2013年7月21日日曜日

北京空港の爆破事件について

 昨日午後六時過ぎ、中国北京市にある首都国際空港のターミナル3で爆発事件が起こりました。21日付の京華時報などによると、事件を起こしたのは下半身に障害を持つ車いすの34歳男性、名前は冀中星といい、過去に起きた地方警察による処遇への不満から自作の爆弾を爆破させたものだと書かれてあります。被害は冀中星と制止にかかった警官の2人だけで、ともに生死に別条はないそうです。

 報道によると冀中星は広東省出身で、以前はバイクによるタクシー業を営んでいたものの地元警察から摘発を受けた際に暴行を受けたことから下半身麻痺の障害を負い、それに対する不満をミニブログ(微博)に書き込んでいたとのことです。なおその地元の東莞警察は違法な暴行があったかどうかについて現在は回答を濁しております。

 事件の目撃者は当日、冀中星が手製の爆弾を空港内に持ち込み、何事かを主張した後に自ら爆破したと話しており、爆弾そのものについては、「爆発音は爆竹のような音だった」と述べています。爆発後の状況に関しては地面に血が飛び散っていたとの目撃証言が出ていますが、指などの人体パーツが飛んでいたとの話は私が見る限り見当たらず、爆発力は報道の通りにそれほど高くなかったのではないかと推測します。怪我を負った犯人と警官に関しては既に病院で処置が完了しており、犯人は爆弾を持っていたと思われる左手に重傷を負って切断手術が実施されたものの、やはり命に心配はないとのことです。

 私は今回の報道を昨夜の時事通信の報道で見ましたが、その後に中国メディアを眺めたところ大体どこも報じていたので情報隠蔽をした素振りは見られません。まぁ隠蔽したらしたで批判が集まることもわかっているだろうからそんなことすることもなく、むしろ外国メディアに対しても新華社メールで事件一報を通知していたことでしょう。
 ただそれ以上に今回の事件は一般市民が自前のミニブログで現場写真などをアップロードし、それをメディアが追っかけるという展開が顕著にみられました。日本でも最近そうなってきておりますが、世の中変わってきたなぁと思う次第です。

2 件のコメント:

  1. この度、北京で空港爆発事件が発生し、誠に残念に思います。
    まあ、北京はキミの第二故郷とも言えるでしょうね。
    今、社会矛盾が沢山出ている中国社会には、国民全員は定時爆弾の様に、いつか爆発してもおかしくないでしょうね。

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    1.  あながち日本も中国を笑えない。まだ食っていけるからいいけど、これからの社会は下降線だからね。

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コメント、ありがとうございます。今後とも陽月秘話をよろしくお願いします。

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