2014年12月20日土曜日

声を失った酒田市長に対する辞職勧告案について

 またなんか香港で動きがあったのか知りませんが今日の夜の時間帯はやけにVPNが繋がり辛く、あれこれしこ錯誤しているだけで位時間も費やしてしまいました。仕事をするなら最高の環境で、と言いたいところですがそんなのは甘えであって不利な状況下で必要とされるパフォーマンスを発揮してこそ一流だという自負がありますが、さすがにネット環境くらいに関してはもうちょっとマシな状態になってもらいたいのが本音です。「企業居点」の方も前は中国のネット回線で作業できましたが、十月くらいから締め付けきつくなってVPNでしか作業できなくなったし。同じWordpress使っている後輩も同じ状況なようで、二人で一緒にため息ついてました。
 ついでに書くとやや説教くさいですが、日本のジャーナリストが政府の規制とか情報統制とか抜かしているのを見ると本気で腹立ちます。数メガバイトの写真ですらまともに送信できない中国で仕事してからもう一度言ってみろと胸倉掴みたくなります。

 一通り愚痴ったところで本題ですが、私以外にも取り上げている方も多いのでスルーしようかとも考えましたが一応記事化しておこうと思います。内容に関しては大きく取り上げられているので知ってる方も多いでしょうが、咽頭がんの手術で声帯を失い、人口声帯を使用している山形県酒田市の本間市長に対し、同市の市議会会派「市民の会」とやらに所属する武田恵子委員が業務に支障をきたすという理由でもって辞職勧告決議案を提出しようと他会派に働きかけていたそうです。もっともこの働きかけは他会派が応じなかったことで流れましたが、この武田委員の行動に対してネット上では極端な行動だとして批判する声が上がっており、また障害者差別に当たるのではと同じ病気を抱える人たちの団体などからも問題視する意見が聞かれます。
 結論から述べると私もこの武田委員の行動は理解できず、逆にこの人に対して辞職勧告案を出すというのなら理解できます。

 武田委員は声が本間市長の声が聞き取り辛いという理由でもって辞職すべしと主張しましたが、ほかの記事でも書かれている通りに聞き取り辛いのであれば聞き取りやすくする方法を探すのがまず第一でしょう。それこそ市長の傍に立って市長の話す内容を復唱する人間を置くなり、パソコンを使って入力した言葉を発声させる方法などいくらでも対策は浮かびます。そうした手段をすっとばして選挙を経て選ばれる市長をいきなり辞職させようだなんてせっかちを通り越して何を考えているのかその無神経さを疑います。しかもこの人の一番わからない点は、こんなすっ飛ばした考えをほかの人間にも平気で口にした上で実際に発議まで持っていった点で、自分が批判されるかもしれないとは思わなかったのか、よくそのような迂闊さで今まで大過なく過ごしてこれたものだと呆れます。

 人口声帯が無くては声が出ないというのはハンデと言えば確かにハンデで、政治家にとって支障がないかと言えば全く支障がないとは言えません。仮にこういうことが中央政府の総理や大臣職などにいる人物に起これば外交や行事参加などの影響を考えると私も辞職もやむを得ないかと思いますが、地方自治体の首長レベルであれば周囲の理解とバックアップさえあれば特に問題はないと思います。またこうした障害を持つ人間もいるのだということがある意味大きく顕示されるので同じ障害を持つ方たちへの理解の広がりにもつながると思えるし、個人的にもハンデを持ちながらもそれに対応していこうという人は応援したくなります。それだけに障害を持った本間市長に理解を示さないどころか一方的に排除しようと動いた武田委員は私からすれば共感の持てない人物であるように思え、議員としてあまりいてもらいたくない人物だと言いたくなります。

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