2026年4月25日土曜日

初等教育の重要性、特に国語

 昔友人が、「米国は初等教育に金をかけず、大学などの研究機関の高等教育に金をかける。何故なら世界から優秀な青年が米国の大学に留学するからだ。初等教育を外国政府に負担させ、自分たちはおいしいとこだけをいただいている」と評しましたが、実際その通りだと思いました。ただその結果として、今のトランプ政権が生まれたのではないかと思う節があります。
 偏見かもしれませんが、今「トランプに裏切られた」と言っている米国民はただのアホでしかないと内心思っています。トランプ大統領が耳障りのいいことを口先だけしか言わないことは彼の経歴からも明らかで、また単純に政治実務能力がなく、関税をはじめ余計なことばかりに実行力を発揮するのは目に見えていました。それでも彼を支持して投票したというのは単純に人を見る目、未来を見る目がなかったとしか言いようがなく、アホでしかない結論に至ります。

 まぁあの選挙当時、相手がカマラ・ハリス氏だったことから自分も米国民ならトランプに票入れたかもしれませんけど。

 そもそも彼のような人間が党内の予備選挙に勝つこと自体が色々あれだと思うのですが、その背景として米国の初等教育の低さがあるのではないかと勝手に思っています。初等教育に金をかけてこなかったからこそああした人を担ぎ上げてしまい、尚且つその結果がどうなるのかを見れなかったのではないかという気がします。
 少なくとも庶民層とエリート層の分断はかなり激しくなっていると聞き、この初等教育に金をかけず高等教育にのみ注力することで、米国は選挙方面でかなりおかしな状態に至ってきているように見えます。

 ただこれは米国だけを笑っていられるかというとそうでもない気がします。日本もこのところ闇バイトなどの犯罪犯した若者が「これで捕まるとは思わなかった」、「懲役期間は半年くらいだと思った」などというコメントをよく残しており、どことなく、何をしたらこうなるという想像力に欠けた人が増えているような気がしてきています。その想像力の減少ですが、突き詰めると初等教育、特に国語教育の劣化が原因ではと疑っています。

 昔の記事にも書きましたが、実際に現在の日本の小学校では英語などの科目を増やしたせいで国語の時間が減らされており、その影響から国語や日本語能力が劇的に落ちてきていることが各所より指摘されています。教育関係の仕事をしている友人も同じことを言っており、国語力の低下による想像力の低下が地味に大きくなっているように見え、米国みたく投票した結果がどうなるかがわからず勝手に「裏切られた」という人が今後出てくるのではないかと懸念しており、マジこの辺の初等教育をどうにかしてほしいと思っています。
 結論を言えば初等教育は大事で、高等教育のように目に見える国への恩恵はないものの、ベースラインを維持するためにももっと日本全体で初等教育の充実を図っていくべきな気がします。

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメント、ありがとうございます。今後とも陽月秘話をよろしくお願いします。

注:ブラウザが「Safari」ですとコメントを投稿してもエラーが起こり反映されない例が報告されています。コメントを残される際はなるべく別のブラウザを使うなどご注意ください。