2011年12月9日金曜日

正解を見えなくさせるもの

 このブログではあえて取り上げませんでしたが、先日に中国で路上で寝そべっていた女児が車で二回も引かれたにもかかわらず周囲の人間が誰も介抱しようとしなかったというニュースが大きく話題になりました。この現場は監視カメラの映像に残っていたこともあってネットにも動画が流れましたが、さすがに自分は見ることができませんでした。この事件を受けて中国では社会の道徳心について大きく議論が起こり、裕福にはなったかもしれないが道徳が失われたなどという声も持ち上がっていました。

 翻って日本ですが、この中国の事件に対してはやはり批判的というか、これだから中国はというような論調をいくらか見ました。まぁ確かにその通りではあるのですが、その一方で日本もこれを他山の石にしていいものかと私はちょっと懸念していました。さすがに車に引かれても無視するようなことはそうそうないかもしれませんが、それ以外の細かいところで日本人も道徳心が薄れているのではと少し思うところがあります。
 そんな風に思っていた矢先、先日にこのブログの読者からメールで「他人とぶつかっても何も言わない人が増えているように思うがどうでしょうか」という質問を受けましたので、その時の回答内容をここでも紹介しようと思います。

 まずなんで日本人は道徳心が下がった、と少なくとも一部で思われるようになったかですが、根底にはやはり他人となるべく関わりたくなくなったのが一番大きいかと思います。私自身の体験で言えば小学校などで散々に「自主性を持て」と言われてほかの人と違う行動をとったら周りから総叩きにあった体験もあり、かといって型通りの対応を取ったら「誠意がない」と言われたりして、なんというか世の中を生きてて正解が見えないような印象を覚えたことがあります。ある人には通用してもほかの人には全く通用しないとでもいうのか、そういったことがどんどん増えてきてだったら初めから可能な限り接触を持たないように、揉め事に関わらないようにする人が増えているのではないかと思います。

 じゃあどうすればこういった状況を打開できるのかですが、私はそもそもの原因は「正解を見えなくさせている存在」があるせいだと考えています。その見えなくさせている存在については敢えて説明することを避けますが、そういったものを排除するのが最も確実で適当な処方だと見ており、自分もその一助にならんと活動を続けています。

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