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2012年12月28日金曜日

中日新聞の安倍内閣批判記事について

「ネトウヨ内閣」「国防軍オタク内閣」… 東京・中日新聞新内閣記事に苦情電話が殺到(J‐CASTニュース)

 自分が一方的に毛嫌いしている中日新聞がまたなんかやらかしたそうです。
 話題となっているのは昨日付の紙面で、第二次安倍内閣の閣僚について各界のコメンテーターからの意見をまとめて乗せたそうなのですがその内容というのも全部が全部批判的な意見しかなく、見出しについては上にも書かれている通り便所の落書きレベルのような悪口が踊ったそうです。昨日の段階でネットで「これはひどい」的な取り上げられ方をしていたのを見ていましたが、J‐CASTの記事によると抗議の電話も相次いでいるそうです。

 中日新聞側は批判的な意見しか載せなかった理由について、「他にも多くの人に依頼したが断られるなどしてこの10人になった」と回答しているそうですが、はっきり言いますが疑わし言い訳です。というのも掲載された10人の論者はどれも自民党にかねてから批判的な人物で、意図的にこういった人たちに寄稿を依頼したようにしか見えません。ある意味、よくこんなオールスターを集めたなともいえるのですが。一人だけ名指しで批判させてもらうと、宮崎学氏は今はどうだか知りませんが以前に「突破者」という著書で「海外マフィアの進出に対抗するためにヤクザを根絶してはならない」と述べ、ヤクザの存在は必要悪だという主張をしたことのある人物で、こんな人に意見を求める中日新聞はヤクザ撲滅にあまりご熱心ではないという姿勢がうかがえます。

 あとこれは中日新聞に限る話じゃないのですが私は今回の第二次安倍政権の陣容を批評する上で何が一番重要化というと、第一次政権時とどう違うのかだと思います。そのため一昨日に書いた記事では官房長官が塩崎氏から菅氏に代わったという点を取り上げましたが、あまりこの点について言及するメディアがないのをちょっと残念に思います。あとよこしまなお願いですが、早く岸田外務大臣がどういう方針を持っているのか、どんな人物だったのかということを特集してほしいです。
 最後にもう一点、前回の記事で書きそびれたのですが未だ以って謎なのは安倍首相の経済ブレーンは誰なのかという点です。こういってはなんですが財務大臣に就任した麻生元首相は公共事業のばらまきしかカードを持っておらずお世辞にも財金政策がわかっているとは思え辛いです。これは安倍氏も同様で、日銀に対する施策や提言はなにかしらジャイアンに対するスネ夫の様な知恵袋がいると思うのですが、その人物が未だに見えてきません。誰かこの点で候補だけでも挙げてくれないかな。

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