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2020年7月1日水曜日

開幕したプロ野球について

 仕事忙しくて頭動かないので野球について書きます。野球と相撲なら、頭動かなくても記事書ける。

 まず開幕から数週間たち言われていることとしては、今年はホームランが多いという一言に尽きるでしょう。実際序盤のホームラン数で言えば過去数年と比べて明らかに多く、前科というか反発係数が密かに変更されていたこともあり、疑惑の目が持たれるのも仕方ないでしょう。
 ただ個人的には、コロナの影響でピッチャーが調整が進んでいないというのが大きいのではないかと思います。逆にバッターは疲れなくフレッシュな状態で気温の上がった今の時期にピッチャーと対峙するわけだから、素人目にはバッター有利に見えます。

 なおこのニュースに対するヤフコメで、「確かに今年は見ていて違和感がある。中日の攻撃時を除いて」という秀逸なコメントがありました。元々嫌いな球団ではありますが、あの打線の貧弱さは見ていてピッチャーが可哀想に思えるだけに、中日のピッチャーは批判しないようにしています。

 次にチームで言うと、まず阪神が「バースの再来」と呼んだ外国人は大抵失敗する轍を踏みつつありますが、あそこまで打たずに批判されているとボーア選手のこと応援したくなるから不思議です。今日はホームラン打ったそうだけど。
 逆に、投打が非常に噛み合ってて好調なのはロッテでしょう。井口政権の腕の見せ所ですが、過去数年と比べると選手自体もやる気が高まっているように見え、「春の妖精」こと荻野選手も、春が終わっている時点で開幕したこともあって今年は長期離脱せずに頑張ってくれるんじゃないかという変な期待感があります。

 あと同じパリーグだと、投打が全く噛み合っていないのがオリックスでしょう。記録的な負け越しを続けていることもさることながら、山本投手や山岡投手という超エース級ピッチャーに吉田選手という大物スラッガーがいて、どうしてこんなに負けるのかと不思議になるくらいの弱さです。しかもピッチャーが高騰した時に限ってバッターは打たず、バッターが打っている時に限ってピッチャーが炎上するという、もうどうにもならない負の連鎖が続いてます。
 しかもこれがオリックスの場合は長年続いており、監督というよりかはもはやフロントの責任でしょう。まぁパワプロの中で自分はオリックスでプレイし、若月選手からレギュラー奪い取ってV7とか達成していましたが。

 セリーグは巨人と、自分が応援する横浜が競ってて、今日横浜が勝ってゲーム差を0.5としていて非常に面白い展開を見せています。先日、「ヤスアキ」ことストッパーの山崎選手で打たれて敗北という苦い結果を見ましたが、今日はきっちり抑えて二代目大魔神らしく見事な立ち直りを見せてくれてあんしんです。
 なお投手で言うと、ヤクルトリリーフ陣は石川投手に何か恨みでもあるのかというくらい、勝ち投手の権利を得た石川選手の勝利を毎回喪失させています。ここ数年、というか真中政権からヤクルトは極端な打撃変調チームになって、館山氏も引退したし、小川選手も前ほどの迫力ないしで、ピッチャー陣が異常に不安定でやばすぎです。だからこそ高津監督が就任したんだろうけど、やはり今でも不安なままです。

 最後気になるのはソフトバンクで、今のところあまり波に乗れていません。勝手な憶測で言えば、やはりこれまでは飯田氏にして「史上最高の打撃の天才」と言わしめた内川選手の年齢からくる衰えがはっきり出ており、これまで彼が攻撃の中心であっただけに、なんとなく全体として攻撃のリズムが狂ってきているように見えます。彼ほどとなると選手層の分厚いソフトバンクですら替わりはいないということでしょうが、現状から攻撃布陣をどう組み立てなおせるかがカギになるんじゃないかと見ています。

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