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2023年1月5日木曜日

想定外の7年間

 先ほどすぐ隣に住んでる大家がやってきて、明日から出かけるからこれ食べてと鶏肉の煮物をくれました。現在住んでいる部屋は2016年の2月から住み始めており、日本に行った際などは土産を必ず持っていくし、家賃も2年ごとにこちらから値上げを提案しているだけあってかなり関係は良好です。
 っていうか、7年も店子してればそりゃ関係良くなるはずです。

 今の部屋に引っ越してきたのは転職がきっかけで、隣の昆山市から上海市に勤務地が移ることとなったので部屋を探して引っ越しました。今住んでいる場所は元々、2011年と2012年に記者やってた頃に住んでたところのすぐ近くなだけに、マジで家の近くに関しては10年近くの歴史を空で語ることができます。
 クリーニング屋に至っては上海に移ったころから毎月スーツを出しており、向こうも妙な日本人だと覚えているのか顔を見るだけでツーカーな仲になっています。個人的には、上海ロックダウンを経ながらもお店を畳まずに営業してくれているのがありがたいとともにうれしく思います。

 一方で床屋に関しては栄枯盛衰が激しく、通っていた店は何度かオーナーが変わったりしてましたが、つい先月にお店ごとなくなって別の店舗になっていました。近くにはまだ別の床屋もありますがどちらかというと女性向けなイメージがあったので、この前はショッピングモール内の1000円カットっぽいお店で切ってきました。理由は客層も散髪のみを頼む人が多そうで細かい指定もせずに切ってくれそうだったからです。
 そのショッピングモール、というかカルフールに関しては、7年前と比べると寂れ具合が激しいです。昔は夜になっても人であふれてたしフードコート内もにぎわってましたが、今やフードコートは空きスペースが多いし、テナントスペースも空きが目立つだけでなくそもそもお客があんまいません。そのせいかもともと客が少なかった上海高島屋が、最近は寂れ具合があんま目立たなくなってる気がします。いやまぁ以前と比べれば高島屋は確実に客増えている気がしますけど。

 こんな感じで今の場所に居を移してからもう満7年となりますが、これは言い換えると今の会社に7年勤めているということにもまります。自分的にもかなり想定外で、2年いれば十分だろうと思っていたらこんなに長く働くことになるとは夢にも思いませんでした。
 それなりに年季を積んでいることから社内でもそこそこ名前を憶えられて、知らない中国人スタッフから「これやって!」的にポンポン連絡来ることも増えました。また日本から派遣されてくる日本人駐在員も、着任から離任まで見送る人もすでにたくさんおり、名実ともに中国法人の古株となってきています。

 飽きっぽい性格の自分がなんでこれほど長く続けられているのかは単純に辞める理由がなかったということに尽きますが、それ以上に今までいた職場は実際マジで死人が出たところもあるなど、内部にかなり大きな問題を抱えていたから辞めて正解だったなと今は思います。唯一、上海で勤めていた新聞社に関してはやや自分のわがままで辞めたという所感を持っていますが、それ以外に関しては経営者や社員が確実に理性を失ってしまっていたと感じます。
 何が言いたいのかというと、自分は飽きっぽいと思っていましたが実際にははっきりした理性があったからこそやばい組織から自分で抜けることができたんだなと考えています。今の会社も全く問題がないというわけではないものの、それでもはきちんと目標やモチベーションを持って、「いかに利益を出すか」をしっかり考えて行動している人が多いので、こっちも仕事していてやる気出ます。

 それにしてもこんなに長く中国にいるとは昔は本当に想定していなかった。そのせいで去年は忌まわしい上海ロックダウンに巻き込まれましたが、この10年くらいの中国の軌跡に関してはそこそこ見識持てたのはかなりでかい気がします。次にJBpressに出す記事もそういう内容だし。

2023年1月4日水曜日

Colabo問題について

派手に燃え上がっているColabo「不当」会計疑惑住民監査請求のゆくえ(JBpress)

