先日、実に3年ぶりに健康診断行ったら血糖値と悪玉コレステロールの値が基準値オーバーで注意されました。原因ははっきりわかっててコーラの飲み過ぎで、普通に2リットルペットボトルを二日に一本のペースで飲み続けていたせいな気がするのでこのところコーラ断ちしているのですが禁断症状やばいです(/・ω・)/
なお今日、「たまにはいっか(´・ω・`)」と思ってまた砂糖たっぷりの清涼飲料水を飲んだ直後から頭痛起こして、やっぱやめないとと自覚しなおしました。ちなみにほかの値だと内臓年齢は18歳、体脂肪率は11.7%とか叩き出し、「マラソンでもやってるのですか?」と管理栄養士の人に言われました。でもって「たまに自転車で100キロ走る」と言ったら引かれました。
・土地を放棄できる制度、政府が検討 要件・引受先議論へ(朝日新聞)
個人的にこのところ一番目を引いたニュースというのが上の記事です。内容を簡単に書くと、すでに半分放棄しているような土地について地権者が望むのならばペナルティなしで放棄を認めっ区有地として収用することを検討しているそうです。現状の民法上でも「所有者のいない土地は国有地として収用できる」とは書いているものの、手続きなどについては一切全く整えられていないため今後法整備を行う必要があるとのことです。
この方針については私も大賛成なのですが、恐らく実施するとなると必ず躓くことになると予想します。というのも地権者が放棄したくなる土地というのは往々にして、アパートなどと一建物こと上物があるからです。この上物処理についても同時に定めない限り、放棄要件が定まったとしても使われずに終わるでしょう。
一部で既に報じられていますが、例えば都会に住んでいるのに父母が死んだあとの相続に困る田舎の実家と土地とか、親戚(相続者)は既に誰もおらず、本人も病院に移っているのに残っている家、あと建てたはいいけど誰も入居しなくなったアパートなどはどれも、不動産税だけが毎年かかりながら一切のキャッシュインフローを生まない負動産です。しかもこれらの負動産は売却しようにも買手が現れないことから売却もできないという、ドラクエ的に言えば「ふこうのかぶと」のような外すことすらできない呪いの武具みたいなもんです。
こうした土地や建物は放棄年数が長ければ長いほどどんどん価値を落とし、事によっては火災や崩落すら起こして周辺建物にも損害を与える可能性すらあります。また犯罪の温床というか勝手に入り込む輩も現れることもあるだけに、所有者に放棄の意思があるならどんどん国や地方が収用して再活用するなりした方が絶対的にベターです。
どうでもいいですが「ストップひばりくん」という漫画で「モアベター」というセリフを見てからこの「ベター」という表現を多用するようになりました。現代日本でこれほど使っているのは私くらいなものでしょう。
話は戻りますがそういう意味で今回の政府の動きは歓迎したいところですが、内容をさっと見る限りだと収用するのは土地に限られているのではと読み取れます。つまり上物がある場合、上物を処分としなければ放棄要件を満たさない可能性があり、もしそのような要件としたら必ず失敗すると予言します。
先にも書いた通りに負動産というのは基本、上物がある物件です。しかも所有者は放棄しようにも上物の処分費用すら払えない状態というのも少なくなく、この点を解決しない限りは土地だけ収用なんておいしい話が成立するわけありません。
ではどうするべきか。私個人の意見で言えばどんだけ金かかってもいいからこの際、上物の処分費用を国が負担してでも土地収用を進めるべきでしょう。放棄者は処分費用の問題が解決されれば安心して負動産から解放されることになり、また収容した土地も、今後金になるかは別として二次災害などは確実に防げます。
ただこの上でさらに提案をすると、上記のような上物処分費用の国負担は時限立法とするべきだと考えます。具体的には政策公布から2年程度を申請受付期間とし、この間に放棄申請した土地建物に限り処分費用を国負担とするというやり方です。
何故こうするのかというと、人間の欲望かららすると、最初こそ放棄しようとは考えるものの「この土地は今は価値ないけど将来もしかしたら価値が上がるかもしれない」等と考えて実際申請するまでには躊躇し、下手すりゃ死ぬまで放棄しない可能性も否めません。こうした決断しきれない所有者たちのケツを叩くためにも、二年間だけ無料で建物を処分する申請を受け付け、それ以降は土地はともかく建物に関しては所有者負担で処分することを放棄の要件とすれば、応募する人も出てくると思います。
場合によっては悪徳業者みたいですが受付開始から二年後に、「ご好評につきもう一年延長!」というのもアリです。要は収用できればそれでいいのだし、第一金払うのは国の側なんだからこれくらいはありでしょう。
最後ちょっと気が早いですが、収容した土地はどこが持つのかについてですが、これはこの際地方に持たせた方がいいと考えています。費用は国持ちなのでやや不公平に感じるところもありますが、そもそも大半の税金を国が持ってくのだし、あと収容した土地の再活用も全部国が決めるというのも、恐らく収容する土地の規模はどれも広くなく点在していることを考えたら非現実的です。
はっきり言って日本の地方自治体がこうしたチャンスをうまく活用できる能力があるとは思っていませんが、それでも一回くらいはボール投げてみて、やれるかどうか任せてみた方がいい気がします。ある意味それで地方を試せるところもありますし。
2 件のコメント:
放置されてる物件って不動産屋も手を出さないような僻地かつ手狭というのが多いので、行政でも民間でもなかなか使い道を思い付かないだろうなというのが正直なところです。
シムシティだったら発電所とか汲み取り施設とか色々置けるんですけどねー。
まず利便性の低い空き地の活用法を考えるところからなんでしょうね。
実際、資産価値で見たらマイナスのような物件ばかりでしょう。ただ区画整理によっては価値を持つ可能性があるだけに、各自治体も有効活用を考えてもらいたいですね。
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