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2019年10月18日金曜日

不倫問題の本質

「最悪のタイミング」 巨人・鈴木尚広コーチ退団にG党困惑(J-CASTニュース)

 またなんか不倫関連ニュースが出ていますが、個人的にこの手の不倫行為というのは止められても、刑事罰つけたとしてもやる人はやるだろうし、どうしても伴侶に不倫してほしくないという人ならそういう人を地道に見つけるしかないんじゃないかなと、個人間の付き合い面に関しては内心考えています。一方、社会面で見ると不倫による弊害の方に目が向くというか、具体的には相続と子弟の教育で、どっちかというと問題の本質はこっちじゃないのかなとも考えています。

 これも知ってる人には有名ですが、不倫をして離婚した場合、不倫行為を行った当事者は子供の親権を取られた場合に元伴侶へ子供が成人するまで養育費を支払わなければなりません。しかし現実問題としてこの養育費の支払いが無視というか放置されるケースのほうが多く、一部自治体でもシングル世帯の養育費回収について、強制的措置も検討していると最近報じられてきました。

 私個人としてはやはり社会でこういった教育予算面でハンデのある子どもがいるという状況こそが一番問題であるように思え、前述の自治体のように強制的にも回収すべきではないかと考えています。また相続についても、相続する財産がなければそれまでですが、もし離婚時にそれなりの財産があるとしたら、所有権の分割、若しくは迅速な現金化によって即座に別れて暮らす子供に対して相続させる措置を取ったほうが、とりっぱぐれなくていいのではと思ってます。

 日本もそうですが中国も近年は離婚が増えているといい、住宅価格の高騰と相まって今後相続権絡みで色々問題が出てきそうです。もっとも一人っ子政策もあるから、再婚後にまた子供を作らない限りはそんな問題にならないかもしれませんが。

2019年10月16日水曜日

愛憎の矛先

 知ってる人には有名ですが、羊羹の老舗のとらやは現在東京に本店がありますが、元々は京都にありました。江戸時代から天皇家御用達の羊羹屋として栄えていたのですが、明治の代に天皇家が東京へ移った際、「あそこおいしいからつれてきて」と言われ、そのまま京都から東京へ天皇とともに電撃移籍を果たしました。
 一応現在、京都市内にもとらやのお店はありますが、上記の背景もあって京都市内の他の和菓子屋からは特別扱いされたことをやたら恨まれているそうです。詳しくは知らないけど、京都の和菓子組合とか入ってるのかな。

 このエピソードで個人的に面白いと思うのは、東京へ移った天皇家ではなく、天皇家に引っ張られたとらやに対し憎悪の矛先が向かっている点です。似たようなものだと、好きな男の子が付き合ってる女の子に憎悪を向ける女子みたいな状況が浮かびますが、このように本来、憎悪を催す行為を起こした実行者ではなく、その周辺というか対象に憎悪が向かうということはままあります。
 何故起こるのかというと簡単で、憎悪対象自体には強い愛情や親近感があり、憎むに憎みきれないためです。無論、憎悪の矛先が向かってしまう周辺対象にとっては迷惑もいいところでしょうが。

 この他にも坊主憎けりゃハゲまで憎いなどという言葉もあるように、憎悪というのはしばしば、直線的ではなくややずれたベクトルに向かうことは珍しくありません。逆を言えば、本来の対象のみを憎み続けるというのは逆に難しいのかもと思うこともあります。
 それこそ例えば、昔いじめた相手に対し強い恨みがあり、ふとしたことからその相手の親戚に対し強く出られる立場に立ってしまったら……などという感じで、憎悪対象本人自体よりもその周辺に復讐をかますことのほうが実態としては多い気がします。中東地域に至っては何代も前の親戚の仇とか言って、仇の対象の実質無関係な親族すらも襲うというし。

2019年10月14日月曜日

意外な反応

一躍ブームの蘭州ラーメン、本場の味はどう違うのか(JBpress)

 今日配信されたのが上の記事ですが、正直言って蘭州ラーメンはまだニッチだし、内容も平和的で悪くはないけどインパクトに欠けるからそんなに受けないだろう、蘭州旅行してきたついでに書いた記事だからいっかとか思ってたら、そこそこ読まれました。ヤフコメも100件超えたし、アクセスランキングも午前の段階ではトップに入ってて、「え、こんなのが受けるの?」と正直戸惑うくらいでした。