 恥ずかしながらColabo問題について、上記リンク先の山本一郎氏の記事を読むまで全く知りませんでした。詳細については記事リンクを見てもらえば早いですが、簡単に説明すれば生活苦の女性保護を掲げて東京都から派手に助成金をもらっているColaboというNPO団体がやたら資産ため込んでおり、不当な用途に資金を使用しているという疑惑が出ているという点です。
 この問題は女性保護とか行政とかそういうのとは全く無関係な、Colabo代表の女性キャライラストに対する批判を不当と感じたあるネットワーカーが都に監査請求を出したことがきっかけとなっています。山本氏の記事ではこの過程が中心に描かれていますが、今日に東京都はこの監査請求に対する回答を出し、不適切な支出に使われた可能性があるとして、Colaboに対し支出用途の証明を出すよう勧告し、もし不正に使用していた場合は助成金の返還なども請求すると発表しました。

 そもそもの話、この問題が表出してから、Colaboの財務諸表作成を担当していた会計士があらゆるアカウントを消して逃げた時点で、まともな会計していないと判断していいでしょう。なんかこの団体は女性用シェルターのためと言ってアパートまで建てているそうですが、勧告で済ませたあたりは東京都も担当者が巻き込まれるのを恐れて穏便に済ませたいという思惑が見て取れます。

 こうした資金の不正使用に限らず、Coraboに関しては貧困ビジネスの疑いもネットで取りざたされています。貧困ビジネスに関しては端的に言って、生活保護者をダシに税金を中抜きするというビジネスで、見つけてきた要生活保護者に手続きして、自前の物件に入れて家賃や食費を生活保護費からとるという手段が主なものです。今回は団体の会計処理のみがやり玉にあげられこうした疑惑について東京都は一切携わっていないようですが、この辺からも東京との消極的な姿勢が見て取れます。
 っていうか、東京都じゃなく特捜出てきてもいいんじゃないかなこの案件。

 この手のNPO団体があの手この手で助成金をかすめ取って実際には業務を果たさない例は昔から多く、自分がこの事件を聞いて最初に思い出したのも東北の大雪りばぁねっとの事件でした。あの頃から行政のNPOに対する監視は一切反省されていなかったのだなと思うと同時に、こうした社会的弱者保護活動を行政が第三者団体に丸投げすること自体に強い疑問を感じます。
 少なくとも、NPOなどではなく民間企業にきちんと入札を経た上で契約して行わせる方が、まだ確実に運行される気がします。

 それ以上にこの手の貧困ビジネスに対し、かねてからネットでは話題に上がりながら大手メディアはほぼ全く取り上げず、行政も取り締まろうとしない現況の方に強い危機感を感じます。弱者を追い込んで稼ぐ、最近ではタックスイーターという言葉も出てきていますが、こうした行為を行政がお墨付きでやらせてみてみぬふりしている現実には若干寒気を覚えます。でもって社民党などの団体がバックにいてやらせているし。
 ガチな話、仮にこの手の貧困ビジネスをしている人間が集団リンチされて血祭りにあげられたところで自分は何も感じないし、むしろそうした行為も必要なんじゃないかと最近思います。ジョジョじゃないですが弱者を利用して踏み台にする行為は最低な行為以外の何物でもなく、社会的制裁とか刑罰以前に、正しく処されるべきでしょう。

 にしても本当にNPOに対する監査とか日本はザルだなと思います。この分だと電子インボイスも、NPOにはいろいろ抜け道作られるんじゃないかな。

2023年1月3日火曜日

北朝鮮っぽくなってきた

中国、入国規制に対抗も コロナ「政治的」と批判(共同通信)

 上のニュースに関して率直に言うと、なんか最近の中国はどんどんと北朝鮮っぽくなってきたなという印象を覚えます。中国国内であらん限り感染者を増やしている最中だというのに、日本などほかの国が中国人の入国に対して検査をするとしたら「差別だ!」というひん曲がった被害者意識を主張する当たり、現実を無視した頭の中の世界だけで発言しているように見えます。そもそもそれ言ったら、お前ら中国だって中国に入国する外国人に対し不要とも思えるくらい長期のホテル隔離を強制していたんだし、それは差別に当たらないのかと逆に問いたいです。

 この辺ロシアもそうですが、現実がうまくいかない連中ほど空想に逃げ込むんだなぁという風に見ていて感じます。この辺、「ぼっちざろっく」見てると余計にそう思えてくる。
 上記3か国はどれも社会主義を標榜していた国同士ですが、やっぱりこの手の国ってうまくいかないときほど責任を外に擦り付ける癖があります。それでも中国は以前であれば外国にむかつく主張を言うときはそれなりの打算めいた怜悧な思考がまだ見て取れましたが、この1年、具体的には上海ロックダウンでやらかしたあたりからそうした怜悧な思考があまり見られなくなりました。あるのはただの責任逃避で、去年ほど中国の官僚の質が落ちたと思った年はこれまでありませんでした。

