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2022年9月7日水曜日

やっぱ国葬反対(^o^)丿

 今も話題が尽きない安倍元総理の国葬について私は先月、在任期間も長かったし外交の手段にもなるのだからやるだけなら別にいいのではと、賛同を示す記事を書きました。ただ現在、というより今準備されているこの国葬の中身を見て、節操がないと自覚しつつも一気に反対の方向に考えを改めました。

 直接的な原因としては、この国葬を仕切るイベント会社があの桜を見る会に係っていた会社だということを知ったからです。最初見た時はそれこそ本当に何かのギャグかと疑ったほどで、ある意味で安倍元総理に深い関係を持つ会社だろうけど、あれだけの騒動の中心にあった会社をここで使うなんて、国民を馬鹿にするのにもほどがあるでしょう。しかもあまり入札もせず1社単独応募というか発注だったそうで、最近何かと話題のオリンピックといい、いろいろよからぬ背後関係があるのではと思わざるを得ません。
 っていうか最低限、相見積りくらい取れよ。またはコストカットのためにカルロス・ゴーンでも呼んで来いとすら思います。オリンピックもゴーンに任せときゃ自分の懐に直接お金は入れただろうけど、全体のコストダウンはやってのけた気がします。

 また諸費用に関しても当初は2.5億円といっていたのが、もっともっとかかるよと話が進んできてから言い出すあたり、確信犯でしょう。さすがに批判の声が多かったことから警備費用などで16.6億円になると、当初隠していた具体的な金額をこのほど発表しましたが、実際にはもっとかかり、百億にも行くのではという観測が早くも出ています。
 内心、当初発表した2.5億円以上の費用に関しては、自民党が自己負担すりゃいいんじゃないかという気すらします。そしたらみんな丸く収まるだろうし、自民党も自己負担となれば費用について試験にコストダウンを検討するだろうから、誰もがハッピーになるでしょう。

 それにしても本当に岸田政権は目に見えて迷走してきています。円安対策もウクライナ対応も非常に中途半端になってるし、早けりゃ今年中かもしれません。

2022年9月4日日曜日

買ってはいけない(アウディ)

「テメェ遅えよ!!」ガススタの店員さんに横柄な態度の某自動車ディーラー営業が晒されるwwwwwwwww(ハム速)

 上のまとめ記事でアウディディーラーの店員がガソリンスタンドの店員に失礼な口きいたそうですが、これ見てあんま驚きないというか、やっぱそうなのかって気になりました。っていうのも、うちも以前にアウディにかなりやられてるからです。

 昔、ソ連人民の敵でドイツのものならなんでも信奉するうちの親父が見えはってアウディの車を買ったことがあったのですが、これがやばいくらい故障が多く、修理代だけでもう1台買えるほどの虚弱振りでした。結局その後三菱のギャランに乗り換えたのですが、こちらは逆にやばいくらい故障がなく、飲酒運転車に横腹へタックルされるまでほぼ一切故障することなく走り続けました。

 この体験、そしてよく外国車は壊れやすくて修理代が高いという評判から私自身、あまり外国車に対してあまりいい印象を持ってないのですが、前に見た報道では外国車が壊れやすいというよりも、輸入車を出荷前に整備するディーラーの不作為の方が大きいと書かれてありました。
 やはり本国と日本の車道では環境も異なり、また納車前の部品の検査や確認、必要なオーバーホールなどは、ディーラーの対応次第で仕上がる車が大きく異なってくるそうです。この点でベンツの特約代理店だったヤナセはそこそこよかったのか、日本では外国高級車ではベンツが強い立場となっています。まぁアウディも、ヤナセがやってた時代もありますが。

 なんとなく、上のアウディディーラーの対応の話を見て、やっぱ車本体よりもディーラーの質の方がその後の走行に大きく影響してくるのかなという気がしてきます。不動産みたく売りっぱなしではなく、自動車の場合はアフター消費の方がむしろでかいだけに、普通のディーラーは末永い付き合いを念頭としたサービスを行うのですが、外車だとその辺がやや売りっ放し的な価値観になりやすいのかもしれません。まぁどっちにしろ、自分がドイツ車を買うことは今後も一生ないでしょうが。

