深刻な体力不足のため記事書くのが大分遅れましたが、先々週末に上海で催された漫画&ドラマ「孤独のグルメ」の原作者である久住昌之氏が率いる「スクリーントーンズ」のライブに行ってきました。
久住氏については原作者というよりドラマのエンディングに出てくる「ビール飲むおっさん」の方が通りがいいかもしれません。上の写真はライブ冒頭で流されたドラマでおなじみのシーンですが、実質このドラマは主役は二人いると言っても過言ではないでしょう。
今回行ってきたライブについて説明すると、夏頃に友人の上海人が「久住ちゃん来るから一緒に見に行こうよ!」と誘ってきたことから参加したものでした。友人とその嫁は元々ドラマも気に入っていたことからものすごい乗り気で、自分の分のチケット予約もお願いしていたのですが、当日会場に来てチケット購入番号を見ると2~4番と早く、値段が一回り高いVIPチケット購入者のほぼ次くらいに会場へ入れました。
会場にはライブハウスが開いた間もなくはそうでもなかったものの、開演時間前にもなるとどんどん人が入ってきて実質満杯状態でした。我々は購入番号が早かった上に早めに会場入りしたことでほぼ最前列に近い位置に立てましたが、少しでも遅れていたらこんな写真は撮れなかったでしょう。そういう意味では友人夫婦には感謝です(チケット代をあらかじめ送金しておいたのに、当日また要求されましたが)。
上海市内で撮影されたロケ番組
表向きは音楽ライブではありますがやってきた客としてはやはり「孤独のグルメの人」を見に来たわけで、そうした期待に応えるかのように開演序盤は久住氏と通訳の対談が行われ、また今回の上海来訪に合わせ街中で食べ歩きした姿を撮影した映像が流されました。
その映像の中では臭豆腐と蛇の唐揚げをどちらも「おいしい」と言いながら食べてましたが、臭豆腐には豆板醤をごってりつけて食べており、見ている観客も「えぇっ」って声上げてました。
なお対談の中で、「(ドラマの)1シーズンで大体50~60曲作る」と話していました。
演奏中も常に笑みを絶やさない
大体開演30分後くらいから他のバンドメンバーとともに演奏が始まりましたが、何気に音楽ライブに私が参加するのはこれが初めてです。当時、めちゃくちゃ体力を消耗していたこともあって2時間立ちっぱなしは非常にしんどかったですが、演奏していた彼らは1時間半くらいフルに動き回ってることを考えると頭が上がりません。
ウクレレに持ち替え
会場は圧倒的大多数が中国人で、自分を含めごく一部に日本人が混ざっていた感じでした。中には日本語を唱える中国人客もいましたが、それだけ「孤独のグルメ」がこちらでも受けているということでしょう。
ビール乾杯で締め(観客はビール無し)
この日は昼と夜にそれぞれライブが催され、自分と友人夫婦は昼の部参加でした。夜の部も大盛況だったらしいですがライブ冒頭時に久住氏も、「中国だから人集まるのか心配ではあったものの、こんなに集まるとはいい意味で予想外だった」と言っており、これは私も同感でした。
なお帰り道、友人の嫁が日中合作の「陰陽師」というスマホゲームにはまっていることを聞き、「日本は昔から陰陽師が式神使って戦わせる文化があったから、ポケモンが生まれたんだよ」と昔友人が言ってたことを教えたらものすごい感心されました。っていうか冷静に考えてみると、日本人は昔から自分の手を汚さずに手下を戦わせるんだなと思うとなんか変な気持ちになりました。
2 件のコメント:
当日、久住氏と飲みに行ったですか?
あの後一緒にプロントでコーヒー飲んで帰ったやろ。
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