今日はちょっと寒いのでパソコンを炬燵に移して今記事を書いていますが、やっぱりというかキーボードが打ちづらいです。っていうかそろそろOA用こたつみたいな商品が出ていてもいいような。
話は本題に移りますが、宿敵である佐野眞一先生が大喜びしそうなビッグなニュースが今日飛び込んできました。
・徳田議員から現金で受領=「無利息、無担保で」―徳洲会の5000万円・猪瀬知事(時事通信)
記事の内容は皆さんも知っての通りだと思いますが、東京都の猪瀬知事が選挙活動で運動員を買収した疑惑から関連事務所や系列団が現在捜査を受けている徳田毅衆議院議員より、都知事選の直前である2012年11月に5000万円もの現金を受け取っていたことが今日までに分かりました。2020年東京五輪を決めて上昇気流に乗っていた時期なだけに、猪瀬都知事の政治活動にとっては非常に致命的でありやや気が早い気もするけど、下手したら辞職にも発展する可能性もあると考えています。
まず今回の事件のポイントを整理します。今回の事件は先程も述べた通りに、徳田議員の問題で東京地検特捜部が捜査している最中に金の受け渡しがあったことが分かったようです。そして肝心要の金の受け渡しについては猪瀬都知事も今日の改憲で事実であると認めた上で、都知事選に出る直前に選挙資金として借りたものだと説明しています。ただ都知事選の選挙費用自体は自己資金で賄えたためで借りた5000万円は手付かずのままだったので、徳田議員への捜査が始まった今年9月に返却したと述べました。
ここから私の意見を滔々と述べていきますが、まぁなんとも突っ込みどころの多い釈明っぷりで笑えてきます。普通に考えたらおかしいだろって言いたくなる点があまりにも多いのでもう箇条書きにして書いちゃいます。
1、無利子で現金5000万円も貸す奴いるか?
2、借用書を作成したと言っているが、なら現物を何故見せない?
3、選挙前の政治資金報告書に何故記載しなかった?
4、使わなかったというのなら、何故選挙後にすぐ返さなかった?
5、でもって徳田議員の捜査が始まったらなぜ急に返した?
6、なんで今まで黙ってた?
7、やましい理由がないのなら、急いで返す必要はないのでは?
以上7点が私が持つ疑問点です。
特に重要なのは2番と3番で、あるというのなら借用書を直ちに公開するべきでしょう。また仮に借用書が本当にあるとしても、さっきのNHKニュースでも学者が指摘してましたが政治資金報告書に記載しなかったのは明確な違反です。
私としては仮に授受された金額が100万円や200万円なら堅いこと言わず、「次はばれないようにやれよ」で済ませてもいいのですが、今回の場合は5000万円という決して小さくない金額です。ましてやその金の出所というのが、運動員の買収という明確な選挙違反疑惑で捜査されている徳田議員ともなれば怪しい用途に使われたのではないかと邪推したくなります。
事実関係がまだはっきりしていない段階で悪く言い過ぎるのもあれなので敢えてぼかして書きますが、借りた時期と返した時期を見るにつけ同じことをやっていたのではと私は思います。
私は東京地検特捜部のことをあまり信用していませんが、今回の事件に関しては怪しすぎる点があまりにも多いことからきちんと仕事して☆取れよとちょっと応援します。それにしても、あれだけ目が泳ぐ会見も久方ぶりに見たな。
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