2026年5月27日水曜日

最近の中国の景況感

高校生の命が奪われたのに、抗議船転覆から2週間ほぼ沈黙…元共産党員の"党・しんぶん赤旗"への強烈な違和感(プレジデント)

 ほんとこういう記事を見ていると社会主義系の政党やメディアが「子供の命が大事」というのは完全な方便で、本音では虫けら程度の命と思っているんだろうなと思います。漫画の「みいちゃんと山田さん」の影響からかこのところ露悪と偽善の議論が高まっていますが、私は子供のころから露悪主義で、本音を隠さないことこそが結果的に正しくなると思っており、偽善を気取るこいつらは昔から大嫌いです。
 にしても「人が亡くなっているんだぞ!」という記述を見るたびに、何故かカミーユが浮かんでくる。

 話は本題ですが、最近の中国の景況感は悪くないです。私の家の近くでも長らく放置されていた建物で再工事が行われ飲食店が新たに開いたり、同じく放置されていたビルも解体工事が進められています。ショッピングモールとかでも前よりは空きテナントが減り、街の明るさで言えば以前よりかなり良くなっています。一度閉店したビジネスホテルとかも、改修して再オープンしているし。
 そんな状況について中国人たちは、「どうせ一時的なもので、すぐ潰れるよ」と、何故か冷ややかな目で見ています。というより、以前は「今まできつかったけどこれからはきっとよくなるよ」と前向きだったのに、なんかここにきて急に後ろ向きになっています。でもって、その見方は私も同感だったりします。

 前述の通り、以前と比べると気温も上がってきていることもあってか街中の人通りも増えて、お店も増えて好調そうに見えますが、マクロ経済というかB2B方面は全く改善しておらず、特に高額の耐久消費財の売れ行きとかあまりよくない印象があります。何よりも不動産業界の不良債権に誰も手を付けようとせず、今も負債は拡大し続けていてどんどん手が付けられなくなってきており、今後破綻する不動産会社大手もまた出てくると思います。
 またイラン戦争の影響で原油価格は中国でもある程度上昇しており、これが中小製造業をかなり直撃していると聞きます。実際にB2B業界の会社にいる友人に話聞いてもそれは事実だと言われ、あまり報じられないものの中国の現場製造業は戦争の影響でかなり苦しいし、日本ほどナフサに困ってはいないが原料価格高騰は間違いなく影響していると言われました。

 冷静に考えれば簡単なことですが、日本国内の製造産業は既に大部分が海外に移転しており、王子と比べると既にかなりスカスカとなっており、原料が高騰しようがそもそも原料を使う人間や企業がもはやあんまいなくなっています。反対に製造大国となった中国はこれら原料をどかどか使うわけで、価格高騰のダメージがどっちがでかいと言ったら中国に決まっています。
 その中国も現在は国内市場が飽和しており、製造業はかなり輸出頼みな状況となっています。企業目線で立つと国内市場はもう伸びないから海外進出して海外で売り上げを伸ばすしかないのですが、なんかここにきて中国政府は資本の海外流出を懸念してか、海外送金とかを規制しようとするような動きを見せています。いいぞもっとやれと言いたくなりますが、中国は天邪鬼なので言わないようにしています。

 ぎゃに日本は本人らは築いていないでしょうが、かなり景気がいいように見えます。やはり人手不足で雇用が充足されていることが大きいのと、観光産業がぐんぐん伸びているのが何よりでしょう。もっとも観光産業は景気に左右されやすいため、今後も安泰とみるのはやや浮かれ過ぎだと思います。ただまだ成長余地があり、安価で長期滞在できるような体制をもっと強化することでこの弱点も克服できる気がします。
 ただ欲を言うと観光以外にもう一つ新興産業が欲しい所です。製造業はこの際捨てるべきだと思っているのでそれ以外で、あまり手あかのついていない産業がいいような気がします。

 なお農業に関しては今知り合いが以下の記事を書いてます。

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメント、ありがとうございます。今後とも陽月秘話をよろしくお願いします。

注:ブラウザが「Safari」ですとコメントを投稿してもエラーが起こり反映されない例が報告されています。コメントを残される際はなるべく別のブラウザを使うなどご注意ください。