2016年10月31日月曜日

日本でビジネスバッグを見て

タフなビジネスマンが持つべき3wayビジネスバック(ドラゴンブログ)

 後輩がビジネスバッグに関する記事をこのほどアップしましたが、ちょうどこの件で私も言いたいことがあったので相乗りしようと思います。どうでもいいけどこの前近い年齢同士で、「ラブワゴン」の思い出話したら少し盛り上がりました。私は一人で「デブワゴンの企画もあったらよかったのに」とほざいてましたが。

 先々週末、私は日本に一時帰国して野暮用を済ませていたのですがその際に夜遅くの電車の中で、今まで一切気が付かなかったある事実に気が付きました。その事実というのも日本の会社員が持つビジネスバッグの特徴で、身も蓋もない言い方すればみんなダサいビジネスバッグを使っていると感じました。

 私自身、そんなビジネスバッグにこだわる人間でもなく今使っているのもノンブランド品で一万円もしないような鞄ですが、そんな私の目から見てもその日の夜に満員電車の中で見た会社員らが持つビジネスバッグはどれもダサすぎるように思え、なんでもっといいのを持たないのか素直に疑問を覚えました。見た感じの印象で述べると大半の人が如何にも安そうなビニール製のぺらっぺらのビジネスバッグを使っており、真ん中で折ればきれいに半分に割れちゃいそうで、っていうかビジネスバッグというよりむしろ中古ノートパソコン買った時に無料でついてくるようなバッグしかもっておらず、中には革製の鞄を持っている人もいましたがお世辞にもきちんとした皮でなく合成皮革製で、しかもかなり使い込まれたのかしわくちゃになって色褪せ切った鞄でした。

 まだ入社したての若い子とかリクルーターならそういう安いのを持っているのもまだ理解できますが、そこそこ年齢の行ったような会社員ですらまるで安さを競おうとでもいうかのようなぺらっぺらの鞄をみんなして持ち歩き、ほんと誰一人としてまともそうな鞄を持っていなかったのは個人的になんか衝撃的でした。加えて言えば、中国ではドレスコードにうるさくないのもあって大半の人はリュック背負って通勤していますがそういうのを除くと、上海のビジネス街を出歩く人の鞄と比べても日本人が持ち歩いている鞄は見劣りするレベルです。

 よく入社したばかりの若手に先輩社員が、「時計は人に見られるものだからいい物を買っておけ」などとどこの会社でも先輩風を吹かす人がいるとは思いますが、私としては時計以上に鞄の方が客に見られる機会が多い道具なんだからその理論ならこっちにも金をかけるべきだと思うものの、少なくともパッと見た限りだとこの方面にお金をかけようという日本人は極端に少ないような気がします。何もめちゃくちゃ高い物を買うべきとまでは言いませんが、なんだかんだ言いつつ値段を上げると耐久性がよく長持ちする上、収納性、外観などで2000円程度の物と一線を画すようになるので、個人的には多少お金出してでもいいビジネスバッグを使った方がいいと思え、少なくともパソコンバッグを流用するのだけはやめといたほうがいいでしょう。

 改めて考えてみるといま日本のアパレル業界で勢いあるのは減益したユニクロを尻目に増収増益を重ねているファッションセンターしまむら(福利厚生がかなりいいらしい)でしょうが、ユニクロは置いといて品質やデザインよりも価格の手ごろさを売りにしているしまむらが勢いあるっていうことは、それだけ日本人が着飾るという意識が落ちてきている証拠かもしれません。もちろんしまむらが悪いわけじゃなくここは私も個人的に贔屓にしている会社ですが、日本帰って男性衣料品店を回っているとどこもチェック柄のシャツしか売ってなくて、なんでこんなに日本のファンションの範囲は狭いんだと前から感じていたこともあり、いいものを求めるという意識が明らかに落ちてきているのかもしれません。西武グループもこういったこと最近言わなくなったしなぁ。

 なおビジネスバッグについては偉そうに語る私ですが靴に関しては全くこだわりがありません。っていうか高い革靴ほど歩き辛いように思え、いざ突然ショッカーとか野生の解放軍が襲ってきたりしたら全く対応できないため、革靴の中でも比較的スポーティな走りやすそうな奴を常に選んで買っています。第一、鞄と違って靴は簡単に汚れるんだし汚れてナンボなんだしこんなんにこだわってもしょうがないと割り切っています。
 服に関してはYシャツにはそんなこだわる余地はなく、私服についてはほかの大多数の日本人と被らないようにチェック柄だけは買わないようにしています。

  おまけ
 この件を名古屋に左遷された親父に、「ほんとに最近の人は鞄に対するこだわりがないよなぁ」と話したら、「俺も安いのつかっとる」と言われました。もうちょいこだわれやと10分くらい説教しました。

4 件のコメント:

  1. はじめまして。

    量産型社員というか、鞄もさることながらスーツもなんというかペラッペラのダークで、そういう集団がそこかしこにいますよね。私は、日本のある程度以上の年齢の社会人男性は、ダサい・安っぽい恰好をすることが社会的に要請されていると思ってます。

    私もしまむらは好き、ユニクロ大嫌いなんですが、日本人から着飾るという行動がなくなりましたね。晴れの日でないと戦争中みたいな雰囲気で暗いです・・・。

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    1.  コメントありがとうございます。
       これからシーズンですが、冬場のコートも紺かグレーでえび茶色すら最近見なくなっただけに、おっしゃる通りに着飾る習慣がすっかり薄れているように思います。「戦争中みたいな雰囲気」とは言ったものです。
       そもそもビジネスファッションの幅がやはり極端に狭いように思え、もう少し「フォーマルな格好」と呼べる範囲を広げるべきでしょう。とはいえ、来社してきた客がレイザーラモンHGとかふなっしーみたいな格好してたらマジビビる。

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  2. レイザーラモンHGみたいな芸人もいなくなったような気がします。うーん、破壊のエネルギーが世の中に足りないですよね。ふなっしーっぽい雰囲気はそこかしこにあるのですけど・・・。

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    1.  今思うと、レイザーラモンHGが出てきたころはそれだけエネルギーがあったというか景気良かったんだなという気もします。個人的にはああいう意味不明に派手なキャラが好きなので、もっとこれからも出てきてほしいです。

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コメント、ありがとうございます。今後とも陽月秘話をよろしくお願いします。

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