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2014年12月31日水曜日

今年書いた記事について

 年も瀬ですがこっちの本番は旧正月なのでいまいち盛り上がれない状態で今パソコンに向かっています。何気に旅行から帰ってきたばかりのため約二週間分の洗濯物をさっきまとめて洗濯機に放り込んだら途中でエラー出て止まったりと、相変わらずの運の悪さが年末にも来ています。
 さて年末を締めくくる今日のこの記事ですが、差し当たって急いで書く記事もないので一年を振り返る意味合いも兼ねて2014年に自分が書いた記事の中で印象に残ったものをいくつかピックアップして紹介しようと思います。そんなわけで改めて右にある過去記事の履歴ツリーをちらちら見ましたが、我がブログながらその膨大な記事数には一目見てげんなりしました。

 まず今年一番傑作だと自負する記事に関しては全く迷いがなく、「人材派遣企業各社の平均的マージン率」を挙げます。アップ当時から周りに、「この記事は大手新聞の一面を飾っても恥ずかしくない」と豪語し続け、現在においても確実にアクセス数が伸びていることを考慮すると非常に良いテーマに手を付けたなという達成感を覚えます。この記事に関しては近々にも続編を書いてみようと考えており、現在の時点でも非常にワクワクしています。

 次にこのブログに恐らく一番期待されているであろう歴史記事に関して言うと、「二次大戦下のフィンランド前編 後編」の記事が個人的に一番納得する出来でした。アップ直後から複数の読者から、「当時、フィンランドがあんな風になっていたなんて知らなかった」などという言葉と共に賞賛を受け、私自身も大国に挟まれてしまった小国がどのようにして国家の危機を切り抜けたのか、その外交や戦争におけるギリギリの駆け引きを拙い文章ながらこうしてまとめられたのは非常に幸福に感じました。
 同じく歴史記事だと、ちょっと主旨が違いますが「何のために歴史を学ぶのか」が歴史を学ぶ意味についてそこそこいい感じに書けた気がします。案外こういう問いに対する回答案というのが見つからないだけに、未踏のテーマに手を付けたなとも思えます。

 読者からの反響が一番大きかった記事であれば、「やる気のある無能」の記事が自分の想定以上にあちこちからコメントが来ました。友人からは、「あれ見てほんま納得したわ」と言われるし、親父からはこの記事を見せた会社の同僚全員が、「こういう奴っていますよね」と全肯定したなどと、サラリーマンであればあるほど共感が得られた記事だったように思えます。書いた本人としてはほかにもこういうテーマの記事書いてる人はいるだろうと思っててそんな反響ないかなと思ってただけに、想定外の反応に非常に驚きました。

 経済関連の記事だとそれほど多く書いてはいないものの、「中国のビジネスホテル市場2014年版」と「九州丸ごと特区化の提案」がなかなか内容もまとまっていて納得しています。ただ経済系の記事はほかのと比べて反応がやや薄い傾向があるのですが、九州丸ごと特区化の話は多分四年後くらいに同じ内容の話がどこからか出てくるんじゃないかと期待しています。
 このほか単純に読み物として面白い記事だと「不死身の弁護士」が小話として内容もあり、また文章も飛んだり跳ねたりしていてなかなかグッドです。そのまんまどっかの雑誌のコラムにもこれは使えるような。

 最後に、基本毎年大暴れというかおかしな行動を何かしら起こす自分ですが、そんな自分の身の回りで起きた出来事を書いた記事が案外読み返して面白かったです。どれもこれも今年前半に集中していますが、夜中に猫同士のケンカの声で起こされた「深夜の決闘」、買ったポーチが異常に砂利臭くて交換してもらった「PSVitaの付属品に伴う懊悩( 一一)」、そして何よりも雪降る深夜に外で長時間待たされ死ぬ思いした「楽しい楽しい帰宅難民体験(;´Д`)」が今思い起こしても強烈な体験でした。
 それにしてもどれも「普通こんなのってあんの?」と思う妙な体験ばかりで、書いてる本人ながら「お前適当に話作ってね?」と疑いたくなるものばかりです。今年に限るわけじゃないけど、なんかトラブルに巻き込まれやすい体質してるのかもしれません。

2 件のコメント:

サカタ さんのコメント...

明けましておめでとうございます。

フィンランドの記事と歴史は何故勉強するのかと帰宅難民の話を読みました。フィンランドの記事は自分のしらない歴史事情の話でかなり興味深く読ませていただきました。以前旅行でヘルシンキ空港に寄ったときにめちゃくちゃ流暢な日本語を話すフィンランド人を思い出しました。にしても欧州人は綺麗だ。

何故歴史を勉強するのかの記事は自分も娯楽だと考えていた節があったので共感しました。また、旅行に行ってもそこにいた武将の事や地域の歴史に興味がわくなど、それだけで楽しいですし人生を豊かにしてくれるものだと考えます。また、歴史の人物の一生からこんな行いをする人は将来どうなるかなど人の勉強じゃないですが、先人の行いを勉強して自分の生き方を考えるのは非常に有益なことのように思います。

帰宅難民の件では、お疲れ様としかいいようがありません(笑)岐阜は割と雪が降るので対策ができているのか、そこまでのことはないのでびっくりしました。ただ、花園さんの記事で笑うことは少ないのですが、11時のウワァとしか書いてないのとこで笑わせてもらいました(笑)


花園祐 さんのコメント...

 明けましておめでとう。
 ヘルシンキ空港とはまたレアな場所を通りかかってますね。フィンランドに関しては今年はフィンランド名物のムーミンが別な意味でブレイクしましたが、改めて二次大戦当時の歴史を見て新鮮に感じたのと、大国間に挟まれた際のギリギリの駆け引きとはこうあるべきだというのが垣間見えて、ほかの人にもぜひ伝えたい内容だと思いつつ書きました。
 自分も旅行では歴史関連の観光地を第一に回りますが、こういったところを楽しめるというのはやはり歴史という教養があってナンボで、他の人にも楽しむ余地広がるのだからもうちょっと興味持ってもらいたいところです。
 あの帰宅難民記事の「ウワァ」に関しては、何かしら明確な意図があってメモったのは覚えているものの、肝心のその意図を忘れてしまってて自分でも全く意味不明でした。普段から意味不明な行動は多いものの、寒さで追い込まれていたこともあっておかしくなってたのかなぁ……。