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2023年2月6日月曜日

トルコ・シリアの地震について

M7.8の地震、死者1600人以上 国境越え建物倒壊―トルコ・シリア(時事通信)

 各所でも報じられている通り、トルコ・シリア方面の地域でマグニチュード7.8という大規模な地震が発生しました。既に死者数は千人を超えているとされますがまだ混乱から実態がはっきりしないとみられ、今後被害者数はさらに増加していくと思われます。もともとトルコも地震の多い地域ですが、同じ地震大国の日本出身者としては他人事ではないだけに、深い同情感を覚えます。

 その地震に関してですが少なくともこの直近3ヶ月間程度の間、「大地震が起こるのでは?」という観測を何度か見ていました。一体その根拠は何なのかというと、端的に言えば海洋生物絡みです。
 大阪をはじめこのところ日本でクジラが湾内に迷い込み、そのまま衰弱死する事件が相次ぎました。自分が知らないだけでこういうことは何度も起きているのかもしれませんが、あまりにも時期が連続していたことから私も「何かの災害の前触れなのでは?」と思っていた矢先でした。

 もっとも日本近海とトルコでは全然場所も異なっており、その関係性を疑うのは果たしてどうかという気持ちも覚えますが、地球上で地中に最も近いと言えるのは海、それも深海であり、地底に変動があればリュウグウノツカイが浮上すると言われるなど深海魚は地震の影響を受けるという人もいます。この辺も実際どうなのかと思いますが、少なくとも東大の地震学の連中は見ている限りだと若干オカルト入っているようなことしていて、私はあんま彼らを信用していません。
 東海地震も2003年に自分が調べたときは2005年までに起こると断言しておきながらまだ何も起こらず、その間に東日本大震災も発生しています。むしろ現代の知見では予想は無理とはっきり言えばまだ信用できますが、未だに南海トラフはいついつまでになどと予想しているあたり、やっぱ信用置けないなと感じます。

 そういうことで何が言いたいのかというと、地震予知を目指す研究に価値がないとは思わないものの、少なくとも現在のアプローチはあまり資するように思えないので、判断を鈍らせるような余計な予想は避けて天才の登場をただ待った方がいいのではないかと前から思っています。
 でもって自分としては前に遊んだ「デイグラシアの羅針盤」以降、深海生物と珪素生物に妙な憧れを持っているので、前述の通り地震と関与していると思われる余地があるので、深海をこの際もっと必死になって研究してもらいたかったりします。ついでに珪素生物を屠れる重力子放射線射出装置も開発すれば中国や米国だってイチコロだ(・∀・)

2023年2月4日土曜日

米国上空の中国気球事件における中国の墓穴

アメリカ上空に飛来の偵察気球、中国政府「民間の研究用が風の影響で航路を外れた」(読売新聞)

 さて昨夜一気に話題となったこの事件ですが、結論から言うと米国の主張通りに中国の軍事偵察気球で間違いないと私は見ています。理由はごく単純で、「中国がこんなこと言うわけがない」からです。

 米国側の指摘を受け中国政府は当初は明確な回答を避けた後、夜になって「中国の民間が上げた気球がコースを外れたものだった」ということを認め、遺憾の意を示しました。ただこの回答ですが、自分の知る中国であれば絶対にこんなこと言うわけありません。
 もし実際に中国側の主張通りであれば中国政府ならきっと、「話題となっているのは民間企業の気球で中国政府は無関係だ。なのにこの問題で中国政府を批判する米国は恥知らずで、意図的に中国を悪者にしようとしている!」などと、被害者意識丸出しで米国を逆批判していたに違いありません。

 っていうか実態はどうあれ、中国はこういう風に逆ギレしてこの問題を乗り切ろうとするだろうと私は思っていましたが、意外とあっさり中国が関与していることを認めたことにびっくりしました。あっさり認めたあたり、米国に相当な証拠を握られていたか、米国以外でも相当手広くやっていたか、何かもう一つ背景があるような気がします。

 以上のような見方から、今回の中国側の弁明は正直墓穴を掘ったと私は見ています。普段の中国なら絶対にしない「民間だから……」という発言からすると、完全に軍事目的の気球だったのだろうと逆に推測できます。この墓穴は覚悟の上なのか判断ミスによるものなのかまでは分かりかねますが、少なくとも米国の主張通りという可能性が高いことだけは予想されます。

