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2014年7月17日木曜日

小保方氏論文に対する早稲田の対応

 最近時事批評ばかりでオリジナリティのある記事が書けてないなと我ながら思うものの、昨日書いた「不死身の弁護士」という記事に関しては久々に読み物としてそこそこ面白く感じられるものが書けたと自画自賛に浸っていたところ、潮風大使さんからもコメントもらってなんかちょっといい気分に浸りました。
 そもそも時事批評が増えているのは単純に「これ書きたい!」とか「これ解説してみよう!」というような意欲がこのところ湧かず、とりあえず更新するために一応やっとくか的にその日に浮かんだものをパッと適当に書くことが多いためです。なんでこんなの増えてるのかというと何度も愚痴ってていい加減にしろよと自分でも思いますが、今借りている部屋の有り得ない騒音に集中力がかなりかき乱されるため、マジでやる気が失せているからです、今日なんかも過去最大音量、自分が全力で壁叩くよりもでかい音が室内で延々となってたので、引っ越してまだ二ヶ月弱ですがさすがにそろそろまた引っ越そうかと思います。引っ越す前に大家に向かって、「てめぇ知ってて黙ってたのか?」と一回くらいは凄もう。
 
 
 そういうわけでまた時事批評ですが、上記リンク先などの報道によると、STAP細胞の捏造で今年の流行語大賞も視野に入りつつ偽科学の歴史に名を刻んだ小保方氏がかつて早稲田大学で提出したコピペ論文について早稲田大学は、提出時の手違いということで小保方氏の博士号を取り消さないという発表を下しました。結論から述べると早稲田大学の理工学部は底辺もいい所だと思うのと同時に、今年この学部に受験する奴の顔とか見てみたいなと言ったところです。
 
 件のコピペ論文は私の記憶が確かなら全体の半分に当たる箇所がまるまるどっかのホームページからの引用で、実質論文の体を成していないものだったはずです。小保方氏はこの論文について草稿を間違って出したと言い訳して、早稲田の調査委員会は本来出そうとしていた完成版を確認したと述べていますが、本当に確認したのかな、本当にそんなのあるのかなと正直言って疑います。そもそも草稿の時点でコピーした文章を貼り付けること自体が私にとっては有り得ないとしか思えず、こんな言い訳で納得する人間というのは学問に関わってはいけないようにすら感じる次第です。
 
 そして一番肝心なのは、この時コピペ論文を出した小保方氏は後年、STAP細胞論文で加工した画像を出すは、そもそも内容自体が捏造としか言いようのない実験結果を出すなど、大きな問題を起こしているという点です。仮にこの博士号取得の段階で彼女を学界から追放していれば、博士号などやらなければ日本科学会の歴史と信用に泥を塗ることもなく、理研のかねてから問題ある体質も明るみに出なかったと考えると早稲田理工学部は小保方氏を致命的な点で助長させたとしか思えません。言ってしまえば、本来排除すべき人間を世に送り出してしまったというべきか。
 
 聞くところによると早稲田発の論文では小保方氏以外にもコピペの疑われるものが多数見つかっているとのことで、今回の子の小保方氏への対応はほかの人間への影響拡大を恐れてのもの、処分を広げないためのものとみて間違いないでしょう。しかしそれが許されるかと言ったらそんなわけもないし、そもそもそういう質の低い人間が教育を担っているということが分かったのだから潔く落ちぶれるのが本来あるべき姿ですし、そういう意味でこんな問題起こしておきながら早稲田理工学部に入ろうとする間に対して私ははっきりと軽蔑します。
 
 この問題に限るわけじゃないですが、どうしてどの組織もよりによってこんな無責任な奴がと思える人間が責任を負う立場に上るのか不思議でしょうがありません。大分前に皮肉って「日本じゃ無責任な奴が昇進して責任のある奴は落とされる」と書きましたが、あながち間違ってないし、また日本人も世の中そうあるべきだという態度が少なからず見えます。

2 件のコメント:

片倉(焼くとタイプ) さんのコメント...

11月頃にはSTAPの再現実験結果がでるらしいから、その結果により彼女がペテン師かどうかが
ハッキリするでしょう。

小保方さんが卒業したのは理工学部ではなくリコー学部(コピー機という意味)だったという揶揄が
ありましたが、 リコーも理研が母体となった企業でしたね。

花園祐 さんのコメント...

 リコー学部とは世の中うまいこと言うやつもいるもんですね。
 ちょっと今回の記事ではきつく書きすぎかなと思ってもいるのですが、そもそもこれだけ材料そろってるし、例の釈明会見も結局感情論だけでなんの事実関係の説明もなかったので私の中で彼女はペテン師扱いしてます。