ちょっと夜遅いので短くもドスの利いた記事をサッと書き上げます。
自分も昔に連載で「失われた10年」について書いておりますが、現代においてはもはや「失われた20年」という言葉の方が定着しつつあります。私としてはやはり90年代の10年間で一区切りするべきだと考えてたので失われた20年というのには違うようなとこれまで主張してきましたが、2008年のリーマンショックと2011年の東日本大震災、そして民主党政権下の停滞した空気を考えるとやっぱり20年というスパンで見るべきだと思い直しました。
あまり長引かせてもしょうがないので核心に入りますが、この「失われた20年」の議論というのは基本的に、「あの時何をしていればよかったのか、するべきだったのか」しかなく、今後どうすればいいかという議論があまりないように思えます。要するに、過去しか振り返らず未来の話がないってことです。
じゃあ未来の話をすればどうなるのか。結論から言うと、日本で失われた時代はあと何年続くのかっていう事です。思い切ったことを言うと、少子化で経済規模が今後も減少していくことを考えるのなら「失われた100年」にまで最終的に行っちゃうんじゃないかとすら私には思えます。英仏100年戦争もびっくりだ。
日本全体に対して私個人として言いたいのは、過去をもう振り返るべきではなく、もっと未来に何をするべきか目を向けるべきです。もっとも未来どころか、今の大半の日本人は現実すら直視していない、出来ない人も多いです。過去、現代、未来と時間の区切りは三つありますが、三つすべてを見られるのがベストであって、過去にだけ目を向けるというのは自ずと限界を迎える事態を招きかねません。
2 件のコメント:
中国にも「失われた10年」がありますよ。あの大革命
検閲されてるかもしれないから気を付けてね(´д`)
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