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2021年3月4日木曜日

虚偽答弁が横行する国会証人喚問

菅首相、NTT接待の調査徹底し対処 谷脇総務審議官、会食認め謝罪 参院予算委(時事通信)

 はいというわけで先日証人喚問で「東北信者以外には接待受けてない」と証言した内容があっさり嘘だとバレた谷脇さんです。ついでに言えば「絶対こいつ他にも接待されてるよ(σ・∀・)σゲッツ!!」と一昨日言ったら、その翌日に当たる昨日に谷脇さんと同じくNTTから接待受けてたことがばれた山田前広報官ですが、こっちはもう一般の方らしくて呼ばれないそうです。給料を自主返納とか言ってたけど、退職金も自主返納したらどうかと誰か提案してもいいと思います。

 そうした点はさておき一部で他の方も指摘してましたが、近年の国会における証人喚問の虚偽答弁の横行ぶりはさすがに目に余ります。「記憶にない」と回答を曖昧に拒否するだけではなく、「それはない」と否定しておきながら文書などを確認すると明らかに事実と食い違っていることが多く、今回の総務省接待問題も明らかに最初から分かっているくせに虚偽の答弁をしたと状況的に推察されます。
 何気にこの虚偽答弁がすさまじかったのは森友問題における佐川元国税庁長官で、文書記録などと明らかに一致意思ない発言を繰り返しながらなんにも処罰されず、起訴も免れています。逆を言えばこれ以降から官僚などの証人喚問において、「記憶違いでした(∀`*ゞ)エヘヘ」と後で言えば、国会で虚偽答弁しても一切処罰されずに許されるという悪しき慣例が出来上がってしまった気がします。

 さっきも言いましたが、かつても「記憶にない」と言い続けてみていて腹立たせる証人は少なくありませんでしたが、近年はさもカレーパンを食べるかのように平然と虚偽答弁をしてのけて、あとでバレてもだから何と居直るようになるなど、明らかにグレードアップしています。刑法的には黙秘権はあるが、虚偽証言を認める権利は確か日本にはなかったと思えるのですが、自然法的になんか成立しそうな勢いです。
 この点について誰の記事か忘れたけど国会軽視もいいところだと指摘されており、私も非常に同感です。真面目にこのまま放置しておくとこの問題はかなり大きくなりそうなだけに、法制化してでも罰則つけるべきだという風に思います。半端な罰金刑じゃ物足りないので最低でも懲役半年くらいにして、また立場的にも虚偽証言が認められるはずのない官僚、検察関係者に関しては、もう一段高い刑罰を設けないとこのままじゃ収まらないでしょう。

 さらに踏み込むと、先ほどの「記憶にない」発言にもそろそろ釘を刺すべき時期にあると思います。具体的にどうすればいいかというと、その発言を行った内容の事実認定に関しては発言した証人の意見は前後一切無視してもよいというルールを作ればかなり良くなるのではないかと思います。
 具体的には、外出や面会記録などで特定人物と会ったとされる記録があれば、「記録にはそう書いてあるけど実際は会っていない」、「数分あいさつしただけ」などという発言の訂正を一切認めず、またそこで何を話したかについても後から何言っても考慮しないという風なルールにしてしまえばオールオッケーな感じします。何がいいかってこれ、適当な人間に「あいつ、こんな人物と会ってああいうこと話してたぜ(ΦωΦ)フフフ…」という風に第三者に言わせればなんだって思いのままにできるってことでしょう。それが嫌なら記憶振り絞って思い出してもらえばいいわけだし。

 ちなみに上記の「覚えてない」発言への対策はリアルでやることがあります。というよりも、私の場合は相手が覚えていない内容まで全部覚えていることが多く、何かに拍子に相手が「覚えてない」と言ったら、「俺は覚えてる」と言って、当時の状況や発言を一から十までひっくり返し、「そんなこと言ったっけ?」と向こうが焦って止めようとしてきたら、「覚えてないと言ったあなたにわかるわけがない。俺は覚えてるけど」と追い打ちかけられます。真面目に論戦になった際、「そんなこと言ったっけ?」、「そうだったっけ?」と相手に言わせたら、もう自分の価値が確定するくらいに自分のペースに持ちこめられます。

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