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2014年12月14日日曜日

今回の総選挙について

 今日は朝から右目の奥が痛いと思って目薬さしてましたが昼過ぎに眼球というより頭が痛いことがようやくわかり、おかゆ食べてから頭痛薬のんでほぼずっと寝てました。体調悪くなるのも久々だなぁ、パーカーだけという薄着で走り回ってるせいかな……。
 
 話は本題に入って選挙の話。今回の選挙ほど評論や解説のしようのない選挙はかつてないと思いますが結論から述べるとなるべくしてなった結果で、自公大勝というのは当然と言えます。むしろ逆に何故民主党は負けたのか、敗因があまりにも多すぎて何が一番重かったのか順位付けするのがかえって難しいです。
 それでも敢えて一番大きな敗因を挙げるならば、海江田党首を早くに下ろさなかったことが根本的な原因ではないかと思います。民主党内にはほかにまともな人材がいないのもよくわかりますがそれにしたってこの人の無能ぶりは際立ってて(中国語はそこそこうまいけど)、今回の選挙同様に前回選挙でも小選挙区では落選してたんだし、資格なしということで早くに貴って別の人立てていたらまだ違ったんじゃないかという気がします。その民主党ですが選挙中、というより選挙前からもそうですが何も政策討論というか政策対案を出さず、こう言ってはなんですが政策で争うのではなく失言などのスキャンダルで与党と争っていたようにしか見えません。有権者もさすがに馬鹿じゃないんだからその点をちゃんと見ていて今回のような結果を生んだ気がします。
 
 むしろ今回の選挙結果で注目するのは、昨日の時点で敗北宣言をしていましたが橋下大阪府知事率いる維新の会の低迷でしょう。一時期はあれほど勢いがあったというのにわずか二年程度でこれほどまで力をなくすというのは際立っており、その要因を探ることは絞殺の価値がある気がします。まぁこの問いに答えるのは簡単で、橋下府知事自身が迷走をというか迷言をやりだした上に維新の会メンバーに普通の感覚すら持ち合わせていないおかしな人材が選出されて徐々に支持を失っていった結果であるのですが。
 
 選挙後の展開ですが解説するのもばかばかしいくらいにこれまで通りと言えるでしょう。せいぜい言えば自公で三分の二の議席を握れるのだから国会運営がこれまで以上にスピーディに捗るようになる程度です。しかし政治運営に関してアベノミクスはほぼ完全に行き詰っているので景気が好転する可能性はほとんどなく、安倍首相の支持率が劇的に下がることはないでしょうがかといって大きな進展は期待できないでしょう。
 それに付随して言えるのは、そろそろ安倍首相の後継者について考え始めなければいけない時期です。特に2020年の東京五輪を控えているだけにどの首相がこれを担当するのかはよくよく吟味して選部必要がありますが、目下の所で世代的にこれという有力候補がいないというのが今の自民のお寒い所です。知名度で言えば小泉進次郎議員が圧倒的ですがさすがに彼の年齢だとまだ若すぎるきらいがあり、彼より一世代上の世代で安倍首相は後継者を作る必要があると言えます。まぁ私の中には意中の候補は既にいますが、石破議員なんかは年齢的にも能力的にももう厳しいのだからそろそろ控えたらと促したくなります。
 
 
 最後に上記のニュースについて、「お前はもう黙ってろ」と言いたくなりました。

4 件のコメント:

片倉(焼くとタイプ) さんのコメント...

渡辺喜美氏が落選したとたんに東京地検特捜部から、8億円借入問題の件で事情聴取の要請を受けた
ようです。 これを見ると、小渕優子氏が、「逃げるという選択肢はなかった」といって自民党の公認を
要請した理由がわかりますね。世間一般から呆れられても、地元の支持がある限り、権力の座に
居座ることができ、捜査の手も及びにくいのですから。
小渕氏の政治資金使途不明額は噂レベルですが1億円にもなるそうです。実に野々村竜太郎33人分
にも相当するので、うやむやにしてほしくはないです。

民主党は「夢は正社員になること」というCMを放映していましたが、肝心の党首が落選して正社員
どころか無職になるというしまらない結果になってしまいました。

花園祐 さんのコメント...

 小渕に関しては受かるだろうとうすうすわかっていても、自分も納得できませんね。厳しいことを言えばあの選挙区の人間は鳩山由紀夫元首相の選挙区の人たちと大差ないなと考えています。渡辺善美氏はある意味、先が楽しみな人物になってきましたね。
 海江田氏に関してはネットで、「アベノミクスのせいで無職になった」と書かれていたのが変に真理を突いてて笑えました。

上海忍者 さんのコメント...

キミはいつ総選挙に出馬しますか?

花園祐 さんのコメント...

 政治屋にはならないと中学生の頃に北斗七星に誓ったから出馬しないよ。