そんなわけで封鎖が明けた最初の週末に早速ニトリへ向かったものの、まだ封鎖明け直後とあってニトリ、っていうかニトリが入っている商業施設丸ごと営業しておらず、購入はできませんでした。しばらく待てば営業は再開するだろうとは思ってたものの、何とかならんかなと思ってネットで見たら直営サイトで通販もやってるとのことだったので、思い切ってその場で会員登録して夏用マットレス(200元=4000円)をすぐ注文しました。
それから1週間が経ちました。
注文して翌日には出荷したとのメールが送られ、荷物の追跡番号もつけられたのですが、出荷地から一切動かないまま1週間が経過しました。まぁ封鎖明けということもあって物流も混乱しているのだし、この辺はしょうがないだろうと思って気にせず待つこととしました。
それから1週間が経ちました。
1週間+1週間、つまり注文から2週間が経過しましたが、荷物は依然届かず、追跡番号で見てもびた一文動いていません。物流も大分回復してきているというのに、さすがに2週間何も動かないってのはおかしいだろうと思い、昨夜めちゃ腹立ちまぎれに「おのれニトリめ……」などと呪詛の言葉を吐きながら眠りましたが、このまま何も動かなかったら金だけとられて商品はずっと来ないと思い、今朝思い切ってニトリに連絡してみました。
連絡方法は直営サイトにあるカスタマーセンターへの文字チャットで、中国語で2週間経ちながら未だに商品が届かないということを注文番号などとともに連絡しました。担当者側もすぐ商品が出荷されながら動いていないということを把握したようで、追って連絡するからと返事しました。
その後正午になって、日本語が話せる中国人スタッフから電話が来ました。ニトリの倉庫や運送会社などに確認したとのことで、結論から言えば私が発注した商品は行方不明になっているということでした。
さすがにニトリ側もこの件に関しては申し訳ないのか何度も謝りつつ、すぐに別の倉庫から、別の運送業者に任せて今日出荷し直すと話しました。実際その後夕方になって、ニトリのサイトからのメールで出荷連絡とともに、また追跡番号が送られてきました。何事もなければ明後日には届くとのことです。
先週あたりからなんかおかしいは思ってはいましたが、まさか自分が頼んだ商品が行方不明になっているとは思いもしませんでした。電話してきたニトリの人によると、やはり封鎖明けの影響から物流がやや混乱気味とのことらしいですが、出荷して、貨物番号も割り振られているのに追跡できなくなるほど行方不明になるって何なんだとか思います。誰かが途中でパクったのだろうか。
まぁこっちとしてはちゃんと金払った商品が届けばいいのと、カスタマーサポートの人を責めるのはお門違いだろうと思い、カッカした性格な自分にしては珍しく、「ご対応ありがとうございます」的に紳士な態度で発送遅延に対する向こうの謝罪を受け入れました。
それにしても今回の件と言い、なんか中国でニトリが絡むとやたらトラブルが多く発生している気がします。これまでも、価格が最も近くにある値札と異なっていたとか、ニトリからの帰り道に自転車で転倒して耳切って大量出血したりとか、組立椅子のねじピッチが明らかに違うとか、敷パッドが宣伝内容と違ってズレまくるとか、自分のブログで検索するとやたらニトリネタが多いです。
もっともこれらのトラブルに関しては、今回の配送はどちらというとニトリというより運送を任された宅配業者の責任の方が重いし、自転車でこけたのもニトリとは無関係で自業自得です。まぁそのほかは、ニトリ側に若干問題があったと思うトラブルでしたが。
ぶっちゃけ中国にはホームセンターが少ないのと、自転車でちょっと走りに行くのにいい距離なためよく通っているせいでこういうことが多いのだとも思いますが、それにしてもなんかニトリの買い物にはトラブルが付きまとってくる気がします。自分にとってニトリは鬼門か何かなのかなどという風にふと思ったところ、改めて考えてみたら実際にというか、自分の自宅からみてニトリの店舗がある方向がガチで鬼門に当たるという事実に、今日気が付きました。これって偶然?
そんなクーロンズゲートな友人みたく風水信じているわけじゃないですが、ニトリ=鬼門説に関してはこれまでがこれまでなだけに、ちょっとビビってます。でもって、ニトリに関しては少し付き合い方を考えてみた方がいいのかもしれません。っていうか今まで鬼門舐めてたけど、これからはちょっと避けるようにしよう。