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2012年7月6日金曜日

大きく叩けば大きく鳴るということについて

 歴史に詳しい人ならもしかしたら知っているかもしれませんが、坂本龍馬は西郷隆盛の人物評を、「大きく叩けば大きく鳴る」と書き残しております。この意味は太鼓のように、つまらないことを聞くとつまらない答えが返ってくるが、逆に面白いことを聞くと面白いことが返ってくるということを表していると言われております。
 この人物評を聞いたのは確か小学生くらいの頃で正直ピンときませんでしたが、年を重ねてみてなんとなくこういう人っているもんだという実感を覚えるようになってきました。どんなところで実感するかですが具体的に挙げると大学の恩師がまさにこれで、在学中も凄い人だなぁと漠然と感じていたものの、自分が成長を感じるにつけ、その凄さというものが段々理解できるようになり、最初に会った際よりも距離感というか実力差をより深く思い知るようになってきました。

 ちょっと今、アルコールが入ってて真面目に頭痛いのでまた短く切り上げざるを得ませんが、たまに後輩などから、「実力のある人と交流をしてみたいものの、そういう人に巡り合えない」という相談を受けることがありますが、実態的には巡り会えないというよりも目の前にいても気づかないのではという印象を覚えます。中には例外もいますが、私はやはり本当に実力のある人間を見抜くには自分自身も一程度の実力がないと、その相手の凄さがわからず見過ごすことになってしまうかと思います。これは逆に言うならば、凄い人間と知り合いたいのならまず自分自身が実力を養わないということです。
 真面目にもうこの辺で限界。明日はもうちょっと真面目に書こう。

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