昨日の記事書いた後友人から、「(隔離延長になって)周りで騒いでる人いる?」と聞かれ、「一番大きな声出してんのはσ(゚∀゚ )オレ」と返事してました。我ながらほんと近所迷惑だと反省し得ます。
話は本題ですが先週火曜からずっと缶詰にされて、戦時中の如く大家からジャガイモ分けてもらってたまたま半分残ってたカレールーと一緒に煮込んでさっき肉なしカレー食べました。ココイチでもいつも野菜だけのカレー食べてるけど、自宅で食うとなんかいろいろ思うところあります。
たまにカレーの肉が豚肉の家は貧乏だと馬鹿にする人もいますが、自分はビーフカレーより実はポークカレーのが好きです。でもって豚肉でも、肉入ってるだけマシじゃんと今日強く感じます。
本題に話を戻すと、今回の団地(小区)封鎖隔離はそもそも、PCR検査を2回受けるまでの措置と当初説明されていました。ところが隔離開始からしばらくは、いつPCR検査するのか全く発表もありませんでした。その後、3/18金曜になってようやく団地内で行われ、翌日3/19にも行われて、次の日の3/20にはようやく買い物行けるかと思ったら「まだ封鎖するよ」とアナウンスされ、この時点で半ギレ気味でした。
半ギレ気味に明けた3/21月曜には何故かまたPCR検査をやるとアナウンスされて3回目を受けると、次の3/22にも二日連続となるPCR検査が実施されて、さすがにもうこうれで気は済んだだろうとか思ってたら昨日の更なる隔離延長発表で、半ギレからガチギレへと至ったわけです。
時系列で縦に並べると以下の通りです。
3/15(火):団地封鎖開始
3/18(金):1回目PCR検査
3/19(土):2回目PCR検査
3/21(月):3回目PCR検査
3/22(火):4回目PCR検査
3/24(木):5回目PCR検査
上の通り、今日3/24には5回目のPCR検査が行われたのですが、これがこれまでとは明らかに違っていました。
まず組合の人や派遣された医療スタッフたちでしょうが係員が完全防護服姿で、ゴム手袋にフルフェイスガードまでしてました。次に、これまでと違って検査で採取した検体を、一つ一つ個別に容器に分けていました。
実は4回目までのPCR検査では、事前にアプリ(健康雲)で検査申請をしてコードを作ると、コードを読み取るところまでは同じですが、その後検体を採取した綿棒は複数人分をまとめて同じ容器に放り込まれていました。
内心これどうなんだろうとか思ってましたが、どうも一人一人に確定診断を下すのではなく、団地住人丸ごとで陰性か陽性かだけ見ていたようです。つまり、数百人単位の検体をまとめて検査して、全員分が陰性だったら陰性と判断するみたいに。
この検査方法については上海市政府も認めており、緊急対応で人手が足りないためこうしたと言っていますが、前述の通り今日の検査では検体は個別管理に切り替えられていました。
この切替えを見て自分の頭によぎったのは、3/19の2回目のPCR検査です。というのも、検査したら先ほどの検査登録に使うアプリを通して、検査終了後(翌日)に検査結果が表示されるようになるのですが、この2回目のPCR検査結果のみ表示が「検査中」のまま全く変更されません。この2回目と、今日受けたばかりの5回目以外の検査結果はすべて「陰性」と結果が出ているのに、2回目だけは未だ何も結果が出てきません。
以上の経過を見て自分の推察を述べると、2回目のPCR検査でうちの団地で変な結果が出たのではないかと疑っています。もっともうちの団地以外の周辺の団地もまとめて封鎖が続いているようなので、この一帯の複数の団地ひっくるめで検査が行われている可能性もあるので、変な結果が出たのはうちの団地以外の可能性も十分ありうると思います。てかそうであってほしい。
恐らく、自分が住んでいるエリアを管轄する行政は、2回のPCR検査で全員陰性が出たら問題なしという風にしようと当初考えていたところ、3/19の2回目の検査で変な結果が出てしまい、慌てて追加のPCR検査を手配するとともに、封鎖措置を逐次延長することを決めたのではないかと思います。
そうして始まった3回目、4回目のPCRでもまたどっかで変な結果が出たため、もう埒があかないとようやくここで気づき、今日行われた5回目のPCR検査から個人を識別した検査にやっと切り替えたとみています。仮に初回からきちんと個人を識別してやってたら、封鎖範囲とかももっと限定できていただろうし、何度も検査を繰り返す手間もなかったろうと思うと、無為無策によりやらなくていい面倒を抱えさせられたという気がしてなりません。
前述の通り、自分を含む自分がいる団地内の2回目のPCR検査結果は未だ公開されていません。3回目、4回目の結果は出ていることを考えると明らかに不自然な状態であり、ここで何かあったと自分は疑っています。
ならうちの団地に感染者がいるのかって話になってきそうですが、こちらも前述の通り、検査対象を団地レベルでひっくるめた3回目、4回目の検査は陰性と出ており、何より既に1週間以上封鎖されてること考えると、感染者がいたとしても来週月曜の時点で丸2週間経過していることになるんだから、今更なんだって話でしょう。(# ゚Д゚)<今更なんだ!
実際にじゃないですが、近くの別の団地で新規感染者が出たという噂を人伝手に聞きます。なんかこの辺、検査確認で手抜きした結果、感染が疑われる人間がいるっぽいんだけど、具体的に特定できないから周辺丸ごとすべて封鎖してしまえ的な手抜き対応されている気がしてなりません。
その上で、仮に本当に実際に感染者がどっかの団地にいる可能性があるからこんな措置を取っているのだとしたら、特定できていないとはいえ、感染者の隠滅に当たるのではないかという気もします。というより、本当はかなり疑いが濃厚な感染者がいるものの、所轄するエリア内に感染者をこれ以上出したくないからあれこれ適当な理由つけて封鎖期間を伸ばし、なし崩し的に2週間封鎖して、感染者なんて初めからいなかったことに行政はしようとしているのではという疑いも持っています。
ジャーナリストは疑うのが仕事とはいえ、自分は本当に猜疑心の深い人間になったなという気がします。
なお「積み木崩し」といえば家庭崩壊本の代表格ですが、「梨崩し🍐」というタイトルで本出したら売れないかなと前料理中に考えたことがあります。家庭でも戦線でも崩壊していいから。
以上はすべて3/19のPCR検査結果のみいつまで経っても出てこないことを理由にした私の疑いですが、もしこの通りだとしたら完全に行政の不作為によって不要な隔離を強いられていることになり、肉抜きカレーの分だけ恨みが増してなりません。この辺の過程全部JBpressにあげてもいいけど、知り合いが今回の上海の隔離を次で書くと言っているから、ネタうばっちゃまずいよなぁ。