2022年9月2日金曜日

超級任天堂風遊戯手柄


 最近ストレスたまっているのか一人で爆買いしていて、電子書籍の漫画とかならともかく、何故かPCゲーム用コントローラーを買いまくっています。

 きっかけはこれまで使ってたのが「アストリブラ」で酷使し過ぎたのか方向キーの反応がおかしくなったので、折角だから今度は無線USBのコントローラー買おうと買ったところ、ちょい手持ち重く、また無線だと反応が少し遅れるというか変な挙動も感じたのですぐまた別のとして、上の写真のような有線USBコントローラーを買って、今日通販で届けられました。
 なお普通に撮影したのに、何故か写真は上下逆に反転させられて保存されました。顔認識されたのだろうか(;´・ω・)

 このコントローラー、見ての取り往年の「超級任天堂」ことスーパーファミコンのコントローラーを模したものとなっています。「8bitDo(八位堂)」というブランドの商品ですが、一目見て面白そうと思ったのと、タオパオだと先に買った二つのコントローラーを販売している「北通」というブランドの商品ばかりしか見当たらなかったので、別ブランドも試したかったのでこれにしました。
 なお値段は115元(2300円)で結構高かった(;´・ω・)この前に買った北通の無線コントローラーも同じくらいした(;´・ω・)

 早速箱を開けて本体を手に取ってみると、非常に小さいという印象を受けました。恐らくこれはかつてスーパーファミコンを遊んでいた頃と比べ自分の手が大きくなったのと、やや大きいプレステ用コントローラーに慣れてしまった反動故と思われます。ただ、表面にはそれこそかつてのスーパーファミコン用コントローラー同様のややザラザラした表面処理がなされており、手に持った感じの感触はかなり良かったです。
 でもって、さっそくこのコントローラーを使って「アストリブラ」を遊んでみましたが、思ってた以上にボタン押してて楽しかったです。やはり一番でかいのは任天堂が特許まで持っているあの十字キーがきちんと再現されており、これがかなり押しやすかったりします。もちろんアナログジョイスティックもあるのでこっちも使えますが、やっぱあの十字キーの形はかなり神ってたんだなと再認識ました。

 また最初気になったコントローラーサイズの小ささも使っていると段々気にならなくなり、他にも使えるコントローラーあるのに無駄な買い物したかなという気持ちもあったものの、案外こうして買ってみて良かったかもと今は満足感があります。

 にしてもこの8bitDo、このマウスはかなり反則な気がする。調子に乗ってまた買ってしまうべきかマジ悩む(´・ω・)

2022年8月30日火曜日

稲森和夫の逝去について

 前略、京セラ創業者の稲森和夫が亡くなられたとのことで、昼間に仕事しながらアッシマーを使ってどうやって台湾を攻略するかを考えていた自分も速報を見て驚きました。なおぶっちゃけアッシマーは台湾海峡超えて攻撃するのにめちゃ役立ちそうだから、人民解放軍は本格的に量産すべきだと思う。

 故人なので敬称は省略しますが稲森和夫は中国でも非常に人気、っていうか同じ東アジア圏の人に受け入れられやすい経営哲学をまとめていることから、他の人も書いているように関連書籍はほんとあちこちで売られています。中国の反応はあんま見ていませんが、明日辺りはトップで報じられるでしょう。

 私個人としては、京セラが案外離職率が高かったり、京都ブラック企業四天王に入っていることから、言っていることとやっていることが結構差があったりする点で人格的にはあまり評価していませんでしたが、その経営手腕に関しては文字通り現役最強、三国志で言えば第一次北伐時における趙雲的な無双振りだったと評価しています。
 特に圧巻だったのは経営破綻後のJALの再生劇で、いくら出す膿が多かったとはいえあれほど短期間にJALの経営を立て直し、また社員の意識をかなり前向きに戻したのは文字通り唖然としました。何気に、稲森和夫のJARLへの引き込みが民主党政権時における最大の功績だと言っていいでしょう。

 またもう一つ彼のエピソードとして、若かりし頃の孫正義を土下座に追い込んだという話が個人的に好きだったりします。その辺の下りは佐野眞一氏の「あんぽん」に書かれてありますが、本当に笑顔を絶やさないまま冷酷に商売敵を一刀の下に斬り殺せる人間なんだと、その冷徹な打算ぶりには実際恐怖感を感じました。ことビジネスに関しては、本当に厳しさと冷酷さを兼ね備えた最高級の人物だったでしょう。

