングが良すぎるということで、つまり米中首脳会談の日程に合わせてスノーデン氏は暴露を行ったのではないかということです。政治の世界に偶然はないというのは、チャーチルの言葉ですし。
仮にそうだとしたらスノーデン氏と中国政府は何らかの接触をそれまでに持っていたと考えられるのですが、スノーデン氏の暴露した場所が香港だったことを考えるとますます信憑性が強まります。となると両者は一体どういうつながり、さらに深く踏み込むとどんな取引でもって結びついたのかですが、真っ先に考えられるのはスノーデン氏への亡命先の提供です。
結局、スノーデン氏は暴露を行った後に中国を離れ現在も滞在するロシアへと向かいましたが、そのまま中国本土か香港への亡命を認めるような取引があったのかも、そしてそれを中国政府に反故にされたからロシアに行ったのでは、という風に最初私は考えていました。現在においては中国というより、亡命を認めてくれそうな第三国への渡航の安全を保障する程度の内容だったのかもしれないと考えています。
仮定の上での考察となりますが仮にこうだとすると、中国は一体どうしてスノーデン氏と接触できたのかが気になる所です。早くからNSAのやっていることに気が付いて内部告発者を探してでもいたのかと疑いたくなるくらいで、望むらくはスノーデン氏から話を持ちかけたという事実であってもらいたいものです。
最後にもう一点かくと、現代兵器は電子装備があって当たり前ともいえ、仮に大国同士の戦争が起こる場合はまず真っ先に相手の通信網遮断、具体的には衛星機能の停止か破壊が実行されることでしょう。こう考えると相手の通信網を抑えることは昔で言えば兵糧の輸送路を抑えるようなもので、この方面にどれだけ特化するかが勝敗を分けるかもと考えるとサイバー部隊というのは想像以上に重要な役割を演じるかもしれません。
私がこの事件でまず最初に注目したのは他でもなく、スノーデン氏の暴露時期です。具体的な日時までは書きませんでしたが彼が香港でメディアに一連の事実を明かしたその日はちょうど、ワシントンで米中首脳会談が行われている日でした。この米中首脳会談でアメリカのオバマ大統領は中国の習近平酒席に対し中国が行っているサイバー攻撃を控えるよう釘をさすつもりであることが前日に報じられていましたが、スノーデン氏の暴露によってアメリカ政府も似たようなことをやっていることがわかり、とうとう強気な姿勢は示せずに「懸念している」などと日本みたいな曖昧な言い方でしか伝えることが出来ませんでした。
私が何を言いたのかわかるかと思いますが、偶然にしてはあまりにもタイミングが良すぎるということで、つまり米中首脳会談の日程に合わせてスノーデン氏は暴露を行ったのではないかということです。政治の世界に偶然はないというのは、チャーチルの言葉ですし。
仮にそうだとしたらスノーデン氏と中国政府は何らかの接触をそれまでに持っていたと考えられるのですが、スノーデン氏の暴露した場所が香港だったことを考えるとますます信憑性が強まります。となると両者は一体どういうつながり、さらに深く踏み込むとどんな取引でもって結びついたのかですが、真っ先に考えられるのはスノーデン氏への亡命先の提供です。
結局、スノーデン氏は暴露を行った後に中国を離れ現在も滞在するロシアへと向かいましたが、そのまま中国本土か香港への亡命を認めるような取引があったのかも、そしてそれを中国政府に反故にされたからロシアに行ったのでは、という風に最初私は考えていました。現在においては中国というより、亡命を認めてくれそうな第三国への渡航の安全を保障する程度の内容だったのかもしれないと考えています。
仮定の上での考察となりますが仮にこうだとすると、中国は一体どうしてスノーデン氏と接触できたのかが気になる所です。早くからNSAのやっていることに気が付いて内部告発者を探してでもいたのかと疑いたくなるくらいで、望むらくはスノーデン氏から話を持ちかけたという事実であってもらいたいものです。
最後にもう一点かくと、現代兵器は電子装備があって当たり前ともいえ、仮に大国同士の戦争が起こる場合はまず真っ先に相手の通信網遮断、具体的には衛星機能の停止か破壊が実行されることでしょう。こう考えると相手の通信網を抑えることは昔で言えば兵糧の輸送路を抑えるようなもので、この方面にどれだけ特化するかが勝敗を分けるかもと考えるとサイバー部隊というのは想像以上に重要な役割を演じるかもしれません。
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