その結果として、やはり依然と比べると夫婦共有財産ともいえる住宅の消費がかつてと比べ拡大しているように見えます。単純にタワマンをはじめ高額であるほど住宅の売れ行きがいいとされ、また戸建ての売れ行きもぱっと見悪くなさそうな感じがします。
結論を書いてしまうと、一人当たり収入が減った結果として全体の消費はやや低調であるものの、住宅や自動車をはじめ、価格帯が大きく家族間で共有するような商品は世帯収入の増加を受けて拡大しており、この傾向は今後も続くように見えます。その逆に家族間で共有されず個人に限定して消費されるランチ代などは、今は物価高騰を受け拡大してるでしょうが、今後さらに先細る可能性もあるように見えます。
改めて過去を振り返るとなんだかんだ言いつつ結婚、出産後も働く女性が増え、女性の社会進出はいまだ日本は中国などに遅れてはいるものの、かつてよりは進んできているなとも思えます。伸びしろはまだあると思えるだけにこの傾向はもうしばらく続くでしょうが、生涯独身率がこのまま高まれば世帯年収の伸びは途中で止まる可能性があり、この辺で政府はどのように考えているのか担当者がいれば聞いてみたいものです。
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