 ただそんな現役最強格がこの世を去ったことは、なかなかに寂しさを感じるものがあります。一応、存命中ならトヨタの奥田碩氏もいますが彼は第一線からは既に離れています。キヤノンの御手洗富士夫氏なんかはまだ頑張っているので、今現役最強といったら多分この人じゃないかと思います。奥田氏同様に一線から離れてはいるものの、もし残っていたらスズキの鈴木修氏が最強だったとは思いますが。
 ちなみに以前は評価していなかったけど最近評価を高めているのは、地味に楽天のミキティこと三木谷氏だったりします。割と競争の激しいEC業界で未だに上位一角を占めているのは大したものだと思え、専横を振るうようになってきたAmazonへの対抗馬としても今後も頑張ってほしかったりします。

2022年8月29日月曜日

インスタントラーメン記事の裏側

中国のインスタントラーメン、おいしくなったけど相変わらず残念な「弱点」とは(JBpress)

 というわけで今日の自分の記事ですが、このところアクセス数で奮っていませんでしたが、こちらの記事はそこそこ順位も悪くなく、読まれている印象があります。

 記事内容については読んでもらった方が早いですが、また中国のインスタントラーメン市場に関する記事です。このテーマは2019年にも一度取り上げており、その時は高価格帯商品の登場を取り上げましたが、今回はこのところ劇的に味が良くなっているという観点で記事を書いています。
 前回の記事と違ってやや主観の濃い内容となっていてちょっと自分でも気になっていたのですが、かなりガチでインスタントラーメンをよく食べる勇敢マダムな知人も「I think so too(・∀・)」と、前から同じようなことを感じていたとメッセージくれたので、自分の味覚は間違いではないでしょう。多分。

 もっとも、この手の記事なんかそれこそ数年前から中国で新スタントラーメン食べてないと絶対に欠けない内容なので、地に足の着いた記事という意味では他の人にはなかなか書けないテーマであったりするので、執筆に当たっての着眼点は非常に良かったと自負しています。特に後半の具材に関するくだりは、我ながらいいところに感づいたという風にも思っています。
 なおその箇所に出てくる「ラーメン三銃士」については当初のドラフトでは書いていなかったものの、友人から「書いちゃえ(・ω・)」といわれたので書きました。

 もう一つこの記事を書いた背景として、前回記事を書いた後、日本のラジオ番組から中国のインスタントラーメン市場についてコメントしてほしいと出演依頼があったことも影響しています。身バレを防ぐため生憎この出演依頼は断ったのですが、意外とニッチな市場ながら情報を求めてる人がいるのだと当時感じており、またネットで検索しても同じような記事を書いている人が皆無だったので、それならまた自分が書こうと思い立ちました。それだけに本当はもっとブランド別シェアとかも載せる予定でしたが、生憎紙幅が足りませんでした。

 この辺、アクセス取れるか未知数ですが、やはり自分はニッチ市場系の記事が意外と強かったりするのかもしれません。今度またこの手のやろうかな、個人的に前から調べたいのは中国冷凍食品市場ですが。

2022年8月28日日曜日

ゲームレビュー「AI:ソムニウム ファイル ニルヴァーナイニシアチブ」

すべての面で前作からスケールダウン。

 
 結論から言うと、上の感想がすべてです。ネタバレはある程度抑えた上での詳細は以下の通りです。

 約2ヶ月にわたるリアルで死にかかるくらいの激務を経て、頑張った自分へのご褒美として前から気になっていていた「AI:ソムニウム ファイル ニルヴァーナイニシアチブ」というゲームを購入し、今朝一通りクリアしました。
 この作品の前作に当たる「AI:ソムニウム ファイル」に関しても遊んでおり、こちらは誰に対しても推薦できるほどのアドベンチャーゲームの超傑作と感じるほど面白かっただけに、続編となる今作も非常に期待していました。

 特に、前作の登場人物でもある「みずき」というキャラクターが声優の黒沢ともよ氏の演技が素晴らしかっただけに、今作でこのキャラが主役になると聞き、最初に速報見た時は非常に興奮しました。しかし、ゲームを始めてすぐ、この興奮はガッカリ感で埋まることとなりました。

