先日、買い物の帰りに上海市内にあるコメダ珈琲に寄って、まとめ買いした「煉獄のカルマ」という漫画を読んでいました。知ってる人には早いですがこの漫画、今度アニメ化する「五等分の花嫁」の作者が作画しており(原作は別の人)、内容も自殺という重いテーマであることから一時期話題になった打ち切り作品です。個人的には好きだし絵柄も作画している春場ねぎ氏にとって五等分より雰囲気も合っているように思えるので、また機会があれば短期集中連載で復活してくんないかなとか思っています。
それにしても巻末のおまけ漫画が面白い。
話は戻りますが漫画数冊分を読むためブレンドのラージ(32元=約510円、ちょい高いような(;´・ω・))を頼んで読み終えスマートフォンで電子決済し、家帰ってウキウキワクワクと昼寝しようと思ったらなにやらスマホがチカチカ。何かと思ってみたら、先ほど支払った32元の代金が返金されていました。
この時点で恐らく、コメダ側が何らかの操作ミスによって自分に間違って返金したのではないかと思い、面倒だけど明日になったらもうわけわかんなくなるだろうから、もう一度お店に行かなくてはと考えました。ただ昼寝が最優先であったために2時間ぐっすり昼寝した後、起きたら小雨が降り始めていて嫌だなとか思いつつ、自転車に乗って再びコメダまで行ってきました。
店に着くと幸いなことに、会計した人とは別ですが昼間の時点にいた店員をすぐ見つけられ、さっそくスマホの電子決済代金確認画面を見せながら、「代金を支払ったのに何故かその後返金された」と伝えたところ向こうもすぐ合点がいき、「すいません、こっちの操作ミスで返金してしまいました」と、自分の思った通りの事態が起きていたことを明かしました。
それならばとその場でもう一度代金32元(ちょっと高いような(;´・ω・))を支払って、お礼言われて帰りましたが、電子決済だとこういう操作ミスが今後も起こりうるかもなという風に思います。
何気にというか今回すぐに事態が把握できた理由として、最初の代金決済を行った店員があまりこうした処理に慣れていないように見えたからです。採用されたばかりだったのかもしれませんが、電子決済用のコード読み取り機の操作に少し戸惑っており、返金が通知された時点ですぐに不慣れな操作からミスったのではということが予想出来ました。
こうした場合、代金の決済の間にはアプリ会社、若しくは金融会社自体が挟まるため、当事者同士で直接やり取りすることが実は難しかったりします。現に私もコメダ珈琲の店舗に直接連絡とろうかと思いましたが決済確認通知からは連絡を取ることが出来ず、直接店舗に赴くしかありませんでした。
現金での支払いなら釣銭間違えとかは起こりうるでしょうが、まさか代金丸ごと返金みたいなミスはまず起こりえません。一方、電子決済の場合は操作ミスによってはこういうことも今後起こりうるだけに、そうした場合にはどんな対処をするべきなのかとかも考えておくべきかもしれません。
2 件のコメント:
日本では企業の囲い込み戦略のための電子マネーが乱立しており、まだまだ電子決済の普及は遠いようです。すでに普及しているSuicaなどのインフラ系マネーで決済できるチェーン店はコンビニやファストフード店が多いですが、これがもっと多くのチェーン店で普及すれば便利ですし、自社マネーでの囲い込みより利益につながると思います。
電子決済とクレジットカードの紐づけは、PayPayの事例を見るにセキュリティ面で信用が置けないという印象を与えられました。そもそもPayPayのような投資ファンドが手掛けた決済会社がクレジットカードの紐づけを行う事自体、顧客情報を利用する目的としか思えません。
日本のニュースを見ているとファミマも独自の決済アプリ入れると書かれていますが、おっしゃる通りに乱立ぶりが目に余りますね。自分としては過去にも述べた通りSuicaを発展させる形式が望ましいとみていましたが、事ここに及んではもう期待できないでしょう。内心、WeChatPayがLINEに乗っかってくれば一気にシェア取る気がします。
PayPayについては知ってはいたものの、あれってクレジットカードとの紐づけだったとは知りませんでした。多分日系企業は報じないと思いますが、だとすると小売店側かソフトバンクが負担する手数料はそこそこ行くように思え、あまりメリットは感じません。そういう意味なら、セブン銀行を自前で持つセブンアンドアイが電子決済やったらおもしろいかもしれませんが。
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