 恐らく中国は今後ますますこうした傾向を強め、とっくに末期を迎えている北朝鮮化が進むと思います。以前であれば政策が失敗したら対立派閥に攻撃されて政策が転換する余地があったものの、習近平独裁が確立された今後はそうした内部意見対立もなくなり、間違った方向にぐんぐん進み続けるきらいもあるのではないかとみています。
 このところのコロナ蔓延に関しても、中国共産党としては12月中にケリがつくと考えていたような節が見られ、年が明けた現在においても蔓延していることになんか浮足立っているようにも見えます。まぁこの辺は自分も反発があるからそのように見えているだけかもしれませんが、なんか本当に以前と比べて中国の政策に鋭さを感じなくなってきています。

 そもそもコロナを散々政治に利用してきた中国が他国に「政治的」と批判する当たり、どんどんと自分が見えなくなってきているのかもしれません。そういう意味では習近平の三期目続投は、日本や米国にとっては国力下がる意味で有意義な結果だったのかもしれません。

2023年1月2日月曜日

岸田政権は今年春まで?

 中途半端に伸びて鬱陶しかったので今日ショッピングモール内にある立ち食いソバ屋的な床屋で髪切ったら、料金は78元(約1500円)でした。10年くらい前は17元(約320円)、ちょっと前まで通ってたけど今回行ったらつぶれてた床屋は50元(950円)だったことを関上げると、かなり物価上がったなぁという気がします。

 さて本題ですが結論から言うと岸田政権は「お前はもう死んでいる」状態です。支持率は低いしこれから上がる要素ないし、政治的に周りも一切期待しなくなっているのか批判記事すら出なくなっています。支持率低下の原因はいろいろありますが直近でいえばウクライナ戦争にかこつけた軍事費増大、並びに増税発表で、事実上これがとどめを刺したと言っていいでしょう。
 でもってその中身ですが、最新のドローン兵器を導入するとかならまだ理解できるものの、さっきも何故か会社の上司と話してましたが米国の中古トマホークミサイルを大量に買うなどと、完全にハードオフ的な買取業務でしかありませんでした。恐らくは米国が兵装切り替えるためにハードオフを利用しようってことになり、日本に買わせることとなったのでしょうが、もうちょい抵抗しろよなと思わざるを得ません。

 とはいえ腐っても米国の要求。ロッキードの頃から要求されたノーと言えない立場もあってその点では岸田総理も少し可哀そうだとは思うものの、これを機に退陣になるというのが自分の予想です。恐らく、この米国からの買取執行に必要な予算と増税案を通したところが切り目になると思われ、予算通過後の春にも退陣になると思います。
 岸田総理自身も、増税前には信を問うなどと解散総選挙を匂わせており、米国に言われた役目を果たしたところで身を引く構えではないか、というかもう本人も、ことごとく閣僚がアホばっかで頭下げてばっかなだけに、もうあんま総理やっていたくないのかもしれません。

 となると次の総理候補ですが、単純に言えば河野太郎氏と高市早苗氏の一騎打ちになる可能性が高いのではないかという気がします。党内支持層でいえば高市氏にやや軍配が上がり、女性票獲得の上でも目算が経つことから長老連中も高市氏を応援する可能性が高いとみています。
 一方で河野氏は民間の人気が高いことから、党員投票で高い支持を得れば逆転が見込める可能性があります。ただその場合、河野氏本人よりも彼を引き立てる応援役が重要になると思われ、ここに誰を持ってくるかによるでしょう。

 最後に余計ないこと書くと、今回の軍事増強はどこをターゲットにしているのか。一応建前ではロシアやこのところミサイルを打っている北朝鮮ですが、実際には台湾有事が想定なんでしょう。

2022年12月31日土曜日

ぼっちざろっく面白い(´・ω・`)