 内容については言わずもがな、最近日本でも増えてきた蘭州ラーメンについてです。ヤフコメを見ているとやはりというか駐在経験者と思しき人達が、「懐かしい」、「また食べたい」という具合で強い反応を示し、味や食べ方について議論を深めています。個人的には、「酒飲んだ後の〆にいい」という意見には至極納得し、薄味だからハーフサイズくらいで提供してくれたら確かに最後に食べる料理としていいかもしれないと思いました。

 記事執筆の背景は上でも書いている通り、蘭州にせっかく旅行に行ったのだから記事ネタにしようと思ったくらいで、そこまで激しく伝えたい何かがあったわけではありません。ただ記事執筆中、日清が蘭州ラーメン味のカップラーメンを出していたことを知り、日本でも知名度が広がっているのだなとしみじみ感じていました。
 改めて考えてみると本当の中華式ラーメンと言ったら、日本だと担々麺くらいしかあまり普及しておらず、日本の独自発展したラーメンはこれだけ増えたのに、本場中華ラーメンはバリエーションも多いのに日本だとまだ少ないなという気がします。先程も友人と、西安のビャンビャン麺とかあるのにねーなどと話してました。

 執筆中の思い出としては、読む側からしたらあまり想像しづらいと思いますが、味の表現というのは実は非常に難しく、そういう意味でこういったグルメレポート記事を出す際、以前は非常に苦労していました。
 具体的に言うと、味覚というのは個人によって変わるため、辛いとかしょっぱいと思って紹介しても、他の人からしたらそういう風には感じられなかったりします。また味覚に関してはまだはっきりしたものもありますが、おいしいかおいしくないかに至っては完全に個人の嗜好が影響するため、「マジうまい最高!」という風に書いても、「それは違う!」と思う人もいるだけで、公平忠実に味の内容を説明、表現したりするのは実は文章表現上ではかなり難しい作業に入ります。

 この辺の味覚表現については2016年に書いたラーメンミュージアムの記事で非常に苦しみ、このときに試行錯誤した結果、前と比べると段違いに表現できるようになってきた気はします。今回もそのときに培ったテクニックを利用し、「多くの人が同感するであろう際立った味の特徴」、「使われている食材の役割」、「このような味に感じたのはあくまで筆者自身と明記する」というポイントを抑えて書きました。
 今回の記事に関しては非常に議論になりやすいラーメンスープよりも、麺の方で際立った特徴が出たので、そういう意味ではまだ書きやすい方でした。またラー油に関しても見た目的にもわかりやすく、個人的には意外と簡単そうでありながら、他の人ならなかなかできない表現でうまく説明できたのではないかと考えています。

 それにしても金のなかった頃は、本当に週3回以上は蘭州ラーメン食べてお金貯めてました。最もそういう思い出があるからこそ、たまに食べたくなるのでしょうが。

2019年10月13日日曜日

意外なアダルト商品

 昨夜夜ふかししてゲームしてたせいか、今日3時から6時まで記憶失うくらい昼寝してました。まだ眠い。


 話は本題ですが先日なにげなくランエボのプラモをAmazonで商品検索してたところ、上の画像の商品情報がヒットしました。ちなみにプラモとしてランエボはライバルのインプレッサに比べると若干種類が少なく、特に第三世代CT系に至ってはあまり出ていないことに気が付きました。人気だった時代からか、第二世代のほうがキット化率が高いです。

 上記画像を見てもらえば分かる通り、「ハセガワ 1/24 三菱 ランサーエボリューションIV 1997 サファリラリー プラモデル 20395」がアダルト商品として警告表示が出ています。最初見た時、「え、なんで?」とか思ったのですが、よくよく考えてみると確かにアダルトな商品には間違いないかとは思いつつ、一体どうなっているのか興味がつきませんでした。
 そこで試しに商品リンクをクリックしたところたどり着くのがこのアドレスで、「18歳未満の方には不適切な表現内容が含まれる商品を取り扱っています」という警告文とともに18際以上であるかを尋ねる質問がされます。若干ドキドキしつつ「はい」をクリックしたところ、エボⅣのキットのパッケージイラストが表示されました。