 今後の影響ですが、恐らくファーウェイをはじめとした中国企業への防諜対策としての規制がますます強化されるのではないかと思います。まぁ今回こうした歴とした証拠を握られたあたり、規制かけられてもしょうがない立場でしょうが。
 また米議会の対中半導体規制も、確実に強化されるでしょう。中国側は抗弁するでしょうが、今回の事件が仮にほかの国でも観測された場合、中国に賛同する国は減ると思います。そういう風に考えた場合、やっぱほかの国でもやってた可能性が高いのかもしれません。

2023年2月3日金曜日

日野ラグビーチームの不祥事報道について

酒席トラブルで活動停止のリーグワン日野 会見で謝罪 計600万円の支払いは否定「業者の見積もりに基づき支払い」 口止めも否定(デイリースポーツ)

 先に文春の報道で大方のあらましは知っていましたが、本日ほぼ文春の報道の通りに酒席トラブルがあったことをラグビーチームのスポンサーである日野自動車が認めました。トラブル内容の詳細については割愛しますが、これだけの大トラブルを起こしておきながら報道されるまでリーグに報告もせず黙ってたあたり、会見では口封じを否定していますが、果たして誰がこの言葉を信じるのかはなはだ疑わしい限りです。

 また文春の取材に対し日野自動車は、「本件については、解決済みであり、守秘の関係もございますため、積極的な公表は差し控えておりました」と語っていたと報じていますが、不祥事をリーグに報告しないまま解決済みと判断していた辺り、まともな価値観じゃないという気がします。素直に「隠蔽してました👻」と認めていたなら、まだ救いはあると思えるのですが。
 最近は甲子園に参加する高校野球部ですら一部を除きちゃんと協会に不祥事を報告するようになっています。それに対し高校生どころか成人の団体であり、そこそこの大企業の傘下チームであるにもかかわらず最低限の報告すらしないとは、これほどまでにコンプライアンス意識に欠けているということには正直絶句する思いがあります。それこそ文春の報道がなければこの件は一切表に出さずのうのうと活動を続けていたであろうことを考えると、異常極まりない価値観を平然と有しているように見えます。

 仮にトラブルに関わった選手はすでに解雇処分済みというのであれば公表していなかったということもまだ理解できるものの、今回の対応を見る限り、きっと無罪放免で何の内部処分も課してないでしょう。っていうかこの会見でも、トラブル当事者や隠蔽主導者への処分について一切触れないあたり、まだ何か致命的な勘違いをし続けているような気がします。

 私自身は日野自動車に対して何も因縁はなく、恨みとかそういうものも全く持っていませんが、以前に書いた「大企業病であるとはっきり感じた会社」の記事でも触れているように、今の今までにはっきりと「ちょっとおかしな会社ではないか?」と感じたのはこの会社しかありません。先のエンジン不正事件、そして今回のこのラグビーチームの不祥事発覚を見るにつけ、あの時の自分の直感は正しかったと思え、なんか無駄に自分の直感に対して自信が湧いてきますσ(゚∀゚ )オレ
 それにしてもエンジン不正事件といい、なんかわざと株価下げるような行為を繰り返しているように見えます。どっかがM&Aを仕掛けるためにいろいろ画策でもしてるのだろうか?

2023年2月2日木曜日

韓国の尹政権に対する日本の外交態度

韓国の寺、逆転敗訴 対馬仏像で韓国高裁 日本側所有権認める(産経新聞)

 この前実際に対馬へ行ってきたこともあって気になる裁判でしたが、ようやくまともな判決が出たというか、盗んだ仏像が日本に返還されることとなる判決が出ました。この事件の経緯については今回省略しますがヤフコメとか見ると、「ムンジェイン政権だったら、きっとこんな判決は出なかっただろうな」という意見が書かれており、これに関しては自分も同感です。
 逆を言えば、今の尹大統領が政権取ったからこそこうした判決が出たという風にも考えられます。こうした変化は何もこの仏像裁判に限らず、ほかの方面でも日本側へ配慮した変化が見られます。その筆頭と言えるのは徴用工裁判で、この件についても提訴された日系企業の負担なしによる和解案を韓国側が現在用意しています。慰安婦関連についても、そもそもこの運動を煽っていた韓国側の財団代表が横領していたことがばれたことが原因ですが、前と比べると確実に下火になってきています。

