話は本題ですが物価高騰がこのところ取り上げられる日本において、今回一番気になったのは飲料でした。
基本的に円安の恩恵を受けるため毎日セブン銀行で人民元をせかせか1日10万円を課金し続けるためコンビニで売られている飲料を観察していますが、100%果汁飲料の値段が明確に高騰したなと最初に感じました。かつてはそれこそ1パック100円程度とほぼ最安値だったのが現在はどの店も180円前後、しかも量も400mlなどと抑えられて売られており、生鮮品の価格が高騰しているのだなと感じさせられます。
なお中国では以前から100%果汁飲料のほうがコーラなどの清涼飲料より高く、「日本では逆なのに……」と自分は思っていました。現在は日本も中国も果汁飲料のほうが高くなったわけで、逆に今まで何故日本では安かったのかが気になるようになっています。
次に未定的になった点として、取り扱われる飲料の種類がかつてと比べて大きく変わっている気がします。箇条書きで挙げると以下の通りです。
・お茶系飲料が増えている
・味付きサイダーが増えている
・エナドリ系が減っている
お茶系、特に紅茶に関しては従来からあるレモン、ミルク味のほか、フルーツグレーバーの紅茶飲料が依然と比べ急激に増えた感があります。BOSSブランドもかつては缶コーヒーだけだったのに今や紅茶でも展開されてて、しかもよくわからないフルーツフレーバーで売られており、なんというかBOSSのブランドイメージがよくわからない方向に来ている気がします。
そうした紅茶系飲料と同様に、炭酸飲料もなんかグレープ味のサイダーなど味付きサイダーがやたら増えた気がします。所詮はサイダーなので買って飲んでみてもやはりサイダーに過ぎず、あまり飲んでて満足度は高くありません。
以上二つの動きを見ていると何となくコスト削減のため取扱品種を少なくしつつ、既存飲料をフレーバーだけ替えて種類を多く見せようという戦略なのかなと類推しています。ただかつてと比べると明確に飲料の種類が減っているように思え、数日間コンビニに通うともうこれはと思う飲料がなくなり、選択の幅が狭まっている感が強くあります。
そんな飲料種類の縮小のあおりを最も受けていると思うのが、モンスターをはじめとするエナドリ系です。自販機などを当たればオロナミンCやデカビタCなど定番商品を見つけますが、何故かコンビニではこれらのエナドリ系がおいておらず、最初はもうこれら商品がなくなったのではないかと勘違いしました。
以上の通りでオチらしいオチもないですが、たかが1年とはいえ店頭における飲料のラインナップがかなり変わってきていることに驚きを覚えています。中国なんかだと300~400円くらいするややプレミアムな飲料もコンビニで置いてあるのですが、日本ではそう言った商品が少なく、正直言って中国の日系コンビニ以上の商品幅が今や狭くなっているとすら感じます。これがいいことか、悪いことかはやや判断しづらいですが。
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