行楽シーズン真っ盛りですが、日本のレジャー施設についてこのところというか日本に帰ってきてからよく思うことがあります。その思う内容というのもタイトルに掲げた、駅中施設の増加です。
日本に帰ってきてから東に西にあれこれ移動しておりますが、都市部の駅ではどこも駅内部に食品販売店や雑貨店が出店するようになり、また渋谷のヒカリエや東京スカイツリー駅にあるスカイツリータウンなど駅と連結した複合施設も数多く見るようになり、確実に3年前と比べて増加していると断言できます。その上で今後の展望を述べると、こういった駅中、駅連結施設は今後も増えていくことが予想され、逆に車で行くような郊外型レジャー施設は先細る可能性があるように思えます。
こう考える理由はいくつかありますが、まず第一に駅中、駅連結施設が確実に増加して話に聞く限りだと比較的好調な売れ行きを続けていると聞くからです。実際に足を運んでみると確かに人が多く、また駅と連結していることからお年寄りなども足が運びやすいようにも思えて将来性が高いどころか確実に伸びる分野だと言ってもいい気がします。二番目の理由ですが、先にも述べた通りに今後は高齢化が進んでお年寄りはますます増えます。お年寄りにとって車でどっか行くよりも、電車に乗ってそのまま買い物し、そのまま電車で帰るパターンは非常にのりやすいと言うべきか、事情にあっている気がします。
そんなわけだから今後、昔みたいに鉄道の沿線開発がなんとなく進むかもしれません。そしてその逆に車でドライブしていくような郊外型施設は段々と厳しくなって久野ではないかと思うわけなのですが、ただでさえ若者が車に乗らないというか変えない状況でもあるので、道の駅とか苦しくなるんじゃないかなぁ。
2 件のコメント:
SUICA等IC乗車券の普及も駅中施設増加の一因です。IC乗車券の普及により、(紙の切符の)券売機
を撤去でき、券売機の前の並び場所を、販売施設に
転用できるようになりました。おまけにIC乗車券
に決済機能も持たせたため、駅中施設や隣接する駅ビルでの買い物がしやすくなりました。
また私の住む所では、新幹線が延伸し通過駅になって在来線特急が廃止になったため、在来線の改札を
廃止し、通路や店舗を入れていました。
まあ、一番の理由は人口減で、首都圏といえども運賃収入が将来的に先細る中、あいている土地を
遊ばせておく余裕はないという鉄道会社の事情が、駅中施設の増加の一番の理由でしょうね。
IC乗車券の普及も確かに大きいですね。あれが出来てから目的地を気にせずどこでも降りられるようになりましたし、買い物などにも使いやすくなったことから駅中施設も価値を持ってきたように私も思います。
うちの家の近くの駅も小さな駅なのですが、中に本屋が出来てて日本に帰国した際はびっくりしました。
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