 憶測ですが多分、「対象年齢18歳以上」みたいに商品を設定したからこうなったんじゃないかと思います。ただ先程にも述べたようにアダルトな商品には間違いなく、非表示にするまでは必要ないと思いつつも、今どきエボⅣのプラモ買う18歳未満がいるのかと言ったら激しく疑問です。

 なお私は以前に頭文字DとのコラボキットであるエボⅤは作った事があるので、第二世代エボはもういいかなと思ってます。エボで一番好きなのは「ハイパワーターボプラス4WD、この条件にあらずば車にあらず」でおなじみのエボⅢと、エボⅦよりトルク抑えて作ったらレースでエボⅦに全然勝てなくなり、慌てて作った結果結構とんでもない仕様になったエボⅧMRだったりします。「MR」は最初「ミッドシップ」の略かと思ってたら普通に、「ミツビシ・レーシング」でした。恐らく今後、この略称が使われることはないでしょう。

2019年10月11日金曜日

バイオハザードな日本の企業環境

 本題と関係ないけど、漫画の現代作家で最高峰の実力者と言えるのは間違いなく「進撃の巨人」の諫山創氏だと思え、構成力や完成度のどれをとっても他を圧倒する屈指の実力者だと感じます。それだけに彼に匹敵する人物は現状実質ほぼいませんが、唯一対抗しうえる人物を挙げるとしたら、藤本タツキ氏以外にはいないだろうとみています。
 にしてもやっぱりニビンベンの影響受けてたか。でなきゃあのベタの塗り方は無理だろうけど。

 話は本題に入りますが、中国ではよく政府もメディアもこぞって「ゾンビ企業を駆逐してやる、この世から、一匹残らず!」という進撃っぽい発言が繰り返されています。ゾンビ企業とはバイオハザードに出てくるアンブレラ社のようにゾンビを増やす研究をしている企業で……というわけではなく、実質的に経営が破綻しているのに銀行やファンドなどの融資によって生きながらえている、古い言葉で言うなら不良債権企業のことです。
 本来なら説明するまでもないのですが、こうした企業が存在し続けることでどうなるかというと、賃金や材料といった原価水準に合致しない価格(大抵は適正価格未満)で商品やサービスが販売され、真面目に賃金を払ったりしている優良企業に比べ価格優位性をもってしまい、これら企業の売上や利益を奪ったりすることで市場を歪ませます。それにしても価格優位性なんて言葉、今の仕事始めなければ一生使わなかったろうな。

 話は戻りますがはっきり言えばこうしたゾンビ企業は存在するだけでもマイナスで、市場原理を破壊し、経済を衰退させる可能性すらあります。それ故、こうした実質的に経営の破綻したゾンビ企業は市場から排除することが経済学上では正しいとされ、そういう意味では中国が現在採っている製作は理に適っています。
 また言っているだけでなく、着実に成果も出していたりします。日本じゃまず報じられないでしょうが、数年前までは大赤字を連発して、「国営企業の負の遺産」などと中国の鉄鋼業企業は言われていましたが、宝鋼と武鋼の鉄鋼超大手同士の合併を始め、ここ数年の政府による整理淘汰の甲斐あって、中国の鉄鋼業は近年劇的に利益水準を回復させてきています。自分なんか数年前の業界全体を覆ってた大赤字状況を見聞きしていただけに、現状を見るだに「諦めずに、やり続ければ叶うんだ」などと心底感心しました。にしても本当にこの辺の事情を日系メディアは語らねぇな、今度自分が記事出そうかな。

