日本にいる人は今日まで休みでしょうが、中国では元旦だけがお休みで、既に昨日今日と出勤しています。といっても、まだ今年は12月30、31日が土日だった分マシでしたが。
・NHK、紅白大成功の裏で今年のしかかる重圧
・紅白視聴率、2年ぶり40%割れ 安室&桑田出ても歴代ワースト3位 民放1位は「ガキ使」(どっちもスポーツ報知)
さて出勤しながら見ていた日本のニュースで気になったのがこちら。どちらもスポーツ報知ですが上の1月1日に出た記事の見出しを読んで、「えっ、あんな紅白で大成功だったの?」と疑問符を持っていたところ、翌々日に出た下の記事では視聴率はワーストすれすれで大物効果もなくと書かれてあり、なんやねんと正直思いました。視聴率がこんだけわんさか悪いというのに、「これだけ盛り上がってしまうと次回へのプレッシャーになる」なんてセリフがよく出てくるな。
恐らくですが、上の記事はあらかじめしたためていた準備稿をほとんどそのまま出した記事だったんじゃないかと思いまうs。紅白が大成功したという前提で準備稿を書いていたため、後半になって視聴率はワースト近かったと見出しと真逆の内容を書くという、かなりおかしな構成になっています。まぁだったら書き直せよな。
なお私は31日に友人と上海にある居酒屋で最初の方だけ紅白を見ていましたが、はっきり言って非常につまらなく感じました。一部だけ見ておいて言うのもなんですが、出場予定の歌手がほぼみんな「誰それ?」という感じで、楽曲に至っては一度も聞いたこともないようなものばかりでした。ずっと中国にいるということも大きいでしょうが、単純にスターや大物が不在過ぎる構成に思え、だからこそ最初の記事で「大成功」と書かれていたことに違和感を覚えたのでしょう。
一緒にいた友人も、「これなら過去の大物とか、流行歌を出した方がいいのに」と言っていましたが、全く以って同感です。逆を言えば、誰もが知るような流行歌が近年はほとんど生まれず、この紅白の低迷する視聴率はNHKの番組編集というより、ヒットソングの生まれない日本の音楽界不況が主犯であるように思えます。この点について、ネットで見る記事では誰も指摘していないのがやや不思議です。
なお居酒屋ではあとからやってきた親子によってチャンネルを「ガキの使いやあらへんで」に変えられてしまいました。個人的には、ベッキーがタイキックされたところが一番面白かったです。
4 件のコメント:
遅くなりましたが改めまして、
新年あけましておめでとうございます。
まったく同感です!
とにかく勢いのある音楽が本当に少なくなりましたね。
なにか、どこか当たり障りのナイというか、
ネット批判を警戒してというか、
アグレッシヴなサウンドが出てこなくなりました。
この国全体を覆い始めている、
競争力の低下は音楽界にも出てきたように思います。
それと「ガキ使」で浜田雅功が番組冒頭でやっていた、
エディーマーフィーのモノマネネタが、
人種差別だとアメリカサイドからクレームが出たとか・・・
もうアメリカはいろんな意味で終焉を迎えているなという感じです。
黒人は劣っているという概念ありきの逆差別・・・
他民族融和という概念の喪失にほかならないワケで。
というか、
いよいよアメリカ型キリスト教主導(キリスト正義)の時代も、
終焉期に入ったなとみています。
イスラムや中国主導の時代への序曲なのか?
いろいろな意味での混乱期かつ動乱期となりそうな今年、
「世界の中心」中国から発信される花園節、
今年も期待いたしております!!
ではまた本年も宜しくお付き合いのほどm(__)m
こちらもあけましておめでとうございます。
音楽界は傍目にも、90年代の方がやはり優れてましたね。こうした背景について指摘せず紅白の視聴率を語ってしまうあたり、日本の論壇の目もレベル落ちてるのかと思いつつ、敢えてそこまでは書きませんでした。
ガキ使の件は折角なので、このあと書いてみます。またこちらもそちらの記事をいつも読んでおり、ご多忙化とは思いますが今後も更新を楽しみにしています。
明けましておめでとうございます。
日本のNHK紅白歌合戦は中国の春節晩会と一緒に、視聴率がどんどん下がっている一方です。
因みに、キミは紅白歌合戦に出馬しないでしょうか?
まだデビューもしていない。
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