 この作品はダブル主人公制となっており、上記のみずきという女性主人のほか、男性主人公として龍木というキャラが配されています。プレイ的には前半は龍木とその相棒であるAIのタマを動かし、後半に入ってからようやく待望のみずきと前作から続く相棒のアイボゥが動かせるようになるのですが、正直言って前半はプレイしていて苦痛でした。なんでかっていうと単純に、龍木というキャラに共感できない、はっきり言えばキモイと思うほど嫌悪感を感じました。
 シナリオ、そして演出的に、この龍木がやや錯乱気味な行動を採ったり、得体のしれない行為を行うことは最終的に説明はされてはいるものの、それを考慮しても最後までこのキャラには共感できませんでした。

 一応全体のストーリーとしては、番組放送中に身体の中心線で真っ二つにされた男性の右半身の体が突然現れ、この殺人事件の犯人を追うという展開なのですが、その捜査の進展が自分から見てかなり行き当たりばったりな捜査で、やや強引と感じる展開が多かったです。
 また主人子らは相手の夢の中を覗き見ることで隠し事や本音を探ることができるのですが、前作は捜査線上に浮かんで「明らかに疑わしい」と感じる根拠があったり、昏睡中だったり発音できなくなったりした人物に対してこの夢探索(シンク)を行っていました。しかし今作では、それほど疑う理由もないのに、出会った人物に対して手あたり次第に夢探索を仕掛ける様な展開が多かった気がします。

 しかもそんな手あたり次第なやり方ゆえか、夢の中で得られる情報の大半は「次はここに行け」的な目的地ばかりしかなく、本来の目的である捜査対象者が隠している本音や過去を垣間見るというのはほとんどありませんでした。そんなもんだから、捜査もシンクをきっかけにして進展するということはあまりなく、全く無駄ではないけど、むしろ捜査対象を無意味に広げているだけなのではと思う節がありました。
 唯一、一番最後のシンクに関しては最重要容疑者が本気で隠していたかった本音というか真実を徐々に引き剥がす構成となっており、このシンクのみ本来の使われ方がされ、プレイ中も興味深く眺めることが出来ました。逆を言えばそれ以外は、ふざけた選択肢を選んでアイボゥのリアクションを楽しむくらいでした……。

 この辺りの不満の原因というか根幹は、全体のシナリオというか演出にあるように思えます。というのもこのゲームは、不可思議な事件を追うという捜査物のアドベンチャーゲームで推理要素も含まれているのですが、肝心のトリックが登場人物ではなく、メタフィクション的にプレイヤーを騙すことが主眼となっています。

 このメタフィクション的にプレイヤーを騙すという手法はこのゲームのライターは他のほぼすべての作品でも共通して行われていますが、他の作品ではプレイヤーだけでなくゲーム内の登場人物も一緒に騙しているため、今回ほどグダグダな捜査というか進展の仕方はありませんでした。しかし今作に限っては事件そのものの謎は比較的単純なもので、その単純な構造を事件とは無関係な手法(トリック)によってプレイヤーを騙し、見え辛くしているだけなので、作中で事件を追う捜査過程がグダグダしたものになってしまったのだと考えています。
 っていうか本当にシンクする回数が無駄に多いのと、その必要性にはプレイ中、強い疑問をずっと感じ続けました。ついでに書くと、深い夢の中に入らずともその場でさっと思考を読む「ウィンクシンク」というのもありますが、この「ウィンクシンク」で得られる情報もかなりくだらない内容が多く、しかも話のテンポを折るものが多かった気がします。

 「ウィンクシンク」のなかった前作なんかは、何気なく世間話をしながら赤外線で所持品を探ると、包丁を隠し持っているのがわかってドキッとしたりするなど、キャラクター同士の駆け引きや捜査の緊張感を感じる場面がまだありました。また肝心の捜査も、前作では今作とは違ってちゃんと怪しい人物に限ってシンクを仕掛け、そうして得られた手がかりから徐々に真相に近づいていっており、最後に真相がはっきりした際は「そうだったのか!」的なカタルシスも得られました。
 それが今作はグダグダな捜査に脈絡のない被害者の増加を延々と見させられ、最終的に真相がわかっても、「あっそ」って感じで何も感動がありませんでした。まぁ途中である程度、真犯人の正体に関しては簡単に読めちゃうってのもありますが。

 アドベンチャーゲームの核は言うまでもなくシナリオですが、上記の通り主人公の片割れである龍木がキモかったのと、ミステリーが中途半端だった点で、凄い不満を感じました。期待の主人公であるみずきも、悪くはないけどなんかその魅力を半減させられているような役回りとなってました。衣装も、折角なんだから他のキャラにある高校の制服バージョンとかあってもいいと思うのですが。