 こうした韓国側の動きを受け、一部報道では日本側も態度を軟化してきており、韓国に対し半導体材料をはじめとする輸入手続きを簡素化するホワイト国待遇を復帰させるのではという観測が出ています。ただこうした観測に対して、ヤフコメとかではまだ時期尚早だとか、韓国に対してはむしろ制裁を強めるべきだという意見が根強く見られます。
 もはや最近は5ちゃんねるよりも過激な意見が集まりやすくなっていると思えるヤフコメであることを考慮しても、上記のような韓国に対し不信感を抱く見方は、自分の見立てでは決して日本のごく一部の意見ではなく、多数派に属す意見だと思います。それだけに、実際にホワイト国に戻した場合はそれほど長期には及ばないと思うものの、一定の反発が起こると予想されます。

 ただ結論から言うと、韓国側の動きに対し日本側も何らかの軟化する態度をそろそろ見せるべきじゃないかというのが私の意見です。

 外交というのは基本的に「やられたらやり返す」というのが基本です。プレッシャーをかけてきたらプレッシャーをかけ返し、便宜を図ってきたらこちらも便宜を図って歩み寄るというのが常道です。こうすることにより、敵意を高める行動は互いに控え、逆に友好を深める行動はエスカレーションしていくこととなり、結果的に互いに抱える問題や紛争が徐々に緩和されていくはずです。実際にはそんなうまくいかないけど。
 それこそ以前のムンジェイン政権では日本に対する挑発、侮蔑行為を政府が率先して行い続けており、それに応じる形で日本側も輸出緩和措置を撤廃したり、対話呼びかけに対し既存問題の韓国国内の事前解決を要求するなど、プレッシャーをかけ返していました。

 結果論でいえばこうした日本側の態度は効果的だったと思え、特に半導体材料の輸出制限を強めた後は目に見えて韓国側の日本への挑発が弱まったように見えます。もっとも、関係改善には最後まで動きませんでしたが。
 また自衛隊機へのレーダー照射問題など、笑って済ませらない問題も韓国側は引き起こしていながらなぁなぁに済ませようとしたところがありました。後の調査で韓国軍内でガチでレーダーを照射するなどの挑発行為を推奨する文章が回されていたことも発覚しましたが、日米間の防衛上、あの動きは看過してはならないものだったと思います。

 ただこうした行為は前政権で行われたもので、新しくなった尹政権では少なくとも政権主導での日本への挑発行為は見られなくなりました。それどころか、韓国国内での前政権関係者のパージもあるでしょうが、日本側との関係改善を図る外交的態度が見られます。
 これまで韓国には慰安婦交渉をはじめ散々交渉をひっくり返されることが多かっただけに、正直私もこうした動きは一時的ですぐまたひっくり返されるのではないかと疑っていましたが、今の尹大統領は法曹出身者なだけ、原理原則をまだ大事にする人間ではないかと思えてきました。あっさり信用するわけにはいきませんが、ここらで日本側も歩み寄りをみせることが、双方の利益に叶うのではないかと思うようになってきています。

 日本側が韓国に対し不信感を拭えないというのは私も理解できますが、仮にこのまま韓国側の歩み寄りを無視し続けた場合、韓国国内で「日本に媚びながら何の成果も上げられない」という批判が尹政権へ向けられる可能性があります。そうなった場合、尹政権は日本への歩み寄りを止め、下手すりゃ支持回復を目当てに日本への挑発や批判を始める可能性もあります。そう考えると、まだ歩み寄りの態度を見せる尹政権を応援するために、日本側も歩み寄る価値はあるのではないかと思います。
 とはいえ、私自身も韓国の外交態度はころころ変わると信用ならないものがあるとみています。それだけに日本側が一気に歩み寄りを見せると、後でまた痛い目に遭う可能性もあるだけに、その歩み寄る距離については小幅に限定しておくに越したことはないでしょう。

 では小幅な歩み寄りとしてはどんなものがあるか。一つは、今日報じられたようにWBCを岸田首相と尹大統領が共同で観戦するなど、首脳同士の直接交流があります。一番これが無難というか、仮にこの後こじれたとしても失うものは何もありません。
 ただ、尹政権が一番欲しがっているものとしたらやはりホワイト国待遇復帰でしょう。でもって、これは日本側にとってもメリットが全くないわけでなく、半導体材料を生産するメーカーにとっては大きな収益アップにつながるだけに、どっかのタイミングで行う必要があるとは思っています。ただホワイト国待遇にした後でまた関係がこじれた場合、日本の政権(岸田首相が続けているかはわからないが)が国内から批判されることは必至です。またこじれた後で再び対抗策としてホワイト国待遇を再撤回しても、韓国側のみならず日本国内からも日本の政権が「態度が一定ではない」と批判されるだけに、日本側が韓国側のこの要求をすぐ呑むとは内心思ってません。

