2018年2月8日木曜日

自動車業界、オヤジギャグコピーの時代

【百花繚乱!!】日本が生んだ奇跡の時代のクルマたち6選(ベストカー)

 上の記事リンクは今日出たものですが、ベストカーなだけに見事な選出だと思います。ただこの記事を読んで思ったのは、古き良き時代の日系スポーツカーよりも、あの時代に何故か流行ったオヤジギャグコピーの嵐でした。
 現在でこそ自動車のテレビCMと言ったら海外の風光明媚な場所を颯爽と走る光景を映したようなものが主流で、あとは家族と一緒にウキウキドライブ的なものが放映されるくらいですが、何故か90年代はキャッチコピーによくオヤジギャグが使われており、今思うといろいろあり得ない宣伝方法だったような気がしてなりません。そこで今日は、私が覚えているいくつかのオヤジギャグコピー車を紹介します。

ホンダ・インテグラ

 天皇家御用達でおなじみのこのホンダカーですが、2代目販売時のキャッチコピーはなんと「カッコインテグラ」、「調子インテグラ」、「気持ちインテグラ」、「めっちゃインテグラ」という、恐怖のオヤジギャグ四段活用となっていました。しかもこのコピー、何を考えたのか映画「バックトゥザフューチャー」に主演したマイケル・J・フォックスに言わせており、当時の日本が如何に強大なマネーを使ってハリウッド俳優に変なことやらせてたのかが垣間見えます。
 ちなみにハリウッド俳優でいえばトヨタもちょっと前ジャン・レノにドラえもんをやらせていましたが、下請けから吸い取った利益でああいうCMが作られているとか考えるとなんかいろいろやきもきします。確かに面白かったけどさ。

トヨタ・スプリンタートレノ

 「頭文字D」でお馴染みの「ハチロク」をその系譜に持つスプリンタートレノですが、その最終モデルに当たる8代目(AE110)のCMでは武田真治氏に「オレノトレノ」と言わせていました。全くひねりのない、実にストレートなオヤジギャグコピーに思え、例えるなら水泳の飛込競技で真っ逆さまに落ちるかのようなキレのなさを覚えます。
 ちなみにこの型、自分は勝手に「エーイーイットオ」と呼んでいましたが、Wikiの記述によると「ヒャクトオ」とか「イチイチマル」と呼ばれてたそうです。ひとつ前の7代目(AE100)は「ヒャク」、「イチイイチマル」だったそうですが、誰も「百式」とか呼ばなかったのかな。

スズキ・スイフト

 現在でこそ「コンパクトスポーツ」なイメージが確立されたスイフトですが、そうなったのは2代目からで、初代スイフトについて言えば完全に「安かろう悪かろう」で如何にもいい加減に作ったような車でした。
 コンパクトカーが普及し始めたからうちらもともかく安く作ろうをコンセプトに作ったのか、発売当初から当時の価格帯を大きく引き下げるような安価で売り出され、2年後にはさらに値段を引き下げた上で、「泣く子も黙る79万円」という強烈に加齢臭を感じさせるコピーで売ってました。ちなみにこの値段、当時でも軽自動車より安かったそうです。

 一体何故このようなオヤジギャグコピーが流行ったのか、はっきり言ってかなり謎です。考えたのは自社広報部なのか、広告代理店の連中なのかわかりませんが、どっちかっていうとオヤジ臭さ的に各社広報部なんじゃないかなという気がします。
 もし敢えて現代でこうしたキャッチコピーを考えるとしたら、「この車、俺にアッテンザね」ってのが真っ先に浮かび、次に出てきたのはセリーヌ・ディオンを呼んできてセレナに乗せて、「セレーナ・ディオン」とか言わせるものでした。

 なお自動車業界のキャッチコピー全体でいえば、初代プリウスの「20世紀に間に合いました」が最も価値が高いコピーではないかと私は思っています。当時の時代背景を考えるとプリウスのハイブリッドシステムはオーパーツもいいところで、敢えて例えるなら二次大戦期にアスロックを導入するくらいの先進性だったと考えています。
 ちなみにこのアスロック、ゲームで使ったらめっちゃ便利で使いやすく、それまでの爆雷による潜水艦撃破と比べ劇的に効率が上がって重宝しました。たまにふざけて海上の軍艦にもぶつけたりしてやったけど。

4 件のコメント:

  1. BYDは何でしょうか?習近平ですか? Build Your Dream 中国夢。

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    1.  Build Your Dreamってなんかトヨタっぽいコピーやな。

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  2. 片倉(焼くとタイプ)2018年2月13日 20:24

    日本の自動車業界最大のオヤジギャグといえば『オッサン自動車』ですね。 熱烈な愛好者が
    いる某自動車会社と名前が似ているので、公式非公式を問わず、このギャグをいうと口論・
    喧嘩になる可能性があります。  ちなみに私は オッサン自動車とはどういう意味だと
    問い詰められたら、「天才バカボンにでてくる架空の自動車会社ですよ。 決して中高年
    男性に人気の車を作るあの自動車会社とは一切関係ないですよ」と詭弁を弄するつもりです

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    1.  「オッサン自動車」は確か何かの資格試験対策用問題集で出てきた単語でしたね。「ホントダ」とかも確かあって、にやにやしながら見てたのを覚えてます。
       なんとなくですが、自動車業界全体でこういうオヤジギャグが好きな人が多い気がします。なお親父ギャグじゃなくこちらは下ネタですが、トヨタがこのところ売りだしている「TNGA」は何度みても「TENGA」にしか見えず、「もしかしてこれを狙ってこんなネーミングしたのか?」と最近疑っています。

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コメント、ありがとうございます。今後とも陽月秘話をよろしくお願いします。

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