友人の上海人が昨日にわざわざ電話で、「最近中国ネタ少ないよ」と言ってきたのと、そこそこ面白いニュースが報じられているので今日は中国ニュースをいくつか紹介します。
・中国、最悪の就職難でも面接すっぽかす新卒者増加
・今年の大卒生、過去最多 内定ラッシュは6月か(人民日報日本語版)
中国では近年、大学進学率が大幅に上昇したことから大学生の数が急増し、日本同様に就職難にあえぐ学生が増加しております。上記のニュースはそんな中国の「大学は卒業したけれども」という状況を解説しつつ、手当たり次第に採用面接に予約を入れる学生がダブルブッキングなどからすっぽかす例が増えていると報じております。
なお下のニュースの見出しに「内定ラッシュは6月か」と書かれておりますがこれについて私の方から補足すると、中国の大学は日本とは違って入学時期は9月ごろで(学期初めも)があり、卒業時期は大体5~6月頃となります。なので日本みたいに卒業より大分前に内定を得るというわけではありません。もう一つ付け加えると、学期シーズンで言えば中国の方がグローバルスタンダードに準じており、4月入学なのは私が知る限りだと日本と韓国だけです。
・日本少年恶搞热门动漫 “吃人”照走红网络(東方早報)
中国語で何書いているかわからないと思いますが、見出しの訳は「漫画における”人食いシーン”、ネットでの写真投稿相次ぐ」といったところです。これは今アニメも放送されている「進撃の巨人」に触発された日本のネットユーザーが、漫画に出てくる巨人が人を食べるシーンを遠近法を利用して疑似再現し、写真を撮ってネットにアップすることが流行っていると報じるものです。これらの投稿写真が出回っていることは前から知っておりましたが、中国でも報じられるとはなんていうか意外です。ちなみに「進撃の巨人」の中国語訳はそのまんま「進撃的巨人」です。
・冷蔵庫が爆発 食品保存に注意(人民日報日本語版)
中国の爆発ネタと言ったらサーチナの記事が有名ですが、なんか人民日報でも対抗意識持ったのか似たような記事を出してきました。ちなみに人民日報の日本語版記事ですが、書いているのは日本人記者が多いし、経験者に実際会ったことがあります。
で、このニュースに書かれている内容ですが、誕生日ケーキを買ってきた際に付けられていたドライアイスを何を思ったのかペットボトルの中に蓋をして冷蔵庫に置き、爆発させたとのことです。幸い怪我人はいなかったとのことですが、爆発させた本人は注意書きがなかったとしてケーキを売った店に賠償を要求しているそうで、私にとって中国のあの喧騒が懐かしくなってくる記事です。
2 件のコメント:
このご友人とは、上海忍者さんでしょうか(^^)
わたしは、ひそかに花園さんと上海忍者さんの、日本海をまたいだボケとつっこみのコメントの応酬を楽しみにしています。
今までに一番笑ったのは、
「No comment、、」
「コメントないなら書かないで」でした。
ぜんぜん、記事と関係なくて、失礼しました。
おっしゃる通り、ここで書いている友人とは上海忍者です。書いてくるコメントはどれもフリーダムですが実際の性格もいつもあんな感じで、話す度に「上海のマンション買ってよ」とおねだりされます。
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