 アニメのスパイファミリーが見たかったため、数年前に契約切れてから更新してなかったビリビリ動画の年間契約、通称ビリホーダイ(ビリホ)を契約しなおしてスパイファミリー見てましたが、なんか今期のアニメはスパイファミリー以上にぼっちざろっくの好評価が相次いでいたので、興味があって無料公開されていた漫画版の1話を読んでみました。
 読んだ感想としては、けいおんフォロワー的な女子高生のバンド漫画かな、この先は分からないけど1話はを見た感じは無難、っていうか無難すぎるという感じでした。それがどうしてこれほどまでのアニメの好評価につながっているんだろうと思い、せっかくビリビリでも見られるんだからとアニメも見てみました。

 結果から言うと、今すごい勢いで話数消化しています。

 単純に面白いというか、バイトに行きたくなくて風邪ひくために氷風呂に入るなど、陰キャの行動特徴をよくとらえているなと感じました。また声優も主役の子を筆頭に非常によくあった人を選んでいて、主役の引き笑いとか妙にリアル感を感じます。もっとも今見ている段階だと、女子高生のバンド活動というより、陰キャの奇行を眺めるアニメ作品ですが。

 原作もよくできている以上に、単純にアニメ版はスタッフがこの作品の特性をよく理解して、うまいこと動画に落とし込んでいるがゆえに成功しているのではと密かに思います。先ほどの声優のキャスティングに限らず、主人公の顔面崩壊などをうまく映像化しており、原作漫画付きならアニメは見ずに原作を消化しようとする私ですらアニメ版で話を追いたいと感じるくらい見ていてよくできています。

 その逆というか、絶対ヒット間違いなしと言われた原作であったチェンソーマンのアニメは、なんか見ているとあまり評判よくないです。アニメの方はあんま見ておらず話題となったシーンとかアニメ画像を眺める程度ですが、単純にそれだけでも原作を見ている立場からするとアニメ版にはすごい違和感を感じます。
 具体的には色彩が明らかにあっていないと感じます。

 以前も、絶対ヒット間違いなしと言われた中間管理職トネガワもアニメ版は「違う、そうじゃない」的に酷評を受けまくって案の定評判よくなかったですが、なんかチェンソーマンの外部評価を見ていると、同じような空気を感じます。そういう意味では最初に挙げたスパイファミリー、ぼっちざろっくと比較すると、どれだけいい原作であってもアニメに落とし込むスタッフによっては、売れるものも売れなくなるのだなと改めて感じます。


2022年12月30日金曜日

技術革新不感症

 夕食食べ終えた段階で大家から作りすぎたというおかずもらって、食べて、若干胸焼け気味です。いやおいしいんだけどさ。

 話は本題ですが、かつて自分が子供だった頃、ゲームハードはファミコン、スーパーファミコン、サターン、プレステ2という具合にどんどん進化していきました。この間、ゲームのグラフィックは劇的に進化していき、技術が進化しているというの目の当たりにしたというかはっきりと感じることができました。
 体感的にはやはり3D表現がゲームで使われたころが一番インパクトが大きく、多分最初はスーパーファミコンのスターフォックスだったと思いますがこれはそこまで大きなインパクトはありませんでした。その後に出たバーチャファイターがやはりインパクトが大きく、ファイナルファンタジー7でこの流れが決定づけられたような感じします。

 こうした技術革新は当時、ゲームに限るものではありませんでした。音楽でも今は亡きミニディスクことMDが出たほか、パソコンなどでもそれ以前と比べ劇的に処理速度を増したマシンが出るようになり、具体的にはPentiamⅢが出たときなんかはクロック数にマジビビってました。今思うと、あれくらいでビビんなよと思いますが。
 もっともパソコン方面ではハードよりもソフトこと、インターネットの勃興がインパクトとして大きかったです。検索一つであらゆる単語を調べることができるのと、ジャンプなどの漫画雑誌の公式サイト行っていつでも好きな漫画の絵を見られる点などで、大きな技術革新を感じていました。

 そんな時代から月日のたった現在、90年代末とは比べ物にならないくらい現代の技術は発達しているものの、この5年間くらいで90年代末に感じたような技術革新のワクワク感は何一つありませんでした。