 これに対して自分の個人的意見を述べると、限定解除とするのがベターではないかと考えています。サムスンをはじめとする輸出管理をきちんと行っている優良企業、または日系資本の在韓企業(商社など)にのみホワイト国待遇を付与し、これらの企業は好き勝手に日本から輸入できるようにすれば、輸出管理も果たせるし日韓企業双方にもメリットがあります。また何か問題が起きた場合は、「優良企業資格の取り消し」という手段で再び輸出をコントロールすることもできるので、いざというときにも備えやすい形になると思います。
 またこの限定解除の別パターンとして、日韓両政府間で半導体材料、機械の共同監視というかモニタリング制度を設けることを、ホワイト国待遇復帰の条件とするのもいいと密かに考えています。

 実際にというか待遇撤回を行う前、一部半導体材料が不確かな経緯で韓国経由で流出していた節があり、その多くは北朝鮮などに流れていたと言われています。半導体材料に限らなくても北朝鮮への日本製製品の流出は避けたいし抑えるべきであり、日韓でこうした重要物資の東アジアにおける流通をモニタリングする制度をこの際設け、危険国への対策を一気に行うべきじゃないかと考えています。
 ちょうど米国が中国に対する半導体取引の監視や規制を強化している最中でもあるだけに、ここに台湾も参画させ、日韓台のマネーロンダリング対策も含めた輸出監視体制を一気に作ってしまう契機として、韓国のホワイト国待遇復帰を使うべきだというのが自分の意見です。

 どちらにしろ、尹政権が変にへそを曲げない前に、日本側もそろそろ歩み寄る時期が来ていると考えます。正直、ムンジェインに比べれば誰でもマシですが、尹政権が長期政権になる可能性もないわけではないので、そうしたシナリオも考慮してそろそろ関係改善に向けた態度もちょっとは出すべきだというのが、重ね重ねの自分の意見です。

2023年1月31日火曜日

土星で発売された藍色命運

 わざわざ記事にしなくてもいいと思うけど、この前見て何これと思ったのが見出しに課した「土星で発売された藍色命運」です。正確には「蓝色命运是世嘉土星平台游戏中的~」という中国語で、日本語に翻訳すると「ブルーデスティニーとは、セガサターンのゲームに出てくる~」となります。

 知ってる人には説明するまでもないですが、「ブルーデスティニー」とはガンダムに出てくるモビルスーツの一種で、最強ジムの一角(本当は陸戦型ガンダムがベース)に入る強機体です。この前ふとこいつの中国語は何なのかなと調べてみたら出てきたのが「藍色命運」で、さらに中国版Wikipediaこと百度百科を見てみたら上記のような説明が書かれてあって、最初見たときに「土星ってなんやねん(;´・ω・)」と思いました。
 なお「世嘉」は「セガ」です。

 ガンダムの中国語は「高達」で、フリーダムガンダムなど意味から漢字に置き換えられる奴は「自由高達」となりますが、意味で置き換えられない機体は「ザク→扎古」のように発音から漢字が割り振られます。登場人物も「シャア→夏亜」という風になんかトロピカルな観光地っぽい名前にされたりします。中華系キャラなんかはそのまんま漢字で「王留美」などと書かれるので便利でしょう。

 そのガンダムですが前にも一回書いた気がしますが、せっかく大きな市場なんだから中国にフォーカスした機体もあっていいと思います。ってか既に「ドラゴンガンダム」とか「シェンロンガンダム」があるんですが、見る限りこれら中国っぽく作った機体はあんま人気じゃなく、羽のあるフリーダムガンダムとかウィングガンダム、あとストライクガンダムとかが人気になっている気がします。
 多分古代中国っぽいから上記の機体は人気が出ないと思われ、もっと現代にフォーカスし、「コミュニズムガンダム」という名前で、全身真っ赤にしてハンマーと鎌持たせたらきっと人気が出るでしょう。もしくはティターンズが黒っぽい色(ティターンズカラー)で統一してたように、鈍い赤色で機体を統一した組織を作ればシンパシーを感じてくれるかもしれません。