 さてここまで言えばわかるでしょうが、日本の平成以降の最大の経済失策はゾンビ企業を殺そうとするどころか、延命させようとし続けたことでしょう。バイオハザード的に言えばゾンビ共をマグナムで撃ち殺そうとしたら、「彼らは人間なのよ!まだ生きてるのよ!」などと庇って、余計に感染を広げてしまったと言ったところでしょうか。唯一、「いいや、奴らはもう死んでいる」と平気で機関銃ぶっ放して駆逐したのは竹中平蔵氏といえるでしょう。
 はっきり言えば経済原理上、明らかに存在してはならない不良債権企業どもを延命し続けた、具体的には中小企業を支援、保護し続けたことで、日本はもうにとど得られないものの多くを失ってしまったと私は考えています。では何故理論的にも明らかに間違っているのに中小企業を保護し続けたのか、理由は政治家の票田などもありますがそれ以上に失業者を増やしてはならないという恐怖感が先行していた事が大きいでしょう。私だけかもしれませんが、失業率という数字は90年代において今以上に大きな重みを持って語られていた気がします。っていうか最近はニュースであまり見ないし、出てきても政府が操作処理疑惑が指摘されるし。

 私が今でも不思議なのは、どうして失われた十年の90年代に中国みたくただ倒産に追い込むのではなく、M&Aこと合併買収を推進しなかったのかという点です。デービット・アトキンソン氏が指摘しているように、日本は中小企業、並びにダメ経営者があからさまに偉そうにしすぎてている上、市場がきちんと淘汰しないせいで産業効率化が進まず不況を加速させていると私も感じます。
 要するにダメな中小の経営者だけを排除すれば丸く収まるところもあり、そういう意味でも企業の集約化をすすめる、さらには失業者を増やさない上でもM&Aこそが最も適切な手段だと思うのですが、現在においても政府、民間ともにこうしたM&Aは大企業の世界だけの話のように語っているのが不思議でなりません。本当に必要な、中小企業のM&Aだというのに。

 はっきり言えば、現時点でこうした見方がアトキンソン氏くらいしか持っていないとすれば、日本は今後もゼロ成長が続くと断言します。バイオハザード的に言えば、ゾンビになりかけのやつを囮にしてしまうような大胆さがない限り、脱出の手はありません。その上で、ゾンビを駆逐するための武器が必要ですが、90年代はまだ機関銃とかあったろうけど、今じゃもうハンドガンくらいしかないように思います。まぁ現実のバイオハザードでは、ナイフクリアする輩もいますが。

2019年10月10日木曜日

終わらなかった聖戦

 先月、この夏にかけて繰り広げられた私とゴキブリとの戦いの歴史を紹介し、なにはともあれようやく平和が訪れそうだとまとめましたが、平和は訪れませんでした。

 あらすじを簡単にまとめると、これまで共通玄関付近でゴキブリが大量に発生して、駆除もできずこの夏ずっと苦しめられてたものの、隣の一家が引っ越したのでようやく駆除に動けるようになったというのが前回までです。結論から言うと、駆除しきれませんでした。
 共通玄関でゴキブリの糞を掃除して、コンバット置いてこれで一安心と思ったのもつかの間、2日くらいしたらまたたくさん出てくるようになりました。特に連休初め、上海に台風が近づいて大雨となった日なんか、雨のせいなのか湿気のせいかわからないけどやけに大量に発生して、マジ朝から晩までゴキブリを殺し続ける一日となりました。その日はどれくらいひどかったのかと言うと、体感で言えば1日で70匹くらい、少なくとも50匹以上は確実に殺しており、もしかしたら100匹超えてた可能性すらあります。これがゲームの世界なら、「そなたの働き、見事である!」とファンファーレが鳴っていたでしょうが、ここは現実世界のためそんな幻聴は聞こえてきません。

 しかも殺したゴキブリのほとんどが、体調が比較的大きい中型種だったのが個人的に嫌でした。それこそ蟻くらいの小型種なんかだったらブラシで擦るだけでサクッと殺せるのですが、中型種だといちいち風呂用洗剤かけて射殺する必要があり、動きも早く、何より見た目にも気分良くありません。それでも殺すけど。
 その台風の日以降、駆除した直後は一時的に減っていたにもかかわらず、以前よりもなんか余計に多く発生して来るようになり、マジ数日間は狂ったように殺し続けました。しかも台所だけでなく寝室にまで侵食してきて、前線を進めたつもりが逆に内部にまで攻め込まれるというダメダメな戦争指揮の典型みたいな事態を招き、真面目にこの時期は家にいるのも嫌でした。