 この点、前作主人公の伊達がかなりいいキャラだったという反動もあると思います。いかにもなおっさん刑事キャラで寒いダジャレの連発に嫌悪感を持つ人も少なくありませんでしたが、ボケることもあれば決めるところはしっかり決め、また大人な役回りをきちっと果たしており、前作が面白いと感じる主要因だったと思います。
 今作でも伊達はもちろん登場しますが、やっぱ彼が出てくる場面ほど内容が面白いと感じました。っていうか声優の新垣樽助氏が器用すぎる、さすがトグサ。っていうか今知ったけど「ルートダブル」の笠鷲の声もこの人か。このゲームでも他の出演者置いてきぼりにするくらい一人だけ頭抜けて演技がうまかったのをはっきり覚えている。

 この黒沢氏、新垣氏、あとネズコ役でお馴染みの鬼頭明里氏を始め、出演した声優の演技に関しては素晴らしい、っていうか名優リサイタル的なくらいみんな抜群でした。「しーろしろ」も相変わらず電波な声してるし。
 またシナリオに関してもケチはつけましたが決して悲惨なレベルというわけではなく、むしろ面白い方に入る内容であるとは思うのですが、やはり名作だった前作と比べるとスケールダウンという印象をぬぐえず、期待値も高かっただけに不満を感じざるを得ません。龍木さえいなければ……。

 ただ完全擁護不能な要素として、このゲームのアクションムービーには悪名高きQTEが使われています。批判から他の会社もQTE演出をやめ始めているというのに何故このゲームでは採用されたのか、開発者に対しては激しく疑問を感じるとともに、難易度設定こそできるものの、それならむしろQTE演出廃止も設定できるようにしろよとすら本気で思いました。
 しかもそのQTE操作が要求される場面はみずきなどによる戦闘シーンなのですが、他の人も書いてるように、そのアクション動作がやばいくらいチープで、QTE判定に失敗する度にチープな動画を何度もみさせられるのは本気で苦痛でした。これは明らかにムービー演出監督の力不足でしょう。このアクションシーンも、前作の方がよかった。

 本音を言うと、前作が好きだっただけに今作でもレビューでは絶賛したかったです。しかし途中からは「時間無駄だから早く終わってくれよ」と思うほどがっかりな出来で、良かったのは最後の問い詰める場面と声優の演技くらいで、どうしてこうなった的な気持ちをまとめるとやはりこういう辛口なレビューとならざるを得ません。
 「かまいたちの夜」を始め、基本的にシリーズもののアドベンチャーゲームというのは第1作目が一番面白かったりすることが多いですが、この「ソムニウムシリーズ」もその轍に乗ったということかもしれません。三作目の実現はきついだろうなぁ。

M4シャーマンのプラモ



 作った時期はいくらか前ですが、M4シャーマンのプラモをこの前作りました。ただ既にこのプラモは手元になく、元々知人の子供へのプレゼント用に作ったので放出済みです。


デカール、オプション装備前
 
 何故今回シャーマンのプラモを作ろうとしたのかというと、世話になっている知人に他の人が上げないようなプレゼントを贈ろうと考えた際、こうしたプラモを組み立ててあげるが意外と珍しいからもと思ったからです。ちょうど7歳くらいの男の子もいるとのことだったので、戦車の嫌いな男の子はいないというわけから、こうして作ることとしました。
 でもって数ある戦車の中からシャーマンをどうして選んだのかというと、単純に見栄えがいいと感じたからです。ドイツやソ連の戦車と比べると背が高く、砲塔もはっきりしているので、無駄に特殊な洗車送るよりこれの方がいいだろうと判断しました。またこのキットではオプション装備が非常に多くつけられており、それらオプションをつける前の状態である上の写真と他のを比べると、かなり大きなギャップがあることがわかるかと思います。

オプション装備後

後部の荷物はすべてオプション

人形付き

 作ってみて感じたこととしては、前に作ったT-34と比べるとキャタピラの幅が明らかに短いと感じました。この辺、真冬のロシアでも走行することを前提としたT-34との差をはっきり感じました。

 ちなみに知っている人には早いですが、このM4シャーマンの現地改修型が「イージーエイト」と呼ばれ、ガンダムに出てくる「EZ-8」の名前の由来になっています。そのイージーエイトを始め非常にバリエーションの多い機種で、プラモ屋を潤すためにも生まれてきたような戦車であるとも思えます。