2023年1月30日月曜日

パソコンデスクを新調


 今日配信された自分の記事ですがなんか全然読まれてないです(´;ω;`)ウッ…
 JBpressの読者層、前とかなり変わってきている感じします(´;ω;`)ウッ…


後ろに写る飛行機はモスキート

 話は本題ですが、昨日パソコンデスクを新調しました。上の写真が新調後で、下の写真がそれまで使っていたニトリのパソコンデスクです。

 ちょっと写真だとわかりづらいですが、新調後のデスクはかなりサイズがでかくなっています。その数値は以下の通りです。

新調前:40×60×70㎝
新調後:60×80×75㎝(奥行、幅、高さ)

 何で今回新調したのかというと、単純にでかくしたかったからです。以前のデスクではキーボード用の引き出しこそあったものの全体としてサイズがやや物足りず、外付けモニターとか置こうにも置けない状態でした。また前のノートPCと違って今のTHIRDWAVEはデザインや性能こそ抜群であるものの、スピーカーはマジやばい、多分ダイソーの100円スピーカーにも劣る音質なため外付けスピーカーをつける必要があり、以前以上に余計に幅を取るようになりました。

 そんなんだから前からでかいデスクに替えようかと考えてはいたものの、今のデスクでも使えないこともないしなぁなどと悶々としていました。最終的に決断するきっかけとなったのは、あまりの部屋の寒さから布団にくるまって作業できる小さい座卓なんてないかなと探したところ、思っていた以上に安く、また脚を折りたためる机が結構あることに気が付きました。
 そこでまず折りたためられる座卓を購入してサイズなどを確かめてみました。ただこの座卓は値段がくそ安かったものの、足の部分が不安定なので、子供用の机なら十分使えることからまた孫のいる大家にでもあげようかと考えています。

 上記の座卓でサイズ感を確かめた上で、今回こうして背の高いパソコン用デスクも一気に購入しました。写真の通りいろいろこまごまとしたパソコン周辺機器(+たぬき)が乗っかっても余裕があり、パソコン本体を動かす余裕すらあります。なお外付けスピーカーはパソコンの後ろにあります。

 使ってみた感じ、奥行きは60㎝じゃなくても50㎝で十分だったかなと思いました。50㎝も選択可能だったものの、大は小を兼ねるの決断で60㎝にしましたが、まぁこれはこれでいいやと納得しています。
 あと高さがわずか5㎝の差とはいえ、以前まではキーボードを下部の引き出しにおいてそこでたたいていたため、マウスはともかくキーボードを叩く位置が急上昇しました。少し違和感を感じるもののどうせしばらくしたら慣れるだろうと楽観視していますが、やはり日本の机と比べると中国の机は全体として背が高い気がします。ほかの机も高さ75㎝ばかりだし。あと叩く位置が上がったから、座っててやたら背筋が伸びる伸びる。

 全体としてはまだ慣れがないものの、大きいデスクにして正解だったと満足感でいっぱいです。逆に前のニトリのデスクは、ずっと使い続けていて一定の不満を感じていました。

 まずは買い替えのきっかけとなった面積です。14インチサイズのノートPCならまだ違ったかもしれませんが、15インチサイズだとややきつかった感じがします。またキーボードは下の引き出しに入れられたものの、そのせいで膝を組むときとかガンガン板に足をぶつけており、この手のキーボード引き出しって結構余計なのではと途中から思うようになりました。
 また写真を見ればわかりますが左右に妙なバーがついていますが、これは元々天板をつけるためのバーでした。ただほかのパソコン用デスクにも言えますが、天板をつけるとその下に置くパソコンに照明が当たらなくなり、確実に見づらくなります。なので購入当初から天板を外して使い続け、左右のせり出したバーが妙なオブジェみたく部屋の中で自己主張を続けていました。真面目にこうしたパソコンデスクの天板は、余計以外の何物でもないと思います。

 以上の様に大体想定通りの買い物で満足していますが、今回買ったデスクの真価は実はまだ試していません。その真価というのも、脚を折りたためるということです。
 先に買った座卓同様にこの背の高いデスクも足を折りたためることができ、使わないときは畳んでおいておくことができます。今考えているのはまた別の今度はしっかり安定した座卓を買って、胡坐スタイルで使えるパソコンデスクにしようかと考えています。これなら冬寒くても、布団にくるまってゲームとかできる。