 前に女性の同僚にゴキブリが多いということを話したら、「私ならその理由だけで引っ越す」と言われたことをこの時思い出し、本気で自分も引っ越そうかなと考えるほどヤバい状態でした。ただ、「逃げ出した先にはなにもない」という、「逃げ恥」とは真逆の謎の声に突き動かされ、負けてられるかとばかりに自分を叱咤して再び対策に取り組みました。

 具体的な対策の中身とは、やはり発生源である共通玄関の天井付近にある棚の中のゴキブリの糞をこまめに掃除し、出てきたゴキブリは必ず殺すというルーチンワークでした。特に後者に関しては以前よりも感覚がやけに鋭敏となっており、この頃歩き方変えて視力も良くなっていることもあってか、視界の隅で少し動いただけでもすぐに反応できるようになり、スナイパーとしての実力が高まってマジ殺す量が増えました。何ていうか黒くて動く影に対し、自然と目で追うクセがついてます。
 次に、共通玄関が発生源なのだからともかく玄関ドアから入って来られないようにしようと、元々ゴムパッキンで比較的密封されているものの、四隅の角にあるほんの小さな隙間にもティッシュを無理やり詰め込んで、密封性をより高めました。

 ただ、これだけやってもしばらくは劇的な減少は起こらず、その後も毎日10匹以上は殺し続ける血塗られた毎日を過ごす羽目となりました。それでもこのところ気温が下がってきたこともあってか、9月と比べると射殺数というか目撃数はだいぶ減ってきてようやく一安心かと思ってたら、一昨日朝起きて何気なく枕を持ち上げたら、枕の下に1匹潰れて死んでました。前の自分だったら気持ち悪くて吐き気とか覚えてたろうけど、「何もせず寝ながら1匹殺せたな」と、乾いた心のまま死骸を処理できるほど強くなりました。

 このように今週に入ってからだいぶ減ってきて入るものの、それでも寝室とかでたまに見るし(その度に絶対殺す)、今日も帰宅して玄関開けて5分で3匹射殺するなど、戦いの日々はまだ続いています。先程も述べたように玄関ドアの隙間はほぼ完璧に塞いでいるので小型種以外は入ってこれないと思うものの、未だに中型種を殺し続けていることから、以前から部屋に入ってきていたのか、それとも他に侵入口があるのかとすこし思案にくれました。
 この際、前から怪しいと思っていた天井と壁の接触面付近の隙間が気になったわけです。中国の建築らしく天井のタイル状の屋根はピッタリハマっているわけではなく、壁との区切り付近でほんの少し隙間がのぞいている箇所があり、主要発生源が共通玄関の天井付近の棚であったことからも、天井から来ているのかなと漠然と思いました。そして埋めることにしました。

 流石にコンクリとかで勝手に埋めるわけにも行かないので、幅広のテープを持ち出して隙間の空いている箇所をベタッと貼り付けることで埋めました。壁に沿った一部分のみに隙間があることから全面を覆う必要はなく、また天井付近で透明のテープだから貼った箇所は下から見上げても注意してみなければ気づかないくらいで、見栄え的にはほとんど悪化しなかったのが良かったです。
 それでも冷静に考えて、天井の隙間全てにテープを貼り付けるなんて、なんか精神病んだ人の部屋っぽくも見えなくもありません。だから薄々天井の隙間が気になっていてもこれまで手を付けなかったのですが、流石にもう限界というかこういう事してでもゴキブリ減らしたいと思いました。

 こうして現況、先程も述べた通り気温低下が一番大きいと思うものの、この二日間は比較的マシになったように感じます。ただそれでも安心することはできず、四日前もこうしてパソコンで作業していたらすぐ近くにある折りたたみできる畳マットの上を割とでかい大型種が動いてて、手元に風呂用洗剤がなかったことから窓開けて、畳マットを持ち上げて半分外に出し、揺さぶって外に追い出した事がありました。
 なおこの際、割と自分も動揺しながら畳マットを力強く振ったもんだから、振った際に肘の近くを窓の桟に強打し、割と激しく擦りむきました。っていうかかなり久しぶりに、痛みでしばらく動けなくる経験しました。