 まだ十年くらい前だったら外付けストレージの容量が劇的に増えて、こんなに保存できるのかとかといった感動がありましたが、最近はストレージ容量あんま増えなくなってきていて、この手の感動をあまり感じません。またゲームに関しても割と表現が天井見えてきており、メーカーはそれでも技術出そうと無理くりキャラクターとか動かそうとして逆に不自然になってしまうという蛇足をやらかすようになってきています。
 また端末でも、スマホの機能はこの5年くらいでほとんど進化がなく、そのせいか新型iPhoneも伸び悩むようになってきており、とにもかくにも技術革新がありません。また会ったとしても旧時代ほどの感動を感じられず、なんとなく技術革新について自分を含めみんな不感症となりつつあるなという気がします。

 その逆というか、技術が進みすぎて逆に感動が薄れるパターンが最近多いです。具体的には写真で、最近はみんな、っていうか大半は女性ですが画像加工ツールで自分の写真をいじくり、実態以上にきれいに見せてくることが多いです。それだけに芸能人をはじめ生のお姿や動画で見ると「あれ、写真と違う(;´・ω・)」といったがっかり感をくらわされることが多く、技術が発展しすぎたせいで逆に感動がなくなるという妙な現象が起きています。

 家電に関してもこれはという新規機能もなければイノベーションがなく、家電売場を見ていても心動かされることはありません。見えないところで技術革新はあるのかもしれませんが、少なくともそれを消費者レベルで実感することはあんまなく、そう考えると現代は技術に対する感動が本当にない時代になってきているように思えてきます。

 最後に、本当に内容と関係ないですが、ゲームの「アイドルマネージャー」はマジむずい(;´・ω・)

2022年12月29日木曜日

大人がしてはならない遊び

 マジで上海市民みんなコロナ感染済みとなったのか、このところ街に活気が戻ってきています。ただ外では咳の声がよく聞こえ、やっぱりまだ体調悪い人もいるようです。
 なお気温は一時期よりは上がって過ごしやすくなっていますが、コロナに罹ってた時にやたら体温下がって体あっためてたせいか、自分はやけに寒さに弱くなって外歩くと筋肉がやたらこわばります。一回マジで鍛えなおさないと。

 話は本題ですが学生時代に友人らと話しているとき、「もし今ドロケイとかやったらやばいよね」という話題で盛り上がったことがあります。ドロケイとは言うまでもなく泥棒と警察に分かれてやる戦略的鬼ごっこのことですが、このゲームは通常の鬼ごっこと比べてガチで追い掛け回されることから運動量が半端じゃありませんでした。
 それだけに、仮に大人の体で本気でこの遊びをやったら恐らく内臓破裂に追い込まれるのではないかと思え、そうしたことから「今やったらまずい遊び」として盛り上がりました。実際には内臓破裂とまでいかなくても、足の筋とかは簡単に痛めそうです。

 同じく子供の体ならまだしも大人の体でやったらまずい遊びとして、シーソーが自分の中で上がってきます。これも以前にふざけて大人の体でやったことありますが、子供の頃と比べ体重が大きくなっているためバウンドするごとにケツがマジ痛かったです。仮に大人同士でやるとしたら、どっちが先に相手のケツを破壊するかというデスマッチみたいな遊びになると思われ、いろんな意味で大人がやってはいけない遊びに入ってくると思います。
 同じ遊具系だと、ブランコや滑り台も大人がやるには危険です。前者は勢いがつきすぎてアルプスの少女ハイジみたくなるし、後者はケツが挟まるか、異様なスピードで滑り降りることになるかの二択になるでしょう。

 こんな感じで、子供の頃の遊びは案外子供のころ限定だったというか、大人になっては二度と遊べないものが案外多かったりします。単純なロープウェーでも、子供の頃は捕まるのが余裕だったのに、体がでかくなった大人バージョンだと結構自重がきつく手が離れそうになったりするし。
 ただそれでもたまに子供のようにアスレチックで遊んでみたいという欲求は誰もが持つかと思います。そういう大人のために最近またブームが再燃しつつあるSASUKEがあるのだと思え、あれ見てると自分もやってみてぇとか思ったりします。

 あと子供の頃の遊びながら大人になっても意外と楽しめるのは、ドッヂボールだと密かに考えています。ドッヂボールはボールの特性上、どんだけ力あっても案外スピードボールが投げられないようになっていて、大人になってもドッヂ弾平みたく死人が出そうなドッヂボールには発展しません。むしろいかによけたりするかが重要になってくるので、意外と楽しめる気がします。