 あとこれは自分の主観ですが、部屋のインテリアっていうのはどれだけ趣向を凝らしてもしばらく時間が経てば飽きてしまいます。部屋のインテリアを常に楽しむにはやはり常に変化させることが意外と重要で、Ζガンダムじゃないですが季節や用途に応じて自由に模様替えできる部屋というのがベターじゃないかと前から考えていました。
 そこにきてこの折りたためるデスクです。これなら畳めば場所とらないし、何だったら机自体置かない形にすることもできます。そういう可変型インテリアというのが密かな理想で、今回の子の机を起点にどんなトランスフォーメーションをこれから組むのか今からかなり楽しみです。

 最後に今回買ったこのデスクですが、お値段はなんと79元(約1500円)だったりします。この破格の値段、っていうか気に入らなかったら捨ててもいいやと思える金額が、最終的な購入を決断させました。改めて調べてみたらこの手の机はネットで買うと以上に安く、ニトリのデスクが200元(約3800円)したのを考えると初めからネットで買えばよかったと思います。
 っていうか普段買ってるプラモより安いぞこの机(;´・ω・)

2023年1月28日土曜日

創作において不倫は超大事

 数年前まで室温が13度を切るときついと感じていましたが、今じゃ12度くらいだとかなり余裕で、10度を切ったあたりから辛さを感じるようになり、前より寒さに強くなっているのを感じます。なんで強くなったのかというと、去年末にコロナ罹ってやたら寒気を感じてずっと震えてた時期を乗り越えてからなんかに目覚めた感じします。

 話は本題ですが先日社内の中国人スタッフが作成した日本語文章をレビューすることがありました。その際、

「『過ち』って書いているけど、これは物凄い悪いことや失敗をしたときに使う単語だから普通に『ミス』とかでいいよ(´・ω・)」
「じゃあ、『過ち』を使うような場合ってどんな時ですか(。´・ω・)?」
「うーん、具体的には不倫したときかなぁ(´・ω・)」
「不倫かぁ、そりゃヤバイ( ..)φメモメモ」
「仕事と関係ないけど、創作において不倫って超大事だよね(´・ω・)」

 などというわけわかんない会話してました。ただ最後の私の発言ですが、これは本心からのものです。

 古今東西、っていうかギリシャ時代くらいの戯作とかでも不倫というイベントはよく描かれています。現代においてはNTR(寝取られ)というジャンルも作られ一部で人気を博しているなど、創作において不倫は大きなキーとなる要素じゃないかと密かに考えています。
 一体どうして不倫はそんなに重要となってくるのか。敢えて理由をつけると、対立構図が一気に明確化されるせいじゃないかと思います。

 どういうことかというと不倫イベントが発生すると寝取る側、寝取られる側が発生し、この両者の対立構造が一気に具現化します。それはたとえ不倫発生前は両者が親友の間柄であったとしても、不倫を間に挟むことで一気に血で血を争う対立関係に逆転するくらいの威力を持ち、円卓の騎士のランスロットをはじめ、たくさんの作品でそのように使われています。でもって周辺を巻き込んで大戦争にも発展するという話も古来より少なくなく、不倫一つを挟むことで物語内で思い通りに争いを発生させることができ、読者もまたそれを不自然だとは感じません。

 また基本的に不倫は男女間のドラマも際立ち、いわゆる純愛物の作品でも不倫を匂わせることで話が非常に深みを増すというか、単純に面白くなります。いわゆる「見るなのタブー」的な要素も強く、「やっちゃいけない、だからやりたい!」的なタブー破りのカタルシスも得られるため、なんとなく小説とかで不倫が出ると作者も筆が乗ってきているように文章ががぜん勢いづいくように見える作品も見られます。

 そういう意味では人気が落ちてきたりした作品のテコ入れとして、不倫を投入するのは結構な有効打になるかもしれません。なんとなく浮気だとやや弱くて浮気したキャラの人気を下げるだけにとどまるような気がしますが、はっきりと婚姻状態のあるキャラを不倫状態に移行させればやっぱ話は盛り上がってくるように思います。
 ちなみに不倫のほかに一気に話を盛り上げさせられるイベントはほかにないかと考えましたが、今のところあんま思い浮かびません。ロボット物なら新型機登場があるけど、これはロボット物に限るし。

 なお創作においては一気に盛り上がるイベントですが、現実にやったら、しかも当事者だったら不倫はいろんな意味で一気に盛り下がるイベントになるのでお奨めしません。芸能人だったら話は別かもしんないけど、あのベッキーですらああなったからやっぱり逆効果だろうな。でもって不倫カップルって前の配偶者との離婚成立以降は「見るなのタブー」の禁欲効果が消えて一気に覚めるっていうし、現実ではやっぱやっちゃダメでしょう(´・ω・)