 昔、自分ではそうでもないと思っていたものの実際はかなり我慢強い性格していることもあって、痛みそれ自体はしびれで動けなくなることはあっても、そんな辛いとか苦しいとか思うことは私にはありません。けどこの時、擦りむいた後がかなり痛々しく流血もしていて、痛み以上に傷跡を見るほうがハートに来ることもあって絆創膏を貼りました。絆創膏貼るのも、ほんと何年ぶりだったんだろうか。

 落ち込む事もあるけれど、私この街が好きです。

2019年10月9日水曜日

いい人材を見分けるポイント

【悲報】統計学有識者「食べログの評価点数の分布を統計的に分析したぞ」(アルファルファモザイク)

 食べログっておもしろーいって、率直に思いました。

 話は本題に入りますが、率直に言っていい人材はどうやって見分けるのかという話です。色々意見やポイントはあるでしょうが敢えてプロ野球選手について言うと、野手に関しては肩の強さと足の速さが一番見られるそうです。どちらもよければよいほどよく、また守備能力に直結する能力なだけに、極端な例で言えば足が速いだけでドラフトに引っかかり、新人王となった阪神の赤星元選手なんかもいます。
 もっとも赤星元選手については同期の藤本元選手からは、「とてもプロでやっていけるとは思えない非力さだった」そうで、初のキャンプのバッティング練習時に打球が一度も外野に行かなかったそうです。

 野手と言うとどちらかと言えば打撃力が重要視されがちですが、プロ野球の指導陣からすればバッティングは後からでも教えて上達させることができ、実際にはそこまで評価されないそうです。逆に言えば、アマチュアの技術では到底プロには通用しないという見方がされてて、実際に日ハムの清宮選手や中日の根尾選手なんかみていると、やはりプロアマの壁は高いと感じます。そういう意味でヤクルトの村上選手とか巨人の岡本選手は図抜けているとも言えますが。

 話は戻ると、突き詰めると野球の野手に関しては技術ではなく、基礎的なポテンシャルが人材を見分けるポイントとなり、投手の場合も地肩の強さがやはり見られるそうです。もっともプロ入り時に球速が140キロ前半しかなかったのに、わずか数年で150キロ台中盤をキープし、阪神史上最強のクローザーとなった人もいますが。
 なお私はリアルタイムで見ていませんが先日の横浜との第三戦の一点リードの九回、雨が降ってコンディションが最悪となる中でランナーを出すというプレッシャーの掛かる状況の中、何故かマウンドの上で笑みを浮かべたその姿に、敵味方のファンは揃って戦慄を覚えたそうですが、実際にその後抑えてみせた当たりさすがというしかありません。

 また話を戻すと、この基礎ポテンシャルに着目するのは案外、業界や分野に限らず正しいのかもなと考えています。実社会に関して言えば技術は知識とすることができ、業界や業務知識なんてものは後からいくらでも詰め込める、というか仕事しているうちに自然と覚えていくものなので、就活生にそういうの求めること自体が無意味だとはっきり言えます。たとえ学生の時点でどれだけ業界知識があったとしても、勤務開始から数ヶ月もすれば誰でもあっさりそのレベルを超えるであろうし。
 では実社会における基礎ポテンシャルはなにか。自分の中で指標としているのは会話テンポの速さで、簡単な会話の中でどれだけ早く喋ってどれだけ早く反応でき、どれだけ早く相手の言ってることを理解できるかが見る上で一番いいと考えています。何故かと言うとこれらは頭の回転の速さに直結して、この回転の速さというのは割と、ちっちゃな頃からおっきな頃まであまり変化がない、生まれついてである程度決まっている基礎的なポテンシャルだと考えるからです。実際私の周りでも、子供の頃から早口だったやつは大人になっても早口です。

 ただ、早口じゃなくても見るべき会話というものあります。具体的には、わかりやすく説明したり、見知らぬ擁護への理解が早かったりするという点で、こういうところでも基礎的な思考力が見えたりするので、早口なだけで採用するのはやっぱり私も問題だと思います。逆を言えば、早口な上に会話内容が明瞭で、なおかつ理解も早い人っていうのが一番ヤバいタイプで、こういうの見つけたら裏切られない程度にキープすることをおすすめします。