先日、また自動車のプラモを購入しました。残業しまくったせいでいつでも好きに休める身分(仕事さえなければ)であり、早く次の休みにでも作りたいのですが、このプラモキットを見て思うところがありました。
「赤いやん……」
買ったキットの外箱に描かれている塗装色はオレンジなのですが、中身のボディパーツを見ると割とベタッとした赤色しており、なんとなくシャアっぽい色になってます。まぁ自分でプラモを塗装することもないし組み立てるのが目的なのであまり気になりませんが、ふとここで思ったのは、「シャアカラーはよくコラボあるけど、ザクカラーはないやん」ってことでした。
シャアカラーと言ったら言うまでもなく赤ですが、過去に自動車ではトヨタのオーリスがバンダイナムコとコラボレーション企画を行い、「シャア専用オーリス」と銘打ったコンプリートカーを売り出したことがありました。っていうか中古車出回ってるんだな。
ナビとかシールとか外付パーツとかもついていますが、コラボ当時私が思ったこととしては、「ただの赤いオーリスでも言い方次第だな」といったところで、割とボロい商売に見えました。一応メディアにも取り上げられてそこそこ盛り上がりましたが、オーリス自体が人気がなくその後ブランド名すら廃止され、現在は「カローラスポーツ」と名乗っていますが、正直あまり売れているようには見えません。割と自分はハッチバック好きだから気に入ってたけど、値段と性能見るとびっくりするくらい納得しました、売れない理由が。
話は戻りますが、シャアとのコラボ企画は多いのになんでザクとのコラボ企画、というよりザクカラーの自動車は出ないのかがやや不満です。言うまでもなくザクはガンダム作品を代表するモビルスーツであり、あのベタッとした光沢のない緑色は一目見るやザクかガチャピンしか連想できず、もっとコラボがあっていい気がします。というより、まちなかでもかなり目立つから塗装ラインナップに入れても十分でしょう。
それこそ定番カラーに入れるのが難しいのなら特別仕様車として、さっきのオーリス見たくコラボ企画みたいな形で「量産型仕様」といった感じで売り出せば、私みたく心動かす消費者が少なからずいると思います。
宣伝文句もガンダムのセリフは応用しやすいものが多いです。私だったら大気圏突入時のセリフをもじって、
クラウン「少佐ー!買ってください!」
シャア「口座には一括購入できる現金はない。気の毒だが」
アムロ「ローン払いがあるじゃないか」
こんな感じのセリフでCMをながすことでしょう。
ただこのコラボ企画を行う場合、ザクカラーだけではややもったいないです。それこそガンダムとのコラボ企画でやるのなら他のも取り入れたいところで、さっきのオーリスみたくただの赤い塗装を「シャア専用カラー」と言うだけ言ってみるのもありでしょう。これでも物足りないならブルーの塗装を「ランバ・ラル専用」、ブラックの塗装を「黒い三連星カラー」などと称して、黒い三連星カラーは「三台買うとジェットストリームアタックが付いてくるぞ!」なんていうのもありでしょう。
っていかもとからある塗装色でも、こういって言い換えるだけでもなんかプレミア感がつく気がします。
このほか使えそうな色だと、シルバーを「ザクⅢカラー」といった挙げ句、通常のザクカラーと全く同じ色なのに「ザクⅢ改カラー」と無駄に分けるのも面白いかもしれません。それ以上にやばいのはホワイト色で、これを「シン・マツナガ専用カラー」などと言ったりしたら松永さん来たらもうこれ買うっきゃないでしょみたいな感じでプッシュできそうで怖いです。
それにしてもこうして書き連ねてて思うけど、最近の新しいガンダムって無駄にカラフルなものが多く、トレードカラー的なものが少なくなってる気がします。やっぱ単一色って大事です。
2 件のコメント:
個人的にはシャア専用の赤は、量産機の緑があってこその色だと思うので、単に赤くしたものにシャア専用と名付けて商品化するのは違和感があるんですが、マーケティングの偉い人にはそれがわからんのです。
あくまでもザコの中に、色違いのやたら強い奴がいる(スライムに混じってドラゴン並みの強さのスライムベスがいるイメージ)というのが「シャア専用機」の魅力だと思うのです。
そういう意味では、元々ザクっぽい色の商品にこそシャア専用にする価値があるのかもしれません。
この記事でも出てくるザクⅢですが、あれはやはり強すぎた故か、あまりザクとして定着しなかった気がします。UCには出てきたけど。
子供の頃とは違って、やはり量産型のほうが設計的にも重要だと感じることが増え、やられ役だからこその設計というか、ザクはそういう意味で完成されている気がします。あのダサい緑色からして。
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